今週のマーケット展望の記事一覧

チーフ・ストラテジスト 広木隆が、週の初めに今週のマーケットのポイントと見通し、予想レンジ等をお伝えします。

週の第1営業日
今週のマーケット展望
材料難のなか市場センチメントの悪化で軟調な展開か
今週は4-9月期決算が本格化する前の週に当たり手掛かり材料に欠ける。米国での追加景気対策協議の行き詰まりと欧州でのコロナ感染の再拡大で市場のセンチメントは悪化している。テクニカル面で...
日経平均2万4000円台を試す展開 年初来高値更新も視野に 機械、半導体、電子部品株が物色対象に
今週は13日にIMFの世界経済見通しが発表される。すでにゲオルギエバ専務理事が講演で、今年の世界成長率の予測を従来のマイナス4.9%から上方修正すると表明している。中国の回復ペースの上振れ...
米国の追加景気対策 与野党歩み寄りに期待 6-8月期決算発表に注目
トランプ大統領がコロナウイルスに感染したことで市場はリスクオフとなった。それは当然の反応だろう。様々な状況が一段と混とんとしてきた。市場は不確実性をリスクととらえるので不確実性の高...
東証マザーズなどの新興・小型株優位の展開継続か 週初の東証・投資部門別売買状況等の公表も注目
今週は国内では28日が9月中間期末の配当権利付き売買の最終日、29日が落ち日となる。落ち分は日経平均で144円、TOPIXで13.7ポイント程度か。30日の大引けでは日経平均株価の入替で日化薬(4272...
FOMC経済予測に注目 ナスダックの調整度合いの見極めも重要
今週は重要イベントが目白押しだ。14日の自民党総裁選投開票のあと16日に臨時国会が召集され首相指名選挙が行われる。金融政策面では15-16日のFOMC(米連邦公開市場委員会)、16-17日の日銀金融...
米国株調整の度合いを見定める展開 メジャーSQも波乱含みか
今週、最大の注目は米国株の動向だ。米国株の調整の度合いを見極めるまでは積極的に動けない。米国株はここで踏みとどまることができるか際どいところ。金曜日の取引でナスダックは取引時間中に...
首相辞任の余波は広がらず 2万3000円の大台早期回復が鍵
安倍首相の辞任表明を受けても海外市場は冷静だった。米国株市場ではナスダックは反発して最高値更新、S&P500は7日続伸して最高値更新、ダウ平均は3日続伸で、2月21日以来、6カ月ぶりに昨年末...
ジャクソンホール待ちで小動き 新興市場は活況続く
マーケットは世間と少し遅れてお盆過ぎから夏休み入りしたかのようである。商いも低調で相場の方向感もはっきりしない。今週も一段と手掛かり材料難で模様眺めの展開か。27-28日にカンザスシテ...
「材料難で一服」と考えるのが定石だが「意外高」もじゅうぶんあり得る
先週木曜日、日経平均は6月9日の戻り高値2万3185円を上回った。翌金曜日は株価指数オプション8月物のSQ算出日だった。金曜日の東京市場では、SQ値に取引時間中の日経平均が一度も届かない「幻の...
閑散も底堅く新興市場は賑わう 均衡表の雲が下支えに
三連休明けの今週は夏休みをとる投資家も多く、商いも閑散となり動意に欠ける展開がメインシナリオとして想定される。狭いレンジ内のもみ合いに終始するだろう。例年なら「夏枯れ」となるが、し...
反発の持久力がポイント 米失業給付延長法案の早期可決が当面の焦点
日本株相場は下値を固めることができるか正念場である。先週末の下げが大き過ぎたこともあり、週明けは米国株の上昇を好感してとりあえず反発するだろう。問題はその反発力の強さと持久力だ。戻...
FOMC、米GDP、決算発表のピークなど重要イベント目白押し
今週はFOMC、米国の4-6月期GDPの発表、中国PMI、決算発表のピークなど重要イベントが目白押しだ。まず28日、29日には米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催される。公表された前回の議事要旨によ...
4連休を控えて様子見の展開 日本電産やオービックなど注目の決算も
木曜日から4連休となり今週の立ち合い日は3日間だ。動きにくく、基本は模様眺めで一進一退の展開だろう。一方、21日に日本電産(6594)、ディスコ(6146)、22日にはオービック(4684)、サイバ...
安川電機の反応、ゴールデンクロス、米国の決算発表、中国のGDPに注目
週明けの日本市場の注目は安川電機(6506)の反応だ。先週末発表した2020年3~5月期の決算は、営業利益が前年同期比22%減の62億円だった。主力のモーター事業が次世代通信規格「5G」や半導体関...
材料難でレンジ内の横ばい推移
米国の雇用統計など主要指標の発表を通過、4-6月期決算発表が始まるまで手掛かり材料に欠ける。6日にISM非製造業景況指数、8日に日本の6月の景気ウォッチャー調査の発表があるものの、今週は材...
米国株、クリティカルなポイント 短期トレードならヘッジを推奨
このところずっと、コロナ「第2波」への警戒と経済再開による景気回復期待との綱引きと述べてきたが、今週もまた同じことを繰り返さねばならない。米国の状況は「第2波」警戒を強めそうだ。ジョ...
ツルハ、ニトリの決算、任天堂の大プロジェクトの発表に注目
先週の日本株相場は週前半に急落・急反発と大きく動いたあと、週後半は狭いレンジでのもみ合いに終始した。今週も基本的にはコロナ「第2波」への警戒と経済再開による景気回復期待との綱引きで...
過熱感払しょくで相場はここから仕切り直し 米国株のバリュエーションは目先の上限に達し、日柄調整が必要か
先週金曜日の日本株相場は、米国市場の急落を受け大幅続落で始まったが、午後は急速に持ち直して結局167円安で終え、買い遅れている投資家の押し目買い意欲の旺盛さをうかがわせる展開となった...
利益確定売りをこなしながら堅調持続 メジャーSQはただの通過点に過ぎない
先週金曜日に発表された米雇用統計の大幅改善とそれを受けた米国株相場の急騰を受け、週明けの東京市場も続伸で始まるだろう。日経平均は2万3000円の大台に乗せて始まりそうだ。仮に先週金曜日...
高値圏でのもみ合いがメインシナリオだが米国次第で続伸も
今週の日本株相場は、普通に考えれば上昇も一服し高値圏でのもみ合いとなろう。日経平均は過去2週間で1,840円も上げた。25日移動平均からの乖離率は7.9%に達し、RSI、ボリンジャーバンド、騰落...