相場一点喜怒哀楽の記事一覧

個人投資家の強い味方「トレーダーズ・ウェブ」を運営する(株)DZHフィナンシャルリサーチの日本株アナリスト、東野幸利氏の相場コラムです。

毎週火曜日に更新
相場一点喜怒哀楽
第194回 誰が買ってるの?
8月後半頃だったでしょうか、私が新人証券マンの頃に「株」を教えてもらった先輩(先生)からの携帯メール。いつもそこには、暗証番号のように4桁の数字だけが記されています。そう、まさに個別...
第193回 「1兆円シグナル」
今週も海外投資家動向のお話です。8月の海外投資家による日本株の売り越し額は1兆656億円に膨らみました。一方、年金の手口となる信託銀行は6700億円程度の買い越し。2009年3月以来の高水準です...
第192回「買うべき人が買わないと・・・」
今朝の外資系証券の寄り付き前の注文動向は、29営業日ぶりの買い越し。昨日少し買い株数が増加していたので、そろそろ買い越しに転じるかなぁ~と思っていたところでした。これまでの最長売り越...
第191回 「黒い抱き」は珍しい!
今週の日経平均は一時、3月急落時の安値(8605円:終値ベース)に接近する場面がありました。ただ、当時は出来高が急増した局面でもあり、株価のサポートが期待できる水準に入ったとみてよいの...
第190回 「チャートは遠近両用で」
欧米の債務問題深刻化による外部ショックは想像を上回るものでした。1万円が遠くなってしまった日経平均ですが、8月~9月は下値買いのタイミングになるでしょうか。東京市場は3月に急落があっ...
第189回 「勢力線?」何ですかそれ!
随分と不安定な相場展開が続いています。朝、目が覚めるとダウ平均がとんでもない下げ幅になっています。なのに、NY証券取引所でクロージングベルを笑顔で鳴らしている光景に違和感があるのは、...
第188回 これ、なにギャップ(空)?
任天堂が業績の下方修正を発表した翌日の7月29日、同社株には朝方から大量の売りが殺到。国内大手証券や外資系証券などの格下げなども影響し、一時はストップ安寸前まで売り込まれる場面があり...
第187回 酒田先生、いかがですか?
28日、東京電力株は5日ぶりに上昇。原発賠償支援法案の修正案に株主責任が盛り込まれたこと、原発停止に伴う代替エネルギーの燃料コスト負担増などが懸念され、381円まで売られる場面がありまし...
第186回 クセの予測
昨晩はオンラインセミナー「ナイト・セッション活用のツボ~日経225ミニ」、ご清聴頂きありがとうございました。ナイト・セッション(夜間取引)が翌日午前3時まで延長されたことで、私にとって...
第185回 ナイト・セッションが延長
三連休明け19日より、先物・オプション取引において、大証のナイト・セッション(夜間取引)の終了時間が、23時30分から翌日午前3時まで延長されます。20時から23時30分まで延長した、一年前と...
第184回 今年後半の参考銘柄
NY株、「サマーラリー」のスタート時点に立ったのか?ダウ平均は先週、週間ベースで648ドル高と2年8ヶ月ぶりの上げ幅を記録しました。直近4月高値から6週連続で下げたことで、値ごろ感の自立反...
第183回 確かに競争が厳しい
日経平均は200日線(9863円)あたりまで上昇してきましたが、主力株の動きがさえないせいか、この先は予想が難しい。贅沢なもので、もう少し伸びる気もしてきました。前回お話しした、一目均衡...
第182回 7月前半は何があるの?
東電株の値動きが止まっているせいか、市場全体における個人の資金の流れも止まっているような印象を受けます。主力株は証券などの内需系や直近売られたソニーやソフトバンクなどが物色されてい...
第181回 「半値八掛け」三割引き?
東電株は2011年6月9日に一時150円割れ。この日150円割れの推移は15分程度の間でしたが、148円までザラ場安値を更新したあとは反発し、終値は192円まで値を戻しました。福島第1原発事故による賠...
新興小型株の出番か
日本のIPO(新規公開)。4月、5月は震災の影響で途絶えましたが、4月に上場する予定だったSEMITECと、過去東証一部に上場していた日本ドライケミカルを含めて、6月は現在、6社が上場を予定して...
ここらで途中経過
2011年1月6日付、「今年、上がって欲しい株」のなかで、以下の50銘柄を業績や財務リスクをほとんど考慮せず、ピックアップいたしました。そろそろ、途中経過をみてみたいと思います。少し怖いで...
個別株のベータ値
日経平均株価との連動性を表す指標に、ベータ値(β値)があります。ご存知かもしれませんが、ベータ値とは市場の変動に対する個別銘柄の感応度です。ベータ値が「1」に近いほど市場の変動(日...
急反転
日経平均の週足の一目均衡表。来週は3月急落時に形成した長い下ヒゲ安値が計算対象から消えることになるため、転換線が9138円→9667円に500円程度、急反転する見込みです。足元の底堅い相場は、...
「過去最大」を織り込む
ちょっぴりブレイク!本日の日経平均は大型連休前にもかかわらず買い手がいたのか?4月1日に付けた取引時間中の高値を少しだけ更新(ブレイク)する展開となりました。株式トレーダーとの話しの...
アジア系マネー
日経平均は3月15日の安値から急反発のあと、ひと押しありそうでない相場展開が続いています。様子見を決め込むなか、今度はなかなか下がらない株価に徐々に強さを感じ始め、上昇への期待感から...