相場一点喜怒哀楽の記事一覧

個人投資家の強い味方「トレーダーズ・ウェブ」を運営する(株)DZHフィナンシャルリサーチの日本株アナリスト、東野幸利氏の相場コラムです。

毎週火曜日に更新
相場一点喜怒哀楽
第311回 株の騰落ではブレーク寸前?
騰落レシオというテクニカル指標があります。値上がり銘柄数と値下がり銘柄数との比率で計算され、相場の人気をはかるためなどに使われます。日経新聞にも毎日掲載されています。ちなみに、3/4...
第310回 遅行線で株がわかる?
一目均衡表の遅行線とは、現在株価を26(日、週、月)前にずらして描く一本の線です。つまり、週足ならば、現在株価と26週前の株価の位置関係を一目(ひとめ)でみることができます。26週前の株...
第309回 下げ渋りを見逃すな
日経平均は今週に入ってからの上昇によって、チャート上で何か変化があったかどうか。取引時間ベース、終値ベースともに2/12の戻り高値を上回りましたので、いったんは底割れリスクが遠のいた、...
第308回 急反発あり得るかも
海外投資家は2013年、日本株を14兆円~15兆円程度買い越しました。年初からの日本株の大幅調整は、海外投資家の売りが要因であるのは疑う余地がありません。ただ、アベノミクス相場に対する期待...
第307回 始まったばかりの相場
沖電気工業(6703)の株価の切り返しは凄い。2/4に発表された決算を好感しての動きですが、直近の下げ幅の半値以上を取り戻しました。2014年3月期の営業利益予想を240億円→260億円(前期比92.9...
第306回 「決算は今の株価位置がポイント」
国内企業の決算が本格化しています。市場の反応はまちまちですが、決算内容自体にあまりサプライズはないような感じです。ただ、新興国懸念で市場が大きく混乱しているせいで、市場の評価の良し...
第305回 昨年高値からかなり下の化学株
米決算発表が本格化しています。現在のところ、決算に対する米国株式市場全体の反応は限定的ですが、IT・テクノロジー関連の決算が重なる今週(2014/1/20~)から来週にかけての市場の反応が...
第304回 5月に向け調整か?
さて、前回は日本株の見方をお話させていただきました。昨年の上昇の勢いが今年の前半は続くだろう、といった見方でした。しかし、その動きを決めうる米国市場はどうか?ダウ平均を中心に考える...
第303回 波動がみえた!今年前半の日本株
あけましておめでとうございます。本年も「相場一点喜怒哀楽」をよろしくお願い申し上げます。2014年の初回となりますので、現時点での日経平均株価のイメージをお話させていただきます。昨年1...
第302回 やはり気になる年末前後の動き
日経平均の12/18の上げは凄かった!米連邦公開市場委員会(FOMC)を結果が出てないにもかかわらず、結果を好感する米株の上昇を見越した動きだったような気がします。 しかし、このパターンは...
第301回 上昇がイメージできる
年末に近づくと、来年有望な銘柄は何か?と、毎年よく聞かれるし、取材を受けたりします。今年は特に、日経平均が年末近くに年初来高値更新となったため、次の上昇局面に向けて探し甲斐があるの...
第300回 トヨタはコイル型
300回目に到達しました!7年目に突入したところです。改めまして、読者の皆様に感謝を申し上げます。さて、トヨタ自動車(7203)の株価が動きません。東証一部の売買代金が盛り上がらない要因で...
第299回 もち合いは小から大へ
日経平均株価は7月高値を起点とした上値抵抗線と6月安値を起点とした下値支持線とで形成されてきた三角もち合いを上放れ、5月高値15,942円が視野に入ってきました。高値更新は時間の問題との見...
第298回 ダウ2万ドルもありえる
今回は米国市場のダウ平均を取り挙げます。順調に史上最高値更新を続ける一方で、長期のチャート上では節目にほぼ到達したかたちとなっています。リーマン・ショック直後の2009年3月安値~2010...
第297回 来週はIPOが4社も!
日経平均の週足では、26週移動平均線(以下、26週線)の今後の方向がポイントです。今週は既に上昇基調にある13週移動平均線をサポートに上値を伸ばす陽線を形成していますが、依然として26週線...
第296回 後半の終盤戦
今週もチャートのネタでいきたいと思います。日経平均株価です。10月は、5/23高値(15,942円)を起点とした9/27高値(14817円)を通る上値抵抗線のブレークに失敗したことで、もみ合い相場が...
第295回 習いは円安、動きは円高
ドル/円相場はチャート上で三角もち合い(トライアングル)にあるといわれています。三角もち合いの特徴は、①価格がもち合いに入った後に2つの山を結んだラインと2つの谷を結んだラインの延長...
第294回 西洋と東洋の一致点~テクニカル
西洋と東洋のテクニカル指標に一致する点を少し採り上げたいと思います。一目均衡表は、細田悟一氏が長年の研究により考案した「相場分析手法」です。一方、RSI(相対力指数)は、米国テクニカ...
第293回 テクニシャンの集まり~SF編
今年もIFTA(国際テクニカルアナリスト連盟)大会に参加してきました。10月9日~11日にサンフランシスコで行われました。1988年に東京で始まったこの大会は今回で26回目。来年はロンドン、そし...
第292回 分割銘柄の一角に妙味
2014年3月期の上場企業の配当金は過去最高になる見通し。加えて、自社株買いの勢いも昨年以上だそうです。年末に向けて海外勢による日本株買いが再開するとすれば、増配や自社株買いといった株...