日本とアメリカの重要な経済指標を分かりやすく解説の記事一覧
相場動向を左右し、個人投資家の方にはぜひ押さえていただきたい、重要な経済指標を分かりやすく解説します。
【米国】GDP1-3月期は1.6%に減少、インフレ再加速でスタグフレーション懸念が浮上か?
【1】結果:経済成長鈍化もインフレ再加速
【2】内容・注目点:成長鈍化にインフレ加速、その中身に注目
【3】所感:スタグフレーションの懸念浮上か?景気減退もインフレは再加速
【日本】東京CPI、市場予想を下回る+1.8%となったが一時要因が大きい
【1】結果:東京CPIの3指標全て市場予想を大きく下回る結果に
【2】内容・注目点:大きく鈍化も特殊要因である可能性が高い
【3】所感:円安の進行と輸入物価の推移に注視
【日本】2024年3月企業向けサービス価格(前年比)は+2.3%で市場予想を超える結果に
【1】結果:前年比+2.3%の結果、サービス価格は堅調に推移
【2】内容・注目点:今後の注目は輸送・郵便の価格推移の動向
【3】所感:雇用の不足感もあり、今後のサービス価格は2%超で推移か
【日本】3月CPIは概ね市場予想通り、2年連続で2%を超える結果に
【1】結果:概ね市場予想通り、総合指数は2年連続で2%超えに
【2】内容・注目点:エネルギーのマイナス寄与が縮小傾向に
【3】所感:好循環と判断される可能性が大きく、早期の利上げも視野に
【米国】3月小売売上高は予想上振れ-金利上昇し、米ドル/円は154円を突破
【1】結果:市場予想を上回る結果で、米個人消費の堅調さを示す
【2】内容・注目点: インフレ圧力が消費者の消費選択に影響か
【3】所感:米景気は好調、月末のPCEに注目
【日本】2024年2月のコア機械受注は前月比+7.7%で大幅上昇
【1】結果:コア機械受注は前月比+7.7%と大きく上昇
【2】内容・注目点:過半数の業種で受注を伸ばす
【3】所感:機械受注統計も上昇基調に推移か
【日本】2024年2月鉱工業生産は前月比-0.6%で速報値よりも下げ幅を拡大
【1】結果:生産・出荷・在庫率の3指数が速報値から若干の下方修正、基調としては変わらず
【2】内容・注目点:依然として、自動車関連の生産は縮小
【3】所感:自動車産業の回復は想定以上に時間がかかる可能性
【米国生産者物価指数(PPI)】3月PPIは予想下振れ-インフレ警戒和らぐ
【1】結果:総合・コアPPIいずれも前月比ベースで予想と前回結果を下回る
【2】内容・注目点:米 PPIは米CPIの行く末を占う先行指標か?3月結果はインフレペースの鈍化を示す
【3】所感:予想下振れにひと安心、早期利下げの道筋はいかに
【米国消費者物価指数(CPI)】3月は+3.5%と市場予想上振れー早期利下げ観測後退
【1】結果: 総合、コア指数いずれも市場予想を上回る
【2】内容・注目点:インフレ再燃?FRBが注目するスーパーコアは再加速
【3】所感:根強いインフレに利下げ観測後退
【日本】企業物価指数は前年比+0.8%で底打ちの兆し
【1】結果:企業物価指数は前年比+0.8%で底打ちの兆し
【2】内容・注目点:原油関連はまだ反映されない一方、輸入・輸出物価は上昇基調
【3】所感:先行きは上昇予想。エネルギー関連に注視が必要
【米雇用統計】なぜ?予想を上回る結果に、金利上昇も株価は上昇
【1】結果:非農業部門雇用者数は30.3万人増で予想を上回るー失業率は低下
【2】内容・注目点:移民の増加等を背景に労働参加率が上昇―賃金上昇に落ち着き
【3】所感:賃金上昇鈍化を受け株価上昇―今後のインフレ動向に注目
【日本】毎月勤労統計:2月の賃金指標は市場予想通りの結果に
【1】結果:実質賃金は依然マイナス、名目ベースでは上昇
【2】内容・注目点:所定内給与が+2.2%と大きく上昇
【3】所感:春闘の結果の反映で、実質賃金もプラス転換に
【日本】景気動向指数:一致指数の基調判断は、「下方への局面変化」を示す
【1】結果:一致指数は下落も、先行指数は上昇
【2】内容・注目点:一致指数の基調判断は、「下方への局面変化」を示す
【3】所感:生産・出荷の回復次第で基調の持ち直しが考えられる
【米ISM非製造業景気指数】3月は51.4を記録-15ヶ月連続「景気拡大」も市場予想を下回る
【1】結果:事前予想と前回結果いずれも下回る
【2】内容・注目点:インフレ懸念和らぐ-需要が落ち着き、仕入価格も4年前の水準に
【3】所感:予想下振れにひと安心-利下げ開始判断へのポジティブな材料も
【米ISM製造業景気指数】3月は50.3に上昇ー予想以上の強さに6月利下げ観測後退
【1】結果: 総合指数は大幅上昇ー2022年9月ぶりの拡大圏に
【2】内容・注目点:生産の急回復と新規受注の拡大から雇用拡大に期待もインフレ懸念あり
【3】所感:米経済強しー6月の利下げ開始は可能か?
【日銀短観】全規模の業況判断DI(最近)はほぼ横ばい/先行きは非製造業が企業規模問わず下落する想定
【1】結果:全規模の業況判断はほぼ横ばい
【2】内容・注目点:非製造業の業況判断DIは頭打ちの可能性、先行では悪化する業種が多数
【3】所感:規模・業態問わずネガティブな見通し