第3四半期の営業利益が50%以上の増益となった12月決算銘柄は
10月下旬からスタートした12月決算企業の第3四半期決算発表も11月中旬に終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると、円安や値上げ、堅調な需要動向などを追い風に増益となる企業も多くみられました。そこで今回は第3四半期の営業利益が前年同期比で50%以上の増益となった銘柄を、TOPIX500採用の12月決算企業のなかからピックアップしてみました。
例えば花王(4452)は原材料高が一服するなかで、国内で洗剤など日用品の値上げが浸透したうえ、販売が伸びたこともあり、第3四半期の営業利益が前年同期比で99.3%増となっています。また、すかいらーくホールディングス(3197)はグループ店の業態転換やメニューの見直しなどにより、既存店売上高が伸びたことなどから第3四半期の営業利益が前年同期比で93.8%増となっています。