今週のマーケット展望の記事一覧

チーフ・ストラテジスト 広木隆が、週の初めに今週のマーケットのポイントと見通し、予想レンジ等をお伝えします。

週の第1営業日
今週のマーケット展望
米国企業の決算と中国の経済指標に注目
先週末の米国市場は、米中の通商協議が一部合意に達したことを受けて株式相場が大幅高となった。悲観ムードの後退で為替も円安が進んだ。シカゴの日経平均先物は節目の2万2000円の大台を上回っ...
国内景気指標と小売り・外食決算に注目
前週末の米国市場でダウ平均は372ドル高と続伸。ADP雇用レポートの不振で急落した日に空けた窓を埋め、ISM製造業景気指数の悪化で大幅安した水準まで戻した格好だ。9月の雇用統計が警戒したほど...
期末特有の動きに注意 経済指標とニトリHDなど小売りの決算に注目
今週は月末月初週だが、それに加えて四半期末、上半期末でもある。いろいろな期末要因が絡む。このところの相場は需給で動くことが多いので、期末特有の動きに注意したい。まず重要経済指標の発...
権利付き最終売買日に絡む需給要因に注目 期末にかけて堅調推移を予想
先週末の米国株式市場では、米中貿易交渉が進展するとの期待が後退し主要株価指数は下落した。昨日の中国株市場も上海総合指数が大幅反落。先週末には中国人民銀行が実質的な利下げに踏みきり、...
テクニカル的な過熱感、地政学リスクの高まり、そしてFOMCを控えて週前半は一服 後半はFOMC次第で波乱の展開も
3連休明けの日本株は利益確定売りに押されてのスタートとなりそう。一旦は後退していた地政学リスクが、中東の緊張で再び高まった。原油価格の先行き不透明感も悪材料。売りが誘発されやすい。...
買い戻しの流れ継続か 香港情勢が最大の懸念材料
今週の大きな材料は週末のメジャーSQだ。先週、日本株が大幅高を演じた原動力は、香港や英国を巡る政治リスクの後退で売り方の買い戻しが進んだことだ。今週末のメジャーSQのタイミングでさらな...
米国の重要経済指標の発表目白押し なかでもISM製造業景況指数に注目
先週末の日経平均は、米中貿易交渉の進展期待などから200円超上昇し2万700円台に乗せて8月の取引を終えた。ただ、相場のムードは依然として重苦しいままである。9月最初となる週明けの東京市場...
米中対立激化で見送りムード継続 米中閣僚級協議に関する報道が大きな材料に
米中対立が激化するなか今週はいちだんとポジションを動かしにくい。9/1の制裁関税第4弾の発動を目前に控え、どんなニュースやツイートが飛び出すか予測不可能だからだ。ただバリュエーション面...
半導体関連を中心に景気敏感株物色の展開に ジャクソンホール会議のパウエル議長講演に注目
先週ダウ平均は荒っぽい値動きとなったが、ざっくり言えば800ドル下げて半値の400ドルを戻した。週間の下げ幅は約400ドルだ。チャートの形状は200日移動平均を下値に、75日移動平均を上値とする...
夏休みで市場参加者が減るなか円高進行を警戒
今週は日本がお盆休みで市場参加者が少なくなるなか、海外市場に波乱があった場合、東京市場でも値動きが通常よりも荒くなりやすい。特に為替市場で円高圧力が強まっており注意が必要だ。ドル円...
今より悪い状況は想定しにくい 相場はほぼ底値
トランプ大統領による対中関税「第4弾」の表明を受け、米中貿易戦争の激化と世界景気減速に対する懸念が一気に強まり、株価は急落、為替は円など安全通貨が買われる展開となっている。今週も米...
日経平均は5月の窓埋めを試す展開か 佳境を迎える決算発表とSBGに注目
今週の日経平均の予想レンジは2万1500~2万1900円とする。今週はここで挙げたレンジの通り2万1000円台後半での値動きとなりそうだ。ポイントはレンジ上限の2万1900円どころまで上昇し5月の連休...
決算発表本格化 4-6月期の数字が悪くても先行き改善期待が台頭するか
今週から4-6月期の決算発表が本格化する。24日の信越化学工業(4063)、日本電産(6594)、25日の日立建機(6305)、26日のキーエンス(6861)、東京エレクトロン(8035)など主力製造業の決算が目白押し...
引き続きもみ合う展開か ASMLホールディングの決算発表に注目
先週金曜日、米国株式市場でダウ平均は243ドル高と3日続伸した。史上最高値更新が続く好調な米国株と、薄商いで上値の重い日本株。対照的な構図だが、実はこの両者、年初からの動きを見ると5月...
米国株と為替次第で2万2000円の大台を試す場面も パウエルFRB議長による半期議会証言に注目
もちろん完璧な予測などできるわけがないが、先週のマーケット展望はかなりいい線をいっていたのではないか、と一人悦に入っている。先週の展望では、日銀短観で大企業製造業の景況感が2四半期...
米中協議再開の好材料をどこまでキープできるか ISM製造業景気指数の悪化を警戒
首脳会談の結果、米国と中国は途絶えていた貿易協議を再開することになった。米国は3千億ドル分の中国製品への追加関税第4弾の発動を見合わせる。これはほぼ市場の予想通りだが、ポジティブなこ...
米中首脳会談を控えて膠着相場が続くが、下値は限定的
日本株相場は膠着感が強まっている。米国株の最高値更新やビットコインの急騰に見られるように、市場ではリスクオン・ムードが高まっているが、日本株は蚊帳の外だ。リスクオンは欧米金融当局が...
FOMC結果待ちで様子見ムード 米中首脳会談に関するニュースフローを注視
先週金曜日の日経平均は、25日移動平均と5日移動平均に挟まれた小幅陽線で終わったが、上にも下にも動きにくいという、まさに相場の膠着感を表すような形となった。今週の相場の注目点はなんと...
日経平均2万1000円の大台固めにトライ 米利下げ観測は先走り過ぎ
先週、日経平均は令和になって初めて週ベースで上昇した。このまま悪い流れを断ち切って2万1000円の大台を固めることができるかが今週の焦点だ。関門は2つある。ひとつは2万1100円台に下降して...
展開次第で2万円割れも あったとしても、そこがボトム
今週の日経平均は2万円の大台を巡る攻防か。米中対立の激化が景気減速懸念をより強め相場のセンチメントを悪化させている。どうしても買いは細り上値は重い。為替は108円台前半まで円高が進み、...