日本とアメリカの重要な経済指標を分かりやすく解説の記事一覧

相場動向を左右し、個人投資家の方にはぜひ押さえていただきたい、重要な経済指標を分かりやすく解説します。

日本とアメリカの重要な経済指標を分かりやすく解説
【米雇用統計】11月の非農業部門雇用者数は22.7万人増で前月から改善 失業率は4.2%に上昇し、12月利下げ観測が強まる
【1】結果: 非農業部門雇用者数は22.7万人増で前月から大きく改善、失業率は4.2%に上昇 【2】内容・注目点: ハリケーン・ストの影響が少ない家計調査に要注目 【3】所感:NFPは大幅増加も労働市場の緩やかな冷え込み基調に変わりなし、12月の利下げ有無は?
【日本】実質賃金はマイナスから脱出 12月の利上げ可能性は6割か
【1】結果:実質賃金は前年同月比で横ばい、所定内給与は堅調 【2】内容・注目点:中小企業の業績に伴う賃上げは懸念事項、短期的な賃上げは対応可能か 【3】所感:12月利上げは6割程度、今冬に1回のスタンス
【米国】ISM非製造業景気指数(11月)は52.1を記録し、市場予想と前回結果を下回る
【1】結果:市場予想・前回結果いずれも下回る 【2】内容・注目点:入荷遅延指数の大幅低下が総合指数を押し下げ、業界ごとの好不況にも注目 【3】所感:総合指数は予想を下振れも中身は悪くない
【米国】ISM製造業景気指数(11月)は48.4、市場予想を上回り前月から改善
【1】結果:製造業景気指数は8ヶ月連続で景気縮小圏となるも前月からは改善 【2】内容・注目点:需要が好調な中、雇用指数と支払価格指数が改善を示しソフトランディングを期待させる組み合わせ 【3】所感:米景気の底堅さを意識させる良好な結果、引き続きハードデータで経済の実態を要確認
【日本】2024年7-9月法人企業統計、設備投資は前年同期比8.1%増
【1】結果:経常収支は7四半期ぶりに減益に 【2】内容・注目点:利益効率の改善はまちまち、非製造業の改善に期待 【3】所感:前期比の設備投資は小幅にプラス、GDPに改定余地
【日本】東京コアCPIは伸びが加速、日銀利上げを補完する結果に
【1】結果:東京コアCPIは前年同月比2.2%上昇、2ヶ月ぶりに2%台へ 【2】内容・注目点:11月の強さはコストプッシュインフレの様相 【3】所感:サービスインフレは上昇基調に
【日本】コアCPIは前年同月比2.3%となり2ヶ月連続で鈍化、コアコアは拡大基調続く
【1】結果:CPI指標は揃って前年同月比2.3%の結果に 【2】内容・注目点:サービスは公共サービスが寄与、底打ちに期待 【3】所感:物価見通しに沿った内容で利上げ判断の支えとなるか 
【米国】米PPI、10月は前年比+2.4%と市場予想を上振れ、PCE構成項目も上昇が目立つ
【1】結果:総合、コアいずれも市場予想を上回る結果 【2】内容・注目点:ポートフォリオ管理費など PCE構成項目は総じて上昇 【3】所感:利下げを急ぐ必要はあるか?11月15日(金)公表の米小売売上高の先行指標は横ばいで予想下振れ警戒
【米国】消費者物価指数(CPI)、10月は前年同月比+2.6%に上昇も市場予想通りの結果で無難に通過
【1】結果:総合、コアいずれも市場予想通りの結果 【2】内容・注目点:内訳を見ても大きな変化を示すような兆候はなし 【3】所感:前月から上振れも市場予想通りで安心感のある結果に。トランプ次期政権の政策を見極めながらの展開が続く
【日本】10月の企業物価は前年同月比3.4%上昇、円安進むも輸入物価は前年同月比-2.2%
【1】結果:10月の企業物価は前年同月比3%を超え、価格転嫁が見られる 【2】内容・注目点:輸入物価は石油類の下落から下押しが続く 【3】所感:必要に応じて輸出財の価格転嫁ができるか
【日本】2024年9月の実質賃金は前年比0.1%減、所定内給与は1993年以来の伸び
【1】結果:物価の低下により実質賃金はマイナス幅を縮小 【2】内容・注目点:インフレが落ち着く中で、それ以上の賃上げ達成ができるかに注目 【3】所感:所定内給与はオントラックであり、12月利上げに一歩前進か
【米国】ISM非製造業景気指数(10月)は56.0を記録、サービス業の景況感は約2年ぶりの高水準を示す
【1】結果:市場予想・前回結果いずれも上回りサービス業の活況ぶりを示す 【2】内容・注目点:需要は好調で雇用も改善、 供給面での混乱から入荷遅延指数が上昇し総合指数を押し上げ 【3】所感:ソフトランディング期待を高めるポジティブな結果、早期かつ継続的な利下げは必要か?
