相場一点喜怒哀楽の記事一覧

個人投資家の強い味方「トレーダーズ・ウェブ」を運営する(株)DZHフィナンシャルリサーチの日本株アナリスト、東野幸利氏の相場コラムです。

毎週火曜日に更新
相場一点喜怒哀楽
第274回  ダウと日経、どっちが早い?
5/19付、日本経済新聞によると、2014年3月期の上場企業の配当金が過去最高になる見通しのようです。約2,200社(電力を除く)合計で約6兆3,700億円とか。家計部門は年金や投資信託分をあわせると...
第273回  マザーズの下値メド
東京市場はインデックス(指数)ベースでは裁定買いは活発で、5/15の日経平均は2007年大納会以来の15,000円台回復となりました。しかし、指数が上昇するわりに持株はあまり上がらない、東証一部...
第272回 円はどっちだ!
円相場が動きだしそうです。円安方向か、円高方向かはわかりませんが、対ドル、対ユーロともに価格推移が煮詰まってきており、そろそろ動きだすタイミングではないでしょうか。三菱地所(8802)...
第271回 備えあれば憂いなし
4月下旬に公表された日銀による「展望リポート」では、2年程度で2%の物価上昇率を達成できる道筋が示されました。けど、非現実的な見通しに懐疑的な見方は多いようです。欧州や中国の景気減速...
第270回  ネタは新聞から
モノが売れない円安頼みの業績改善には警戒が必要です。決算発表を終えたキヤノン(7751)や任天堂(7974)の米ADRは、昨晩の米国市場で大幅に下げてしまいました。それを受けて、東京市場では...
第269回  幻のSQ
4/12(金)は4月限のオプションSQ日でした。SQとは、日経平均の先物取引やオプション取引を最終的に決済する価格のこと。先物取引とオプション取引の清算が重なるのがメジャーSQ、毎月あるオプ...
第268回  連想で見る眼
いつかご案内した話だと思います。米国市場の「ダウ平均」とハイテク株が主体の「NASDAQ」の長期株価推移をみますと、「ダウ平均」はリーマンショック後の安値が2002年の安値を下回ったのに対し...
第267回 「後場から様変わり」
キヤノンやコマツなど主力株の一部に軟調な銘柄が目立ってきました。海外株市場に目立って崩れてきているような印象はないですが、特定の悪材料が出たかのような下げ方はあやしい。海外勢の売り...
第266回 株、中途半端な局面
日経平均は配当落ち分を即日埋め戻し、新年度相場への期待感が一段と高まった状況です。今年度相場もいよいよ最終を迎え、期末株価の着地点などが注目となります。1980年以降~2012年までの33年...
第265回 やはり気になる薬
ボラティリティが少し低下してきました。主力株には期末特有の売りなども出ているのでしょうか?上値が重いです。どうせなら、昨年のように3月末の権利付き最終日(3/26)までの上昇を見込みた...
第264回 大底、大天井の逆思考で
日経平均の2月相場は月足で白抜きの陽線(月初の始値よりも月末の終値の方が高い)となりました。昨年8月以降では7ヶ月連続の陽線です。1980年以降、8月を起点として陽線が連続するのは1984年と...
第263回 対等日柄でピッタリ高値!
ドル/円は95円を前に失速の気配が出てきたのでしょうか?2/22に付けた高値94.73円は心理的節目に近いと同時に、2010年5月の戻り高値94.99円の節目が意識されたとみています。2007年6月高値124...
第262回 小売は高値更新!
日経平均は11,500円処で上値がつかえており、個別ベースでも出来高が徐々に減少してきたものが目立ちます。バリュエーション水準が上昇したことに加え、金融緩和策や安倍政権の政策が織り込まれ...
第261回 NTがトレンド変化?
NT倍率(日経平均÷TOPIX)の縮小基調が続いています。NT倍率は日経平均がTOPIXよりも上昇すると拡大、TOPIXの方がより上昇すると縮小する。逆に、日経平均がTOPIXよりも下落すると縮小、TOPIX...
第260回 初動と相場スケール
日経平均は金融危機後の高値(2010年4月高値、11,408円)を更新したことで、バブル崩壊後の安値(6,994円)を起点として二段上げ目に入った公算が高いです。あとはTOPIXがそれに後追いできれば...
第259回 車や銀行もいいけれど
昨晩のうちにダウ平均が14,000ドル台乗せ、そして今日の日経平均は11,400円前後まで上昇、といったシナリオを描いていましたが、全くの見当違いでした。昨日の後場からの上昇ムードに騙されてし...
第258回 この株、放れはいつ頃?
最近のバイオ株物色には打ってつけの材料でした。本日(1/24)のNHKお昼のニュースでがんの「再発」を防ぐ新薬の実用化に向け、近く臨床試験の申請を行うと報じられた大日本住友製薬。同社株は...
第257回 米株チャート
政府側の発言で上げ下げする神経質な展開が続いていますが、国内に限ってみれば、市場を取り巻く悪材料は特段とあるような気がしません。これまで買われてきた材料が少し剥げ落ちる程度、織り込...
第256回 マザーズはこれから!
今年も引き続きよろしくお願い申し上げます。大納会からロケットスタートとなった日本株。まさに「押し目待ちの押し目なし」といった状況になってきました。海外勢に続き国内の機関投資家も参戦...
第255回 市場の法則
年末・年始は少し長めの休暇。9連休にできなかったのが少し残念ですが、一度気持ちをリセットするには十分な期間です。どこまで上がるかわからない強気相場ムードを、少し冷静に判断するよい機...