今週のマーケット展望の記事一覧

チーフ・ストラテジスト 広木隆が、週の初めに今週のマーケットのポイントと見通し、予想レンジ等をお伝えします。

週の第1営業日
今週のマーケット展望
反発の持久力がポイント 米失業給付延長法案の早期可決が当面の焦点
日本株相場は下値を固めることができるか正念場である。先週末の下げが大き過ぎたこともあり、週明けは米国株の上昇を好感してとりあえず反発するだろう。問題はその反発力の強さと持久力だ。戻...
FOMC、米GDP、決算発表のピークなど重要イベント目白押し
今週はFOMC、米国の4-6月期GDPの発表、中国PMI、決算発表のピークなど重要イベントが目白押しだ。まず28日、29日には米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催される。公表された前回の議事要旨によ...
4連休を控えて様子見の展開 日本電産やオービックなど注目の決算も
木曜日から4連休となり今週の立ち合い日は3日間だ。動きにくく、基本は模様眺めで一進一退の展開だろう。一方、21日に日本電産(6594)、ディスコ(6146)、22日にはオービック(4684)、サイバ...
安川電機の反応、ゴールデンクロス、米国の決算発表、中国のGDPに注目
週明けの日本市場の注目は安川電機(6506)の反応だ。先週末発表した2020年3~5月期の決算は、営業利益が前年同期比22%減の62億円だった。主力のモーター事業が次世代通信規格「5G」や半導体関...
材料難でレンジ内の横ばい推移
米国の雇用統計など主要指標の発表を通過、4-6月期決算発表が始まるまで手掛かり材料に欠ける。6日にISM非製造業景況指数、8日に日本の6月の景気ウォッチャー調査の発表があるものの、今週は材...
米国株、クリティカルなポイント 短期トレードならヘッジを推奨
このところずっと、コロナ「第2波」への警戒と経済再開による景気回復期待との綱引きと述べてきたが、今週もまた同じことを繰り返さねばならない。米国の状況は「第2波」警戒を強めそうだ。ジョ...
ツルハ、ニトリの決算、任天堂の大プロジェクトの発表に注目
先週の日本株相場は週前半に急落・急反発と大きく動いたあと、週後半は狭いレンジでのもみ合いに終始した。今週も基本的にはコロナ「第2波」への警戒と経済再開による景気回復期待との綱引きで...
過熱感払しょくで相場はここから仕切り直し 米国株のバリュエーションは目先の上限に達し、日柄調整が必要か
先週金曜日の日本株相場は、米国市場の急落を受け大幅続落で始まったが、午後は急速に持ち直して結局167円安で終え、買い遅れている投資家の押し目買い意欲の旺盛さをうかがわせる展開となった...
利益確定売りをこなしながら堅調持続 メジャーSQはただの通過点に過ぎない
先週金曜日に発表された米雇用統計の大幅改善とそれを受けた米国株相場の急騰を受け、週明けの東京市場も続伸で始まるだろう。日経平均は2万3000円の大台に乗せて始まりそうだ。仮に先週金曜日...
高値圏でのもみ合いがメインシナリオだが米国次第で続伸も
今週の日本株相場は、普通に考えれば上昇も一服し高値圏でのもみ合いとなろう。日経平均は過去2週間で1,840円も上げた。25日移動平均からの乖離率は7.9%に達し、RSI、ボリンジャーバンド、騰落...
経済再開による景気回復期待と米中対立激化懸念との綱引き
今週の日本株相場は、経済再開による景気回復期待と米中対立激化懸念との綱引きとなろう。懸念が強まる場面では日経平均が再び2万円を割り込む場面も想定される。緊急事態宣言が継続している東...
日経平均2万円を挟んでの攻防 緊急事態宣言解除の行方に注目
今週は日経平均2万円を挟んでの攻防となろう。25日線が緩やかに上向きで基本は戻り相場が継続しているものの、上値も重くなってきている。頼みの米国株の調整が続くようだと、日本株も下方へト...
経済活動再開への期待で堅調な展開 中国の経済指標に注目
先週末発表された米国の雇用統計で、失業率は戦後最悪の14%まで上昇、就業者数は2050万人減少と歴史的な悪化となった。しかし、それにもかかわらず、ダウ平均は前日比455ドル高。ナスダック総...
薄商いの中、金融政策会合の結果を「口実」にした売りに警戒
引き続き、新型コロナウイルス感染拡大の終息に目途がたつかどうかが相場のセンチメントを左右しそうだ。政府は今週半ば以降に、専門家から意見を聴いた上で、緊急事態宣言を延長するかどうか検...
ナスダック100はコロナショックを乗り越えた水準 半導体関連の決算に注目
米国株の戻りが鮮烈である。特にナスダックの強さが際立つ。ナスダック総合は年初来リターンがマイナス3.6%になった。もうすぐ年初来プラスに浮上するだろう。高値からの下げ幅に対しては61.8...
中国の経済指標と米国の新規失業保険申請件数に注目
ダウ平均は先週、一時2万4000ドルの大台を回復、下げ幅に対する半値戻しを達成した。「半値戻しは全値戻し」の格言通り、今後基本的には戻り相場をたどるだろう。出所:Bloomberg株価は半値戻し...
VIX50以下に低下 徐々に落ち着きどころを探る展開 OPECプラス会合に注目
今週の株式相場は、引き続き神経質な展開ながら底値固めの動きと予想する。日経平均は1万8000円台を回復してまずはその水準を固めることが肝要だ。朗報は米国市場が落ち着いてきたこと。先週の...
今週のポイントは主要経済指標への反応と東京ロックダウンの可能性
先週の日経平均は2,836円(17.13%)上昇し、上げ幅、上昇率ともに指数算出開始以来、最大を記録した。実質新年度入りとなる今週は、前週の大幅高の反動や期末要因の剥落、ドル円相場の円高への...
やや落ち着きを取り戻す いったん底値到達を確認
先週のマーケット展望では、さすがに底入れになるだろうと述べたが、果たしてその通りとなった。NYダウ平均の週間下落率は17%を超え、リーマン・ショック直後の2008年10月以来の大きな下げを記...
底入れを探る週に 配当利回り上昇で期末の配当取りも相場の支えに
今週は17~18日に米連邦公開市場委員会(FOMC)、18~19日に日銀の金融政策決定会合が予定されている。FOMCでは0.5%の追加利下げが見込まれていたが、日本時間早朝にFRBは1%の緊急利下げと量...