今週のマーケット展望の記事一覧

チーフ・ストラテジスト 広木隆が、週の初めに今週のマーケットのポイントと見通し、予想レンジ等をお伝えします。

週の第1営業日
今週のマーケット展望
年初から波乱の幕開け リスクオフで下値模索の展開か
トランプ米政権が、イラン革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害したことで、米国とイランの軍事的衝突の可能性が高まっている。中東情勢の緊迫化を受けて原油価格は急上昇。リスク回避の機運が高...
欧米がクリスマス休暇で方向感の乏しい展開 週末の鉱工業生産に注目
今週は実質的に年内最終週だが、欧米がクリスマス休暇に入ることもあり日本株相場は方向感に欠ける展開となろう。米中貿易協議の第一段階合意を受けたリスクオンで日経平均は2万4000円台を回復...
昨年10月の高値を意識しながら2万4000円台を固める展開
先週末のNY市場が「米中合意」のニュースで上がらなかったことで、週明けの東京市場は先週末の大幅高の反動もあって利益確定売りに押されてのスタートとなりそうだ。しかし、先週金曜日にNY株が...
重要イベント目白押し 中でも米中合意の有無が最大の焦点
今週は相場材料という点で今年最後で最大のスペシャル・ウィークとなる。FOMCにECB理事会、英総選挙、週末13日の金曜日にはメジャーSQに日銀短観だ。中でも最大の焦点は米中貿易交渉で「1次合意...
米国の経済指標と中小型株に注目
今週は月初に当たり米国の重要な経済指標の発表が目白押し。2日の11月ISM製造業景況指数、4日にISM非製造業景況指数、6日に11月の雇用統計が発表される。特に企業の景況感は回復が予想される。I...
中間配当再投資に係る国内機関投資家の買いで堅調な展開を予想
日経平均はここ2週余り調整してきたが、これで過熱感は払拭された。日経平均は25日移動平均にワンタッチして切り返し、目先調整完了と思われる。これは非常にタイミングがよい。というのは、今...
米中協議や香港情勢の過度な楽観に注意
先週の小欄では、「一本調子の上昇で過熱感も意識される。調整を入れる方が好ましい」と述べたが、その通りの展開となった。先週の日経平均は前週比88円安と小幅ながら6週間ぶりの下落となった...
短期的な過熱感、決算一巡を受け今週は一服となる展開か
先週、中国政府は関税の段階的な撤廃で米国と一致したと発表した(そしてそれを好感して株式市場も上昇した)が、トランプ米大統領はそれを否定。中国との貿易協議で発動済みの制裁関税を撤廃す...
2万3000円の大台固めの動き ソフトバンクGやトヨタなど主力銘柄の発表に注目
先週金曜日発表の雇用統計を好感して米国株市場は大幅高。S&P500やナスダック総合指数などは最高値を更新、ダウ平均も3ヶ月ぶりの高値となった。3連休明けの東京も買い先行で始まるだろう。11月...
FOMC、日銀会合、決算発表、雇用統計にISMと材料目白押し 様子見ムードが強まるが堅調相場は継続
週明けの東京株式市場は、先週末の米国株高を受けて買い優勢で始まりそうだ。先週末の米国株式市場でS&P500は取引時間中には一時過去最高値を上回る場面もあった。米中貿易協議に関して「いく...
飛び石連休に加え、FOMC・日銀会合を翌週に控えて様子見の週か
22日(火)は「即位礼正殿の儀」の祝日で飛び石連休となる。今週は、実質的に週央以降の3営業日だけ、しかも翌週にFOMCと日銀の金融政策決定会合を控えるとあっては見送り機運が強く、ほとんど...
米国企業の決算と中国の経済指標に注目
先週末の米国市場は、米中の通商協議が一部合意に達したことを受けて株式相場が大幅高となった。悲観ムードの後退で為替も円安が進んだ。シカゴの日経平均先物は節目の2万2000円の大台を上回っ...
国内景気指標と小売り・外食決算に注目
前週末の米国市場でダウ平均は372ドル高と続伸。ADP雇用レポートの不振で急落した日に空けた窓を埋め、ISM製造業景気指数の悪化で大幅安した水準まで戻した格好だ。9月の雇用統計が警戒したほど...
期末特有の動きに注意 経済指標とニトリHDなど小売りの決算に注目
今週は月末月初週だが、それに加えて四半期末、上半期末でもある。いろいろな期末要因が絡む。このところの相場は需給で動くことが多いので、期末特有の動きに注意したい。まず重要経済指標の発...
権利付き最終売買日に絡む需給要因に注目 期末にかけて堅調推移を予想
先週末の米国株式市場では、米中貿易交渉が進展するとの期待が後退し主要株価指数は下落した。昨日の中国株市場も上海総合指数が大幅反落。先週末には中国人民銀行が実質的な利下げに踏みきり、...
テクニカル的な過熱感、地政学リスクの高まり、そしてFOMCを控えて週前半は一服 後半はFOMC次第で波乱の展開も
3連休明けの日本株は利益確定売りに押されてのスタートとなりそう。一旦は後退していた地政学リスクが、中東の緊張で再び高まった。原油価格の先行き不透明感も悪材料。売りが誘発されやすい。...
買い戻しの流れ継続か 香港情勢が最大の懸念材料
今週の大きな材料は週末のメジャーSQだ。先週、日本株が大幅高を演じた原動力は、香港や英国を巡る政治リスクの後退で売り方の買い戻しが進んだことだ。今週末のメジャーSQのタイミングでさらな...
米国の重要経済指標の発表目白押し なかでもISM製造業景況指数に注目
先週末の日経平均は、米中貿易交渉の進展期待などから200円超上昇し2万700円台に乗せて8月の取引を終えた。ただ、相場のムードは依然として重苦しいままである。9月最初となる週明けの東京市場...
米中対立激化で見送りムード継続 米中閣僚級協議に関する報道が大きな材料に
米中対立が激化するなか今週はいちだんとポジションを動かしにくい。9/1の制裁関税第4弾の発動を目前に控え、どんなニュースやツイートが飛び出すか予測不可能だからだ。ただバリュエーション面...
半導体関連を中心に景気敏感株物色の展開に ジャクソンホール会議のパウエル議長講演に注目
先週ダウ平均は荒っぽい値動きとなったが、ざっくり言えば800ドル下げて半値の400ドルを戻した。週間の下げ幅は約400ドルだ。チャートの形状は200日移動平均を下値に、75日移動平均を上値とする...