吉田恒の為替ウイークリーの記事一覧

チーフ・FXコンサルタントの吉田恒による週間為替展望です。注目通貨ペアの相場動向を解説します。

週の第1営業日に更新
吉田恒の為替ウイークリー
「NFP2000万人減でも株高・円安」は続くのか?
8日発表の米雇用統計で、NFPは約2000万人減少、失業率は14.7%となったものの、米国株高で為替も米ドル高・円安に。一時的失業の割合高く、恒久的失業は限られる、要するに経済活動再開後の雇用回復への期待を受けた反応か。 ただここまでの株価反発は、「下がり過ぎ」の反動が基本。過去の似たケースを参考にすると、底を打ったかはなお微妙。為替の方向性は、株反発が一時的か否かが目安になる。
「金融政策ウィーク」後に株・為替は再始動?!
米ドル/円も株も先週は小動きに終始。これは、今週の日米欧の金融政策ウィークを控えていたこと、そしてより大きな流れでは「下がり過ぎ」、「動き過ぎ」反動が続いたためか。 経験的には、「下がり過ぎ」反動は終盤の可能性。金融政策ウィークを経て、株価の同意が再燃するか。為替の動意再燃はそれが手掛かりか。
株暴落アナロジーで考える米ドル/円の方向
米ドル/円も値動きが安定化。背景は、コロナ発金融市場混乱の一服か。 NYダウは最大37%まで下落率を拡大したが、先週までに18%まで縮小してきた。過去の歴史的株暴落相場との類似なら、そろそろ一時的株反発も終わりが近い。 米ドル/円の新たな方向性も、そんな株の動きが鍵か。
「リーマン・ショック」等を参考に株と為替を考える
3月下旬から世界的に株価も反発傾向となる中で、先週の米ドル/円も底固い展開となった。では、この株反発はまだ続くかといったテーマを中心に、今回は考察した 過去の似たケースなどを参考にすると、株価は安値圏での一進一退が続き、この先安値更新の可能性も残っているのではないか。それなら、為替はリスクオフの円高が焦点か
雇用統計「急悪化」でも米ドル/円下げ渋りの理由
先週の米ドル/円は下げ渋り、特に3日発表の米雇用統計がきわめて悪い結果だったにもかかわらず反発気味での反応となった これは、株、金利、原油などが記録的な「下がり過ぎ」で、その修正が入りやすくなっており、米ドル/円もその影響を受けやすくなっている面が大きいのではないか
「超有事の米ドル買い」一巡で米ドル安再燃!?
先々週までから一変、先週の米ドル/円は112円手前から108円割れへ急落。これは、「超有事の米ドル買い」一巡、一転「余剰」となった米ドル売りへ急転換なのか!? 過去1ヶ月余りは異常なボラティリティーで、米ドル/円も2週間程度一方向に動くパターンが続いたので、今回も予想以上の円高要注意!?
歴史的な「有事の米ドル買い」、この先は?
米ドルは先週一転して急反騰。これは歴史的な「有事の米ドル買い」が主因か 「歴史的な有事」が一息つくと、緊急的に大量に供給されてきた米ドル資金は、「不足」から一転「余剰」となり、そうなると米ドル売りが急拡大に転換する可能性もある!?
米緊急利下げ後の為替の行方、鍵は金利
米ドル/円は先週101円から週末は108円まで急反発。これは、米金利の急反発への連動。米金利の急反発は、空前の「下がり過ぎ」の反動 週明け早々、米緊急利下げで米ドル/円は急落。このまま米ドル/円急落が拡大に向かうかは、先週同様に米金利の動向が鍵か
米ドル/円は保ち合い「下放れ」に一変?!
米ドル/円は2週間前の長期三角保ち合い「上放れ」の可能性から一転、短期間に112円から105円割れへ暴落したことで、逆に「下放れ」の可能性が出てきた 「下放れ」なら、教科書的には100円割れへ向かう見通し 下放れは「ダマシ」か、それとも確実性が高まるかの見極めが決定的に重要か
米ドル/円の行方決める米国株は重大岐路
先週は突如「新型肺炎クライシス」の様相となり、世界的に株価大暴落。それに連れて米ドル/円も先々週から一変、一気に年初来安値更新 このように米ドル/円は株価の動きが鍵。すでにNYダウは52週MAを5%以上と大きく下回り始めたため、この状況が今週以降も続くなら、株安トレンドへ転換した可能性高まる。それとも一時的株安ならここまで。米ドル/円の行方もそんな株次第か
米ドル/円長期三角保ち合い上放れの可能性
米ドル/円は先週の一段高で長期三角保ち合い上放れの可能性出てきた。保ち合い上放れなら、経験的にはもう110円も下回らず125円に向かい一段高となる可能性あり 米ドル/円と米国株の高い相関関係が変わらないなら、米ドル高は株高が手掛かり
米ドル/円小動きの最終局面
米ドル/円の値動きの収縮は、いよいよ108~110円に収れんした可能性もある。つまり、どちらかをブレークすることは、長期的に展開した値動き収縮の終わりの可能性がある
株高・円安「バブル化」の始まり?
先週の米ドル/円は、週初と週末で様相が一変。米国の主要な株価指数は、株安が転換、一気に最高値更新となった 先週の動きは、21年前のように「主要国の実質的な金融緩和」を受けた「株高バブルへの道」の始まりかもしれないのではないか。米国株と米ドル/円の相関関係に変わりないなら、株高に連れて米ドル/円も大幅な上昇に向かう動きが始まった可能性があるのでは!?
「新型肺炎ショック」株安・円高一巡の手掛かり
新型肺炎の影響などを懸念、株安・円高が拡大。旧正月明けの中国株の動向も警戒 ただ米景気回復は続いている。また、過去の「SARS」などの経験からすると、中国から地理的に離れた米国などから、徐々に株安リスク低下の可能性にも注目
株高・円安の一服は長引かない!?
米ドル/円は新型肺炎などをきっかけに株安となった動きに連れて反落。NYダウは昨年10月以降2週連続陰線なし。今回も株反落は長引かない!? 米ドル/円も上昇トレンドなら週末終値、52週MA109円を上回る可能性が高い!?
アベノミクス以来の「1月円安」は続くか
「米ドル安になりやすい1月」に、今年はこれまで2013年以来の「異例の円安」 「異例の円安(米ドル高)」が続くかは、「息切れ」は気になるものの、株高が続くかが鍵
円安1月末112円の可能性
先週は一時107円台へ急落したものの、その後は米ドル/円が急反発 この年明け早々急落したものの、その後反発した動きは昨年と基本同じ 昨年は月末へさらに反発が続いたが、今年もそうなるかは株高が続くかが鍵か
「中東ショック」で円高は「××円」になる
中東情勢への懸念などから、年明けは円高スタート ただ米景気回復見通しの中では、リスクオフは限定的にとどまる可能性 米株と米ドル/円のこの数ヶ月の相関関係が続くなら、NYダウ2万6000ドル、米ドル/円107円まで!?
1月2週までに米ドル/円の方向が決まる!?
1月米ドル/円値幅は過去4年連続で5円以上。2週目までの値幅は過去5年の平均で約3円。新年が始まった途端に、当面の米ドル/円の方向性が決まる可能性あり!?
2020年の為替展望:円安120円超、そして「大逆転シナリオ」
2020年はリスクオンが広がり米ドル/円も120円を超える円安が広がる可能性あり 11月大統領選挙前後しリスクオフに転換、米ドル/円も円高へ急転換の「大逆転」も!?