相場一点喜怒哀楽の記事一覧

個人投資家の強い味方「トレーダーズ・ウェブ」を運営する(株)DZHフィナンシャルリサーチの日本株アナリスト、東野幸利氏の相場コラムです。

毎週火曜日に更新
相場一点喜怒哀楽
第215回 こういうときは先回り
東日本大震災が発生した2011年3月11日の終値を100として、東証33業種の騰落率をみると、震災直後は「建設」、「鉱業」、「金属製品」、「卸売(商社)」などが復興需要を先取りして上昇しました...
第214回 「恐怖指数」がゴールデンクロス?
信用収縮で下がった銘柄に妙味?本日付けの日経に掲載されていたクレディセゾン(8253)に関連する記事によると、4月から住宅ローンの「フラット35」の上限融資率が90%に引き下げられるそうな...
第213回 来週はどうだろう
同じような話を以前した覚えがありますが、今朝、家を出たとき、「満月」がキレイに輝いていました。9,000円達成でそろそろ高値か~とも思いながら、駅までの長い道のりを歩いていきました。し...
第212回 すごいツールを見つけた!
東証がアローヘッド(次世代の高速売買システム)を稼動させたことに伴って、フル板情報(すべての気配)の配信が開始されました。2010年1月の導入当初の頃は、投資家の間ではメリットやデメリ...
第211回 最初の正念場 【相場一点喜怒哀楽】
TOPIXの新値10本足が陽転!日本株の一段高に期待したい局面ですが、日経平均では戻り売りが出やすい水準(8,900円)に加え、直近の上昇で過熱感もあってか、さすがに上値が重くなってきた様子で...
第210回 一点に集中すると・・・
ダウ平均は昨年来高値12876ドルが早くも視野に入ってきました。図表のダウ平均の月足チャートをご覧頂きますと、2009年3月安値からは5波動構成(三段上げ)の上昇パターンが想定され、現在は201...
第209回 お題「立」の銘柄群、ほか
新年恒例の宮中行事「歌会始の儀」が今日の午前、皇居・宮殿「松の間」で行われたそうです。今年のお題は「岸」。昨年、上昇基調を強めた、海洋土木の五洋建設(1893)は「岸」の雰囲気が指摘さ...
第208回 意外高の妄想
米景気の底堅さがクローズアップされてきました。ダウ平均は年初からの上昇で12500ドル付近まで回復。2011年の高値を起点とした上値抵抗線の節目まできましたが、その節目ブレークも時間の問題...
第207回 大納会・大発会の法則
さて、大納会の終値は12月の月間の終値に加えて、年間の終値、年間の騰落率が確定するという意味では重要。ローソク足の年足が陰線か、陽線かが注目されます。日経平均の1990年以降の年間実績を...
第206回 最後の週ぐらいは・・・
「あれ、引けたの?」と、取引時間中でも止まっているように錯覚してしまう日本株。動かない。ただ、こういう時こそが一番重要かも。来週以降に向けて検討してみましょう。株式市場は米景気の底...
第205回 年足サイン
「直前の陰線を上回る陽線示現は上げの兆候」、年足の買いサインは確度が高そうです。長期のチャートといえば、月足ベースが一般的だと思いますが、2012年の相場を見通すには年足チャートを使っ...
第204回 陽転はもうすぐ
何度かご紹介したことがある「新値足」は、時間の概念を無視してトレンドをとらえる手法です。上昇トレンドなら終値ベースで高値を更新すれば陽線を追加、下落トレンドなら終値ベースで安値を更...
第203回 有り得るかも
欧州債務問題の影響は資金調達や景気など、いろんな形で波及しつつあります。そういった意味では、当面の相場の重荷になることは避けられないと思います。が、それを理由にしてしまえば話は終わ...
第202回 売り飽き
日経平均のオプション取引で、権利行使価格のうち8000円のプットの出来高が増加。同水準での建て玉の積み上がりが話題になってきました。純粋にプット売りをしている投資家は8000円以下にはなら...
第201回 「最低」はある意味チャンス
東京市場で2011年11月15日、東証一部の売買代金が7287億円と今年「最低」を記録しました。米国市場ではダウ平均が横ばい圏で推移しており、ここから一段高か、調整に転じるかを見極める段階にあ...
第200回 株は発想が重要
TPP(環太平洋経済連携協定)交渉。太平洋を囲む国々である東南アジア、オセアニア、アメリカなどの間で関税の撤廃、各国の様々なルールやしくみを統一して、モノ、サービスなどの移動を自由化...
第199回 日経225先物、左右対称なら次は上昇?
昔は同じ業種内の出遅れ株を探すのに、印刷した紙を2銘柄重ね合わせ、天井の照明にかざして値動きのズレをよく見たものです。教えてもらった先輩も既に引退。チャートを毎日のように方眼紙に記...
第198回 嵐の前の静けさ
10月19日の東電株(9501)。上下たった1円しか動かなかったのは、やはり「嵐の前の静けさ」だったんですね。「マド埋め」→「はらみの寄せ線」→「遊びのもち合い」→「十字足」。「基本数値に...
第197回 こんなところに五陽連!
海外勢からの外需関連への買い戻し?今日はコマツやファナックなどの機械株の強さが目立ちました。チャート上では、コマツは陽線はらみ足のアイランド・リバーサルのパターンを形成。アイランド...
第196回 個別株、こんな感じが強くなる
中国の景気減速懸念は高まっていますが、13億人の人口を背景に「消費」の経済成長への貢献度合いは益々伸びる市場といわれます。ただ、自動車や家電製品などの高額商品の消費に関しては、これか...