【日本】消費関連指標、弱さがうかがえる/消費マインドも足踏み
【1】結果:足元の消費は弱さがうかがえる 【2】内容・注目点:基礎的支出がプラス転換に 【3】所感:収入が増えていく期待感が膨らんでいくかが鍵
【米雇用統計】10月の非農業部門雇用者数は1.2万人増で市場予想を大きく下振れるも失業率は4.1%で横ばい ハリケーンやストライキの一時的な要因につ...
【1】結果: 非農業部門雇用者数は1.2万人増で予想を大きく下振れ、失業率は4.1%と横ばいで市場予想と一致 【2】内容・注目点:ハリケーン被害とボーイング社におけるストライキの影響を精査 【3】所感:解釈が困難な結果で来月以降の確認が必要。ハリケーンやストによる影響が小さい失業率の横ばいはポジティブ材料
【米国】9月のPCE価格指数、総合は+2.1%に鈍化もコアは市場予想を上回って高止まり
【1】結果:総合指数は順調に鈍化もコア指数は予想上振れし高止まり 個人消費支出は底堅さを示す 【2】内容・注目点:スーパーコア指数は高止まりも再び下向く   【3】所感:個人消費が堅調な背景とは?年内残り2回の利下げは可能か
【日本】2024年9月鉱工業生産指数は前月比1.4%、基調は一進一退
【1】結果:鉱工業生産は2ヶ月ぶりに上昇 【2】内容・注目点:9月は自動車が上昇に寄与、先行きも続けるかに期待 【3】所感:在庫循環はなかなか進んでいない状況
【米国】消費者信頼感指数、10月は108.7に大幅改善―労働市場に関する評価も回復
【1】結果:現況指数、期待指数いずれも上昇し消費者マインドの改善を示す 【2】内容・注目点:労働市場の評価は改善し、大型購入計画者も増加 【3】所感:個人消費の緩やかな拡大に期待、労働市場は消費者信頼感指数とJOLTS求人件数で相反する状況を示し次の焦点は雇用統計へ
【日本】東京コアCPIは伸びが縮小し、前年比1.8% 企業向けサービス価格も縮小傾向が見られる
【1】結果:東京コアCPIは前年比1.8%上昇、企業向けサービス価格は同2.6% 【2】内容・注目点:東京サービスCPIは0.2ポイント拡大も、一部弱さが見られる 【3】所感:足元のサービス動向を日銀がどう評価するか
【日本】コアCPIは5ヶ月ぶりに伸びが鈍化し前年比2.4%
【1】結果:ヘッドライン、コアともにエネルギーの低下が寄与 【2】内容・注目点:コアCPIはエネルギー以外の寄与は変わらず 【3】所感:基調的な物価は鈍化傾向、10月の価格改定で底打ちとなるか
【米国】米小売売上高9月は0.4%増で市場予想を上振れ、米消費の想定以上の強さの裏には貯蓄率の上方修正
【1】結果:米消費の底堅さを示し、第3四半期の米GDP推定値は3.4%に上方修正 【2】内容・注目点:生活必需品を中心に幅広い品目で売上増、耐久財は引き続き伸び悩む 【3】所感:底堅い米消費の背景には貯蓄率の上方修正があり、今後の指標次第では11月FOMCで金利据え置きの可能性も浮上か