今週のマーケット展望の記事一覧

チーフ・ストラテジスト 広木隆が、週の初めに今週のマーケットのポイントと見通し、予想レンジ等をお伝えします。

週の第1営業日
今週のマーケット展望
高値圏でのもみ合いがメインシナリオだが米国次第で続伸も
今週の日本株相場は、普通に考えれば上昇も一服し高値圏でのもみ合いとなろう。日経平均は過去2週間で1,840円も上げた。25日移動平均からの乖離率は7.9%に達し、RSI、ボリンジャーバンド、騰落...
経済再開による景気回復期待と米中対立激化懸念との綱引き
今週の日本株相場は、経済再開による景気回復期待と米中対立激化懸念との綱引きとなろう。懸念が強まる場面では日経平均が再び2万円を割り込む場面も想定される。緊急事態宣言が継続している東...
日経平均2万円を挟んでの攻防 緊急事態宣言解除の行方に注目
今週は日経平均2万円を挟んでの攻防となろう。25日線が緩やかに上向きで基本は戻り相場が継続しているものの、上値も重くなってきている。頼みの米国株の調整が続くようだと、日本株も下方へト...
経済活動再開への期待で堅調な展開 中国の経済指標に注目
先週末発表された米国の雇用統計で、失業率は戦後最悪の14%まで上昇、就業者数は2050万人減少と歴史的な悪化となった。しかし、それにもかかわらず、ダウ平均は前日比455ドル高。ナスダック総...
薄商いの中、金融政策会合の結果を「口実」にした売りに警戒
引き続き、新型コロナウイルス感染拡大の終息に目途がたつかどうかが相場のセンチメントを左右しそうだ。政府は今週半ば以降に、専門家から意見を聴いた上で、緊急事態宣言を延長するかどうか検...
ナスダック100はコロナショックを乗り越えた水準 半導体関連の決算に注目
米国株の戻りが鮮烈である。特にナスダックの強さが際立つ。ナスダック総合は年初来リターンがマイナス3.6%になった。もうすぐ年初来プラスに浮上するだろう。高値からの下げ幅に対しては61.8...
中国の経済指標と米国の新規失業保険申請件数に注目
ダウ平均は先週、一時2万4000ドルの大台を回復、下げ幅に対する半値戻しを達成した。「半値戻しは全値戻し」の格言通り、今後基本的には戻り相場をたどるだろう。出所:Bloomberg株価は半値戻し...
VIX50以下に低下 徐々に落ち着きどころを探る展開 OPECプラス会合に注目
今週の株式相場は、引き続き神経質な展開ながら底値固めの動きと予想する。日経平均は1万8000円台を回復してまずはその水準を固めることが肝要だ。朗報は米国市場が落ち着いてきたこと。先週の...
今週のポイントは主要経済指標への反応と東京ロックダウンの可能性
先週の日経平均は2,836円(17.13%)上昇し、上げ幅、上昇率ともに指数算出開始以来、最大を記録した。実質新年度入りとなる今週は、前週の大幅高の反動や期末要因の剥落、ドル円相場の円高への...
やや落ち着きを取り戻す いったん底値到達を確認
先週のマーケット展望では、さすがに底入れになるだろうと述べたが、果たしてその通りとなった。NYダウ平均の週間下落率は17%を超え、リーマン・ショック直後の2008年10月以来の大きな下げを記...
底入れを探る週に 配当利回り上昇で期末の配当取りも相場の支えに
今週は17~18日に米連邦公開市場委員会(FOMC)、18~19日に日銀の金融政策決定会合が予定されている。FOMCでは0.5%の追加利下げが見込まれていたが、日本時間早朝にFRBは1%の緊急利下げと量...
陰の極を迎えるか 日銀緩和の催促相場でオーバーシュートも
先週末、NYダウは続落し、そして何より為替が円高に振れているので、今週の週明けも売り先行で始まるだろう。先週末で日経平均のPBRは0.99倍。ほぼ底値だと思われるが、シカゴの日経平均先物は2...
底値到達感が台頭するか 日経平均PBR1倍近辺の動きに注目
今週の日本株は底値に到達した感が広がるかがポイントだ。日経平均は2万700~800円がPBR1倍の水準にあたる。いくらコロナウイルスの感染が脅威であっても、ここまで暴力的な下げを経て、日本を...
NYダウ急落、日本株への影響は?
NYダウ急落、週明けの大幅安は避けられないが、その後どこまで戻せるか  中国PMI発表を前にした警戒売りも
引き続き新型肺炎への警戒で上値の重い展開ながら下値も堅い
今週の日本株相場は引き続きCOVID-19(新型コロナウイルス肺炎)への警戒から上値の重い展開となりそうだ。ただし、下値も堅いだろう。先週のマーケット展望で、「一目均衡表の雲の上限に沿った...
週初の売りに警戒 一目均衡表の雲の上で推移する時間帯が長ければ、良い足場固めに
今週は11日が建国記念日の祝日で飛び石連休のようなスタートになる。営業日は4日だが、月曜日は「開店休業」みたいなものだから、実質的に週後半3日しかないと言えるだろう。月曜日は「開店休業...
週初の大幅安は不可避だがその後どこまで冷静になれるか
週明けの東京市場は先週末のNY株式市場の急落を受けて全面安で始まりそうだ。春節の休場明けとなる上海株式市場はほぼ間違いなく大幅安となるだろうから、それを嫌気した売りも重なるだろう。先...
新型肺炎の深刻化でリスクオフに 2万3000円台半ばが下値目処
新型コロナウィルスによる肺炎の蔓延は一段と深刻さを増しており、週明けの東京市場は下値模索の展開となりそうだ。中国政府はすべての団体旅行を中止する命令を出した。これにより特にインバウ...
決算発表本格化を前に横ばい推移の一週間
20日はキング牧師の誕生日で米国市場は休場、今週末の金曜から春節でアジア市場の多くは休暇に入る。その狭間にあって今週の日本株市場は動意薄の展開となりそうだ。連日の高値更新が続く米国株...
米企業の決算、経済指標、米中第一段階合意の署名式に注目
先週のマーケット展望で、「日経平均の2万3000円台前半は拾い場ではないか。なぜなら、米国とイランの軍事的な対立が強まっても、米国株相場に大きな影響はないからグローバルなリスクオフがず...