昔は同じ業種内の出遅れ株を探すのに、印刷した紙を2銘柄重ね合わせ、天井の照明にかざして値動きのズレをよく見たものです。教えてもらった先輩も既に引退。チャートを毎日のように方眼紙に記す、といったような紙ベースの話で盛り上がる場所も少なくなってきました。最近は大幅な人員削減に踏み切る証券会社が多く、益々「株心(かぶごころ)」の強い人がいなくなってきているように思います。

さて、日経225先物の日足チャートのお話です。もう既にお気付きの方もいらっしゃると思いますが、左右対称なのです。

日経225先物の直近安値は2011年9月26日の8290円。その安値から数えて次の10月5日安値までは「8」日間。逆に9月26日安値から過去に遡ること「8」日目は、その前の安値9月13日となります。

そして、10月5日安値から10月18日高値までの「9」日間は、9月13日安値から遡ること、9月1日高値が「9」日目になります。

ということは、9月1日高値から8月22日安値と24日安値までの「7~9」日間と、足元の日柄のリズムが同じであれば、10月18日高値から「7~9」日目の10月26日と28日は変化日? 変化日は、「転換、加速、延長」を認識します。

いずれも、左右対称の日柄ですが、左右の動きは逆です。上がる日柄と下がる日柄が左右で同じということ。

9月26日を中心線に紙を折り曲げる感覚を持つとわかりやすい。10月26日と28日を加速の変化日とみれば、この先は上昇が期待できそうです。

チャートでAのネックラインを上回ったあと、遊び(高値圏もみ合い)が続いていますが、より長期のBのネックラインを上回れば、このモヤモヤ相場とは、おさらばです。

東野幸利
株式会社T&Cフィナンシャルリサーチ