今週のマーケット展望の記事一覧

チーフ・ストラテジスト 広木隆が、週の初めに今週のマーケットのポイントと見通し、予想レンジ等をお伝えします。

週の第1営業日
今週のマーケット展望
陰の極を迎えるか 日銀緩和の催促相場でオーバーシュートも
先週末、NYダウは続落し、そして何より為替が円高に振れているので、今週の週明けも売り先行で始まるだろう。先週末で日経平均のPBRは0.99倍。ほぼ底値だと思われるが、シカゴの日経平均先物は2...
底値到達感が台頭するか 日経平均PBR1倍近辺の動きに注目
今週の日本株は底値に到達した感が広がるかがポイントだ。日経平均は2万700~800円がPBR1倍の水準にあたる。いくらコロナウイルスの感染が脅威であっても、ここまで暴力的な下げを経て、日本を...
NYダウ急落、日本株への影響は?
NYダウ急落、週明けの大幅安は避けられないが、その後どこまで戻せるか  中国PMI発表を前にした警戒売りも
引き続き新型肺炎への警戒で上値の重い展開ながら下値も堅い
今週の日本株相場は引き続きCOVID-19(新型コロナウイルス肺炎)への警戒から上値の重い展開となりそうだ。ただし、下値も堅いだろう。先週のマーケット展望で、「一目均衡表の雲の上限に沿った...
週初の売りに警戒 一目均衡表の雲の上で推移する時間帯が長ければ、良い足場固めに
今週は11日が建国記念日の祝日で飛び石連休のようなスタートになる。営業日は4日だが、月曜日は「開店休業」みたいなものだから、実質的に週後半3日しかないと言えるだろう。月曜日は「開店休業...
週初の大幅安は不可避だがその後どこまで冷静になれるか
週明けの東京市場は先週末のNY株式市場の急落を受けて全面安で始まりそうだ。春節の休場明けとなる上海株式市場はほぼ間違いなく大幅安となるだろうから、それを嫌気した売りも重なるだろう。先...
新型肺炎の深刻化でリスクオフに 2万3000円台半ばが下値目処
新型コロナウィルスによる肺炎の蔓延は一段と深刻さを増しており、週明けの東京市場は下値模索の展開となりそうだ。中国政府はすべての団体旅行を中止する命令を出した。これにより特にインバウ...
決算発表本格化を前に横ばい推移の一週間
20日はキング牧師の誕生日で米国市場は休場、今週末の金曜から春節でアジア市場の多くは休暇に入る。その狭間にあって今週の日本株市場は動意薄の展開となりそうだ。連日の高値更新が続く米国株...
米企業の決算、経済指標、米中第一段階合意の署名式に注目
先週のマーケット展望で、「日経平均の2万3000円台前半は拾い場ではないか。なぜなら、米国とイランの軍事的な対立が強まっても、米国株相場に大きな影響はないからグローバルなリスクオフがず...
年初から波乱の幕開け リスクオフで下値模索の展開か
トランプ米政権が、イラン革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害したことで、米国とイランの軍事的衝突の可能性が高まっている。中東情勢の緊迫化を受けて原油価格は急上昇。リスク回避の機運が高...
欧米がクリスマス休暇で方向感の乏しい展開 週末の鉱工業生産に注目
今週は実質的に年内最終週だが、欧米がクリスマス休暇に入ることもあり日本株相場は方向感に欠ける展開となろう。米中貿易協議の第一段階合意を受けたリスクオンで日経平均は2万4000円台を回復...
昨年10月の高値を意識しながら2万4000円台を固める展開
先週末のNY市場が「米中合意」のニュースで上がらなかったことで、週明けの東京市場は先週末の大幅高の反動もあって利益確定売りに押されてのスタートとなりそうだ。しかし、先週金曜日にNY株が...
重要イベント目白押し 中でも米中合意の有無が最大の焦点
今週は相場材料という点で今年最後で最大のスペシャル・ウィークとなる。FOMCにECB理事会、英総選挙、週末13日の金曜日にはメジャーSQに日銀短観だ。中でも最大の焦点は米中貿易交渉で「1次合意...
米国の経済指標と中小型株に注目
今週は月初に当たり米国の重要な経済指標の発表が目白押し。2日の11月ISM製造業景況指数、4日にISM非製造業景況指数、6日に11月の雇用統計が発表される。特に企業の景況感は回復が予想される。I...
中間配当再投資に係る国内機関投資家の買いで堅調な展開を予想
日経平均はここ2週余り調整してきたが、これで過熱感は払拭された。日経平均は25日移動平均にワンタッチして切り返し、目先調整完了と思われる。これは非常にタイミングがよい。というのは、今...
米中協議や香港情勢の過度な楽観に注意
先週の小欄では、「一本調子の上昇で過熱感も意識される。調整を入れる方が好ましい」と述べたが、その通りの展開となった。先週の日経平均は前週比88円安と小幅ながら6週間ぶりの下落となった...
短期的な過熱感、決算一巡を受け今週は一服となる展開か
先週、中国政府は関税の段階的な撤廃で米国と一致したと発表した(そしてそれを好感して株式市場も上昇した)が、トランプ米大統領はそれを否定。中国との貿易協議で発動済みの制裁関税を撤廃す...
2万3000円の大台固めの動き ソフトバンクGやトヨタなど主力銘柄の発表に注目
先週金曜日発表の雇用統計を好感して米国株市場は大幅高。S&P500やナスダック総合指数などは最高値を更新、ダウ平均も3ヶ月ぶりの高値となった。3連休明けの東京も買い先行で始まるだろう。11月...
FOMC、日銀会合、決算発表、雇用統計にISMと材料目白押し 様子見ムードが強まるが堅調相場は継続
週明けの東京株式市場は、先週末の米国株高を受けて買い優勢で始まりそうだ。先週末の米国株式市場でS&P500は取引時間中には一時過去最高値を上回る場面もあった。米中貿易協議に関して「いく...
飛び石連休に加え、FOMC・日銀会合を翌週に控えて様子見の週か
22日(火)は「即位礼正殿の儀」の祝日で飛び石連休となる。今週は、実質的に週央以降の3営業日だけ、しかも翌週にFOMCと日銀の金融政策決定会合を控えるとあっては見送り機運が強く、ほとんど...