吉田恒の為替デイリーの記事一覧
チーフ・FXコンサルタントの吉田恒が独自の視点から日々のマーケット情報や注目材料などをお伝えします。
毎営業日更新
高金利通貨投資の「今」を考える
メキシコペソ/円は、過去1ヶ月余りの暴落を経て、短期的には記録的な「下がり過ぎ」、そして中長期的には割高懸念が是正され、割安の可能性が出始めた
「コロナ・パニック」のリスクオフ懸念が続く中で、高金利通貨投資には慎重さが必要だが、投資額を抑制しながら短中長期的な割安圏での買いを試してみる可能性はありか
続・乱高下が続く米ドル/円の見極め方
米ドル/円と相関性の高い米金利や米国株は、記録的な下がり過ぎで、その反動から米金利上昇、米国株高となるなら、それは米ドル/円上昇を後押しする可能性
一方、短期的な下がり過ぎは、中長期下落トレンドの中で起こる可能性が高かった。米国株、米金利の下落トレンド入りなら、米ドル/円は反発も一時的。その52週MAの示唆は!?
ボラティリティーの高い状況が続いており、週明けで前週末から大きく価格が離れた、「窓開け」となることも多いだけに、越週のポジション管理には引き続き要注意
乱高下が続く米ドル/円の見極め方
為替に影響しそうな米金利、米国株、原油などは記録的な「下がり過ぎ」に
ただ、短期的な「下がり過ぎ」は、経験的には中長期トレンド下落方向の可能性示す
米ドル/円が、中長期的に下落トレンドで、一時的な反発なら52週MAを参考に判断か
米ドル/円「週間予想」の考え方
米ドル/円の週間値幅は、昨年は平均1.38円に過ぎなかった
ところが過去5週間の平均は4.8円に急拡大した。このところ、米ドル/円は1週間で4~5円のレンジで動く状況に急変した
FX相場急変時の心構えについて
「コロナ・パニック」が続く中で、為替相場も長く続いた小動きから一転、大荒れの展開となっている
過去における為替相場の急変時、2008年リーマン・ショック後の動きを参考にして、「相場急変時の心構え」を考えてみる
米ドル/円101円で当面の底打ちの可能性
先週は記録的に「長い下ヒゲ」。過去の似たケースを参考にすると、米ドル/円は101円で当面の底を打ち、この先底値更新があるとしても早くて夏以降といった見通しになる
拡大するリスクオフの「行き過ぎ」
90日MAからのかい離率でみると、米国株、米金利とも2000年以降で最高の「下がり過ぎ」に。「下がり過ぎ」の反動で反発も入りやすくなっている可能性
為替のリスク資産と位置付けられる高金利通貨も、この間の急落で一転して割安感が浮上
緊急特集:「コロナ・パニック」で人気通貨の見通し総点検
米ドル:トレンドは円高なのか、それとも円安なのか?
欧州通貨:ユーロ/円、英ポンド/円の見通し
オセアニア通貨:52週MAで考える豪ドル/円の見通し
新興国通貨:メキシコペソとトルコリラ
「原油ショック」は意外に広がらない!?
米金利低下、原油価格下落とも、すでにかなり行き過ぎ懸念が強まり、その修正が入りやすくなっている。それは、米ドル/円を目先意外に下げ渋ることにする要因になる可能性があるかもしれない
【緊急レポート】円急騰の理由と今後のシナリオ
「コロナ・ショック」が拡大する中で、一時的ではなく、継続的な株安、リスクオフ局面に急転換した可能性。その中で米ドル/円は、長く続いた小動きが終わり、その反動もあって大相場へ急転換した可能性
長期保ち合い下放れで米ドル/円は100円割れへ。ただ生産者物価購買力平価95円以下はあっても「下がり過ぎ」か
継続的なリスクオフなら通貨選択は比較的低金利通貨の売り
GDP予測モデルは米1Q「3%成長」
GDPナウの米第1四半期成長率予想は3.1%、GDPナウキャストの同第2四半期予想は1.3
米経済の劇的悪化を警戒した米国株大暴落と、GDP予測モデルの見方にはかい離あり
株安・円高は「一時的」だった可能性!?
米ドル/円と高い相関関係が続いてきたNYダウが4日、足元2万7000ドルの52週MAを回復した。このまま52週MAを上回る推移に戻るなら、大暴落だったが、経験的には一時的な下落に過ぎず、上昇トレンドが続いている可能性が高まるだけに、米ドル/円の観点からも注目
G7声明は「9・11」後の内容に類似
3日に出されたG7声明は2001年9月11日、「9・11」同時多発テロ後のものと表現的に類似性がある。「更なる行動へのコミット」であり、それを見極めながら株価は安定回復に向かう可能性に注目。