あけましておめでとうございます。
さて今年は東京でも元旦から雪がちらつきました。
「新しき年の初めの初春の今日降る雪のいやしけ吉事(よごと)」
これは万葉集の最後尾を飾る、編纂者大伴家持自身の歌です。古来、雪、特に正月の雪は豊作の兆しとして慶ばれてきました。初春の日に積もる雪のように、今年もいい事が次々と積もって欲しい。実に1244年前の元旦に詠まれた家持の願いは、今日の私たちの気持ちに通じます。今年は春から縁起がいい。皆様にとってもマネックスにとっても良き羊年であることを祈念致します。本年もマネックス証券とマネックスメールをよろしくお願い申し上げます。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。