松本大のつぶやきの記事一覧
相場や金融についてはもちろん、大切な旧友のこと、大好きなお寿司のこと、嬉しかったこと、切ないこと、腹の立つこと、未来への希望、、、マネックス 松本大(まつもとおおき)がジャンルを問わず綴ります。マネックスみんなのつぶやきはこちらでお読みください。
毎週金曜日更新
日米税金模様
今朝の新聞は、日米の税に対する考え方の違いがよく分かるようで興味深く読みました。アメリカでは株式市場の安定化などを目論んで、配当課税を撤廃するそうです。一方日本では、消費税の引き上げが真剣に議論され始めたようです。日本より遥かに充実した株式市場の更な...
神社の向き
昨日、場が引けたあとに社員と一緒に毎年恒例の初詣に行きました。去年までは神田明神に参拝していたのですが、引越しをして氏神様が変わったので今年からは赤坂の山王日枝神社です。そこでふと気がついたのですが、神社の本殿の向きに規則性はあるのでしょうか。日枝神...
初春
あけましておめでとうございます。さて今年は東京でも元旦から雪がちらつきました。「新しき年の初めの初春の今日降る雪のいやしけ吉事(よごと)」これは万葉集の最後尾を飾る、編纂者大伴家持自身の歌です。古来、雪、特に正月の雪は豊作の兆しとして慶ばれてきました...
納会
今日は納会です。例年通りいろいろなことがあった年ですが、あまり前進した印象がありません。一昨年の納会はまだ森政権でしたが、去年の納会までに小泉政権に変わり、巳年の一年は「何かが変わる」という期待感がありました。しかしこの馬年の一年間は、金融・経済構造...
頭痛
私は片頭痛持ちです。10年程前はしょっちゅうなったのですが、最近は年に2、3回しかなりません。しかし一旦なると強烈です。もんどり打って苦し悶えるといった感じで、吐き気までします。一旦そうなると、肩を揉もうが、風呂に入ろうが、寝ようが、一切処置なしとい...
カレンダー
年の瀬となるとオフィスの中にいろいろな会社のカレンダーが積まれていきます。取引先の営業の方が、年末の挨拶に来て置いていくからです。私の机の上にも、早くも或る会社の来年の卓上カレンダーが座っているのですが、どうしてカレンダーはみな日曜日から始まるのでし...
配当金と利子
政府は直接金融への移行は国策である、もっと個人投資家を増やさなければいけない、と言いますが、果たして本気でしょうか?皆さん御存知のように、新しく始まった特定口座は複雑極まりない難解なもので、個人投資家が一気に増えるような代物ではありません。まぁしかし...
クリスマス・プレゼント
今日は大学生の方、或いは大学生が家族に居たり知り合いに居る方に、ちょっとしたプレゼントの話です。スイスのチューリッヒから車で東へ1時間ほどの所に、サン・ガレン(もしくはザンクト・ガレン)という町があります。リヒテンシュタイン公国のすぐ近くです。そこの...
カムバック
近鉄の中村選手(ノリ)が米大リーグ・メッツ行きをやめた。近鉄に残留し、近鉄を日本一にするという夢に賭けるらしい。御存じの通り、プロ野球とサッカー界は海外転出が大ブームである。実は20年以上も前から本場のリーグに参加した日本人野球選手やサッカー選手もい...
トレーダーの仕事
債券や株式を売買して利益を上げることを職業としているプロのトレーダーの仕事の範囲は案外広いものです。ポジションの確認をしたり、リスクを綿密に、かついろいろな角度から計ってみたり、ポジションを取るための流動性や受信枠の確認をしたり。場合によってはトレー...
規制
規制をすると、余程入念に配慮されない限り、必ずと言っていいほど規制の届かない所に規制しようとした対象が逃げるといった「いたちごっこ」が起きます。これはどんな分野にも言えそうです。最近それをまざまざと実感したのは、千代田区の路上禁煙条例です。マネックス...
構造改革
構造改革は進むのか、ということを考えるたびに、つくづく我が国は変化を厭う社会だなと思います。しかしこのことが民族性なのか、国民の総意なのか、或いはただ単にいくつかのほんの少数の制度などの為に結果としてこうなっているのか、疑問に思われます。例えば、年功...
ギャップ
「公的資金注入」「銀行に減資求めず」「金融庁検討 責任、経営陣退任で」。これは今朝の日経新聞朝刊の1面トップ記事の見出しです。意味が不可解です。企業のオーナーは株主であり、経営陣はその株主に対して責任を負っています。そして企業が損を出せば、資本から、...
忠臣蔵
毎年忠臣蔵はテレビで見るのですが、今年は見損ねました。忙しくてゆっくりテレビを眺める時間がなかったのですが、そもそも放映されたかどうかもよく知りません。赤穂浪士が吉良家に討ち入りしたのは12月14日の夜から翌朝にかけてですが、旧暦ですから今でいうと1...
産業再生機構
産業再生機構について、いろいろと報道されていますが、最終的にどのような形になるかとても興味があります。しかし私は、「再生」にとってもっとも大切なことは、まず債権が時価評価されることだと思います。再生するための人材も、再生に必要な資金も、適正な価格で債...
黒タク その2
黒タクについては今年の1月30日に一度つぶやいていますが、昨日乗った黒タク(正確にはK社のニュ−カラータクシー)でまた新たな発見がありました。K社が始めた黒タクは、一人勝ちを許さない他社の反対にあって自ら「全車黒タク化」を降りた訳ですが、K社の元来の...
レポ
昨日、貸株市場は短期金融市場の1つであるレポ市場であり、レポ市場は資本市場を支える巨大な市場であると書きましたが、今日はそのレポでも債券のレポ市場についてです。債券市場でアービトラージ(裁定取引)をする会社には、必ず大きなレポ・デスクがあります。アー...
貸株の行方
当社は来月から貸株サービスを始めますが、果たして貸し出された株はどう使われるのでしょう?一般に、貸し出された株はヘッジファンドなどの空売りに使われると思われがちですが、そうとも限りません。例えば株の持ち合いをしている企業が、相手に内緒で既に株を売却し...
オニール退任
いよいよ面白くなってきました。新聞報道などでは、オニール米財務長官は強いドルを支持していたので退任に伴う当面の不透明感からドルが売られていると言われていますが、本当にそうでしょうか。典型的な米産業界代表のオニールは、本来ドル安派であり、政権内での制約...
ルール
競争をする為にはルールが必要です。勝ち負けの基準がないとゲームができませんから、これは当然です。ということは逆に言うと、ルールがないと競争は起きず、その結果競争力もつきません。日本がもし三角ベース(一塁、二塁、ホームベースだけ)で野球をしていたら、イ...