今週のマーケット展望の記事一覧

チーフ・ストラテジスト 広木隆が、週の初めに今週のマーケットのポイントと見通し、予想レンジ等をお伝えします。

週の第1営業日
今週のマーケット展望
夏休みで市場参加者が減るなか円高進行を警戒
今週は日本がお盆休みで市場参加者が少なくなるなか、海外市場に波乱があった場合、東京市場でも値動きが通常よりも荒くなりやすい。特に為替市場で円高圧力が強まっており注意が必要だ。ドル円...
今より悪い状況は想定しにくい 相場はほぼ底値
トランプ大統領による対中関税「第4弾」の表明を受け、米中貿易戦争の激化と世界景気減速に対する懸念が一気に強まり、株価は急落、為替は円など安全通貨が買われる展開となっている。今週も米...
日経平均は5月の窓埋めを試す展開か 佳境を迎える決算発表とSBGに注目
今週の日経平均の予想レンジは2万1500~2万1900円とする。今週はここで挙げたレンジの通り2万1000円台後半での値動きとなりそうだ。ポイントはレンジ上限の2万1900円どころまで上昇し5月の連休...
決算発表本格化 4-6月期の数字が悪くても先行き改善期待が台頭するか
今週から4-6月期の決算発表が本格化する。24日の信越化学工業(4063)、日本電産(6594)、25日の日立建機(6305)、26日のキーエンス(6861)、東京エレクトロン(8035)など主力製造業の決算が目白押し...
引き続きもみ合う展開か ASMLホールディングの決算発表に注目
先週金曜日、米国株式市場でダウ平均は243ドル高と3日続伸した。史上最高値更新が続く好調な米国株と、薄商いで上値の重い日本株。対照的な構図だが、実はこの両者、年初からの動きを見ると5月...
米国株と為替次第で2万2000円の大台を試す場面も パウエルFRB議長による半期議会証言に注目
もちろん完璧な予測などできるわけがないが、先週のマーケット展望はかなりいい線をいっていたのではないか、と一人悦に入っている。先週の展望では、日銀短観で大企業製造業の景況感が2四半期...
米中協議再開の好材料をどこまでキープできるか ISM製造業景気指数の悪化を警戒
首脳会談の結果、米国と中国は途絶えていた貿易協議を再開することになった。米国は3千億ドル分の中国製品への追加関税第4弾の発動を見合わせる。これはほぼ市場の予想通りだが、ポジティブなこ...
米中首脳会談を控えて膠着相場が続くが、下値は限定的
日本株相場は膠着感が強まっている。米国株の最高値更新やビットコインの急騰に見られるように、市場ではリスクオン・ムードが高まっているが、日本株は蚊帳の外だ。リスクオンは欧米金融当局が...
FOMC結果待ちで様子見ムード 米中首脳会談に関するニュースフローを注視
先週金曜日の日経平均は、25日移動平均と5日移動平均に挟まれた小幅陽線で終わったが、上にも下にも動きにくいという、まさに相場の膠着感を表すような形となった。今週の相場の注目点はなんと...
日経平均2万1000円の大台固めにトライ 米利下げ観測は先走り過ぎ
先週、日経平均は令和になって初めて週ベースで上昇した。このまま悪い流れを断ち切って2万1000円の大台を固めることができるかが今週の焦点だ。関門は2つある。ひとつは2万1100円台に下降して...
展開次第で2万円割れも あったとしても、そこがボトム
今週の日経平均は2万円の大台を巡る攻防か。米中対立の激化が景気減速懸念をより強め相場のセンチメントを悪化させている。どうしても買いは細り上値は重い。為替は108円台前半まで円高が進み、...
買い材料に乏しく上値は重いが下値もまた限定的 中国の5月製造業PMIに注目
今週はまず27日の日米首脳会談が注目される。日本政府はトランプ大統領を国賓として最大限の厚遇でもてなしており、首脳会談が不調に終わることは考えにくい。すでに26日の段階で日米貿易交渉の...
FRBの利下げ観測を巡る波乱に注意
市場を取り巻くセンチメントは暗いが、例によってメディアの過剰報道に誘導されている感が強い。例えば先週土曜日の日経新聞は「上場企業2期連続減益へ」と報じたが、金融を含む全産業では微増...
国内外の景気指標悪化と円高がリスク 2万1000円維持なら底堅さが意識され押し目買いを誘発
米中の貿易交渉は合意に至らず米国は中国からの輸入品2000億ドルに対する関税を引き上げた。ただ、交渉は決裂したわけではなく今後も継続するとしている一方、米国は制裁関税の対象を中国からの...
トランプ発言のショックをどこまで吸収できるか 米中閣僚級貿易協議やトヨタ・SBGの決算発表に注目
10連休明けの東京株式市場は下落して始まりそうだ。トランプ米大統領が5日、対中関税を引き上げるとツイッターで表明したことで、6日の午後現在、中国株や米国株先物は大幅安となり、外国為替市...
日米ともに決算発表が本格化 23日の日本電産に注目
今週は日米ともに決算発表が佳境を迎える。米国では23日にP&G、コカコーラ、24日にはマイクロソフトやキャタピラー、フェイスブック、25日にはアマゾン・ドット・コム、26日にはシェブロン、エ...
日経平均は2万2000円の大台回復へ 物品貿易協定交渉、中国指標、米決算などに注目
今週の焦点は以下の3点。①15~16日にワシントンで開く日米の物品貿易協定(TAG)交渉の行方②17日発表の中国・主要経済指標③米国の企業決算物品貿易協定交渉での懸案はやはり為替条項だ。日本...
2万2000円の大台を試す 米国株の動向や中国の経済指標が鍵
今週の日本株相場の焦点は、日経平均が上方から垂れてきている200日移動平均(2万1911円:4/5時点)に頭を抑えられることなく、2万2000円の大台を試すかという点である。メインシナリオは200日...
新年度相場の幕開け 日本株は上昇スタートか
日本株は今週は上がるだろう。少なくとも週明けの月曜日は高い。これだけ買い材料があって上がらなければ、相当おかしい相場である。買い材料①米国株高先週金曜日の米国株式市場でダウ平均は続...
波乱含みの年度替わり 材料目白押し
週明けの東京市場は、米国株の急落とそれに伴うリスク回避の円高を嫌気して売り先行で始まることは避けられないだろう。しかし、今週は年度替わりの週であり、権利付き最終売買日には権利・配当...