吉田恒の為替デイリーの記事一覧

チーフ・FXコンサルタントの吉田恒が独自の視点から日々のマーケット情報や注目材料などをお伝えします。
 

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吉田恒の為替デイリー
株安・円高反転の理由と今後のシナリオ
株価は世界的に当面の底を打った可能性があり、そうであればそれと相関性の高い米ドル/円も3月2日の107円前半で当面の底を打った可能性は注目
続々・長期小動き終了後は大相場
米ドル/円は昨年まで3年連続で年間値幅が10円程度にとどまるなど、記録的なボラティリティの低下、「低ボラ」となっていたが、いよいよそれが変わり始めた可能性に注目。
新型肺炎不安でも米1Q成長率予想2.7%
新型肺炎の経済への影響に対して懸念が高まっているが、定評のあるGDP予測モデルによると、1~3月期の米GDP成長率予想は2.7%へ、27日にむしろ上方修正された。 米景気回復が続く中での株安・円高は経験的には限られる。それとも新型肺炎リスクは、そんな経験則も吹き飛ばすのか。大きな分岐点を迎えている可能性。
続・長期小動き終了後は大相場
2月の米ドル/円の値幅は半年ぶりに3円以上に拡大した。経験的に長く続いた小動きが終わった後は、しばらく値幅拡大が続く傾向があっただけに、3月以降も注目か
この先の米ドル/円下落は限定的の可能性
米ドル/円は米株と高い相関関係が続いてきた。それが変わらなければ、今後の行方は米株次第 その米株、NYダウは足元2万7000ドル程度の52週MAまで下落。経験的に、一時的な下落なら52週MAを大きく、長く下回らない 以上から、この先の米国株安・米ドル/円下落は限定的な可能性
新型肺炎の米経済・金利・株への影響再検証
米株安はさらに拡大するか 今後の米10年債利回りは? 「恐怖指数」VIX指数からわかること
円急落の理由と「今後の行方」
2月19日の円急落は、2015年以降、そして年明け以降といった2つの時間軸における米ドル/円値幅狭小化プライス・パターンが崩れたことが主因ではないか 長期三角保ち合い上放れなら、120円超への米ドル高・円安の始まりの可能性も注目
米ドル/円、3月111円、5月113円!?
2019年7月以降の米ドル/円と、21年前、1998年7月以降のNYダウの値動きは比較的似ている。この似た関係がこの先も続くなら、3月111円、5月113円の見通しになる!?
割高警戒圏に突入するメキシコペソ/円
メキシコペソ/円が足元で6.07円程度の5年MAに接近してきた。5年MAを上回ると、割高警戒度が強くなるため、取引に慎重さが必要になるのではないか
ユーロ安の行方で重要な120日MAとの関係
ユーロ/米ドルは安値更新となっているが、これは金利差から大きくかい離した動き 金利差からかい離したユーロ/米ドル続落を説明できるのは投機筋のユーロ売り。これは基本的に、足元1.105ドル程度の120日MAが転換点の可能性
「長期化ながら小幅」のユーロ安
今回のユーロ/米ドルの下落トレンドは、長く続いている割には小幅な値動きにとどまっているというのが、これまでの状況
米ドル/円110円が「壁」になった理由
110円は2015年からの三角保ち合いのトレンドライン上限。長期保ち合いブレーク攻防になったことから、110円が「壁」になったのではないか
豪ドル/円反発メドの考え方
豪ドル/米ドルの年明け以降の下落は金利差からかい離し、中国株安に連れた動き。中国株安一段落なら、金利差からのかい離修正も含め、豪ドルは反発続く見通し ただし豪ドル/円は52週MAとの関係でみると下落トレンド継続中。経験的には、豪ドル反発も52週MA、75.3円を大きく上回らない程度か
長期的小動き終了後は大相場
米ドル/円の月間値幅3円未満はすでに先月で5ヶ月連続。2010年以降の最長記録、7ヶ月に迫ってきた ただ過去の長期的小動き終了後は一転して大相場となった
「NFP予想以上でも米ドル安」の理由
米ドル/円は7日発表の米雇用統計が良い結果だったが反落。株安へ連動したためか NYダウは7日は陰線だったが、先週は大幅陽線。景気回復続く中、週足の大幅陽線の示唆のように新たな上昇相場が始まった可能性注目
続・1999年との類似と米ドル/円「未来シナリオ」
2020年の米国株は1999年に似た展開になる可能性がある その1999年は、新年スタート早々から株高となったわけではなかった。むしろ下落傾向が続いていたNYダウが安値を極め、勢いよく一段高に向かったのは2月中旬から。日銀ゼロ金利政策が、図らずも、株価がバブル化に向かう最後のトリガー役になった可能性 今回の中国の資金供給策は、1999年2月の日銀ゼロ金利政策と似た役割になった可能性
1999年との類似と米ドル/円「未来シナリオ」
昨年の米国株を巡る状況は1998年と類似。1999年に入り米国株が一段高に向かったタイミングは、日銀の2月ゼロ金利決定と重なっていた 新型肺炎対策の中国の大規模資金供給が、1999年2月ゼロ金利のように世界的な株一段高のきっかけになる可能性注目
豪ドル/円の年間予想は67~77円
豪ドル/円の底打ちにはCRB指数の上昇と米豪金利差豪ドル不利拡大一巡などが必要 豪ドルが底打ちするまでは、今年の予想レンジは67~77円程度か
米国株で考える米ドル/円の行方
米ドル/円は相関性の高い米株反落に連れて反落。ただ米株は「上がり過ぎ」が是正された可能性。米株安一段落なら、米ドル/円反落も一段落の可能性
米1Q「成長加速」予想の2.7%
週明けは、旧正月明けで中国の株式市場は「新型肺炎リスク」で暴落する可能性が高そうだが、それがさらに一段の拡大に向かうかといえば、米景気回復との関係からすると微妙ではないか