今週のマーケット展望の記事一覧

チーフ・ストラテジスト 広木隆が、週の初めに今週のマーケットのポイントと見通し、予想レンジ等をお伝えします。

週の第1営業日
今週のマーケット展望
FOMC、EU首脳会議、半導体決算に注目 飛び石連休の前のポジション調整売りをやや警戒
今週から3月相場も後半戦となる。今年度の権利付き最終売買日まではあと残り6営業日。期末特有の金融機関の売りも一巡し、権利配当取りの動きや配当再投資をにらんだ買いなどが入りやすく需給は...
米国市場の底堅さが支えに 日銀の金融政策決定会合が注目イベント
雇用統計のプレビューレポートで、「再び、景気減速に対する懸念が市場の重石として浮上しているタイミングだけに、今回はNFP(非農業部門の雇用者数)の下振れをいつもよりも慎重に警戒したい...
海外株高・円安など外部環境良好で戻り相場継続 全人代とECB理事会に注目
先週金曜日の日経平均は200円超の上昇となり、ようやくエンジンが温まってきたようだ。これだけ外部環境が好転すれば、さすがに出遅れの日本株にもお鉢が回ってくるというものだろう。米国のダ...
大詰めを迎える米中協議の行方が最大の材料に 日経平均はまず半値戻し達成を目指す
米国ダウ平均は昨秋からの下げ幅の84%を取り戻した。2万6000ドル台を回復し、史上最高値更新を視野に捉えるところまで戻った。あと800ドル(3%)上がれば史上最高値を再び更新する。こうなる...
米中通商協議の進展期待などでリスク回避ムードは緩和 日経平均は2万1000円の大台固めへ
先週末シカゴCMEの日経平均先物は前日比220円高の2万1210円で引け、大取終値を310円上回った。週明けの東京市場でも日経平均は2万1000円の大台回復で始まるだろう。今週はこの大台固めの週とな...
日経平均2万円の大台割れを回避できるか正念場 米中の閣僚級貿易協議に注目
日経平均は2万1000円の大台を前に跳ね返され、一目均衡表の雲の上に浮上するチャンスも逸した。先週金曜日は下放れた陰線で終わり、25日移動平均に頭を抑えられたような、非常に悪い形のチャー...
日経平均2万1000円の大台を試す トヨタ、ソフトバンクGの決算発表に注目
重要イベント満載だった先週を無難に通過し、今週はじり高で日経平均2万1000円の大台クリアを試す週となろう。外部の投資環境は好転しつつある。出遅れの日本株も上伸するだろう。先週のFOMCで...
下値不安が相当程度後退も円高リスクは引き続き要警戒
基本的にリスクオフが緩和される方向にある。過度なリスク回避の機運が後退すれば円高懸念も薄れ日本株にとって投資環境の改善につながるのだが、実際には日本株の上値はそう軽くならない。米政...
米株の戻り追随で日経平均は2万1000円の大台回復を試す場面も
先週金曜日の米国株式市場で、ダウ平均が4日続伸し、約1カ月半ぶりの高値で取引を終えた。ダウ平均は前日に既に半値戻しを達成し、さらに上伸した。ブルームバーグが「中国政府が米国からの輸入...
日経平均は2万円を固める動き継続も円高を警戒し神経質な展開
大幅安の大発会で始まった今年の株式相場も、先週は落ち着きを取り戻し、日経平均は2万円を固める動きとなった。FRBが柔軟な金融政策を行う用意があると市場にメッセージを送ったことや米中通商...
行き過ぎた悲観の修正 その第一歩が始まる週に
昨年末のストラテジー・レポートで、今年は行きすぎた悲観の修正で大きなリターンが生まれる可能性が高いと述べた。悲観の極に振り切れた振り子が、大きく揺り戻されるだろう。昨年の大発会は70...
セリング・クライマックスが近い
米国株の大幅続落を受けて週明けの東京市場も急落しているが、さすがにそろそろ下げ止まる頃だろう。移動平均乖離率、騰落レシオ、RSIなどテクニカル面でも売られ過ぎを示すサインが続々点灯し...
重要イベント通過であく抜けとなるか 中国の中央経済工作会議にも注目
先週金曜日の米株式市場でダウ平均は500ドル近い大幅な下落となった。終値は2万4100ドルと5月上旬以来ほぼ7カ月ぶりの安値で終えた。中国や欧州の景気減速を示す経済指標が改めて投資家心理を冷...
米国株の割高感は薄らいでいる 日銀短観、中国指標などに注目
米国株市場の動揺が収まらない。しかし、S&P500の益利回りと10年債利回りの差をとったイールドスプレッドは3.7%を超え、年初来最高水準に拡大している。株式の割高感は完全に薄らいでいる。バ...
今年最後のスペシャル・ウィーク 重要イベント目白押し
まずはなんと言っても米中首脳会談の結果を受けた相場の反応である。米国は中国への追加関税を90日猶予すると決めた。交渉決裂、対立激化の最悪シナリオを回避しただけでも意味があるが、期限を...
米中首脳会談を控えて2万2000円台回復への足場固めの展開を予想
日経平均は2万1500円の節目を意識するような展開が続いている。逆にダウ平均は下放れて2番底模索のような動きとなっているが、日本株はこれに連れ安しなくなっている。日経平均の予想PERは12倍...
材料難から膠着感の強い展開が予想される
今週は材料らしい材料に欠けるうえ、22日は米国市場がサンクス・ギビング・デーで休場、東京市場も23日は勤労感謝の日で3連休となることから、相場は「開店休業」状態、方向感なくもみ合いとな...
大きなイベント通過 もみ合いながら徐々に戻りを辿る展開
米国の中間選挙、国内では4-9月期決算発表という大きなイベントを通過し、引き続きもみ合いながら徐々に戻りを辿る展開とみる。米ドル/円は(そもそもあまり落ちなかったが)10月初めの114円台...
米中間選挙終了で戻りをたどる展開がメインシナリオ トヨタの決算にも注目
今週の最大のイベントは米国の中間選挙であることは言うまでもない。上院は与党・共和党が過半を確保するのがほぼ確実とみられている一方、下院は予断を許さない。民主党が優勢だが激戦区も多く...
いったん下げ止まる頃だが最終的な底入れは1ヶ月先か
「不安定な動きも今週で収束するだろう」と述べた先週の展望は、まったく外れた。米国株のバリュエーション調整という要因しか見ていなかったからだ。相場はすでにファンダメンタルズ以外の要素...