日本とアメリカの重要な経済指標を分かりやすく解説の記事一覧

相場動向を左右し、個人投資家の方にはぜひ押さえていただきたい、重要な経済指標を分かりやすく解説します。

日本とアメリカの重要な経済指標を分かりやすく解説
【日本】実質消費は前年比0.1%増で3ヶ月ぶりプラス、景気動向は変わらず
【1】結果:消費は市場予想を下回り推移、景気動向指数は3指数ともに上昇 【2】内容・注目点:家計調査の収入も伸びが確認できる一方で、支出は前年比マイナスで推移 【3】所感:供給サイドの消費は堅調
【日本】2024年7月の実質賃金は市場予想を上回る前年比0.4%
【1】結果:7月も賞与が押し上げ、所定内給与も上昇続く 【2】内容・注目点:企業の余力と人手不足から来年の賃上げ期待も高い 【3】所感:短期的な実質賃金はプラス推移を予想
【日本】2024年4-6月期の企業収益は前年同期比13.2%増の結果に
【1】結果:歴史的な円安などを背景に好調となった経常利益 【2】内容・注目点:改めて収益性、収益効率に注目 【3】所感:労働生産性は過去1番の水準、一方で労働分配率は縮小傾向
【日本】8月30日発表の経済指標、生産や小売は一進一退ながらも堅調に推移
【1】結果:東京CPIは市場予想を超える結果に 【2】内容・注目点:サービスインフレは小幅に上昇、全体的に上昇品目は減少 【3】所感:補助金によるエネルギーの下押しとサービスインフレ
【米国】消費者信頼感指数、8月は103.3に改善。労働市場の評価は引き続き軟化
【1】結果:現況指数、期待指数いずれも回復を示し消費者マインドは改善 【2】内容・注目点: 消費者マインドは健全ながら労働市場の評価は軟化傾向を継続 【3】所感: 健全な消費者マインドに伴う個人消費の拡大に期待も、労働市場の軟化による景気後退懸念は引き続きあり
【日本】2024年7月の企業向けサービス価格指数は前年比2.8%
【1】結果:市場予想を0.1%ポイント下回り、前年比2.8%増 【2】内容・注目点:勢いは落とすも、依然2%後半で推移していることはポジティブ 【3】所感:高人件費率サービスと所定内給与の相関、賃上げ基調は続くか
【日本】2024年7月総合CPIは横ばいの前年比2.8%、エネルギーがけん引
【1】結果:コアCPIは3ヶ月連続で小幅に拡大、エネルギーがけん引 【2】内容・注目点:エネルギー以外は低下傾向、サービスの上昇は10月? 【3】所感:直近の消費動向は弱いが、賃上げ分の消費転嫁に期待
【日本】2024年6月機械受注統計の結果
【1】結果:コア機械受注は前月比2.1%で反転、基調判断は変わらず「足踏み」 【2】内容・注目点:製造業は横ばい、非製造業は不動産や小売が増加 【3】所感:7-9月は0.2%増の見込み、非製造業の押し上げに期待
【米国】米小売売上高7月は市場予想を上振れ、消費減速への懸念が後退し株価は続伸
【1】結果:市場予想を上回る結果で、米消費の底堅さを依然として示す 【2】内容・注目点:自動車が6月の反動増で全体を牽引、その他項目もセール等により好調さを示す 【3】所感:景気後退懸念和らぐも消費の持続性には不透明性あり
【米国】消費者物価指数(CPI)、7月は前年同月比+2.9%を記録、順調なインフレ鈍化傾向を示し9月利下げを確定的に
【1】結果:総合、コアCPIいずれも概ね市場予想通り 【2】内容・注目点:家賃やスーパーコア指数は反発上昇も、医療サービスの下落に注目 【3】所感:インフレの粘着性をやや意識させる結果も9月利下げに影響なし 景気動向に引き続き注目
【日本】2024年4-6月期のGDPは年率3.1%と大幅な伸び
【1】結果:実質GDPは市場予想を上回る、個人消費が寄与 【2】内容・注目点:名目GDP初の600兆円台、内需株に注目 【3】所感:賃上げによる消費マインドの改善に期待
【米国】米PPI(7月)は前年比+2.2%と市場予想を下振れ9月利下げを後押し、株価は上昇
【1】結果:総合、コアPPIいずれも市場予想・前回結果を下回る 【2】内容・注目点:流通業のマージン手数料がサービス価格の低下を牽引、PCE構成項目は概ね良好 【3】所感: PPI下落で9月利下げを後押し 8月15日発表の小売売上高で消費動向を要チェック
【日本】2024年7月の企業物価指数は前年比3%の結果に
【1】結果:企業物価指数は市場予想通り、円ベース輸出入物価指数は高水準で推移 【2】内容・注目点:円高局面にて、契約通貨ベースの輸出物価に注目 【3】所感:コストプッシュインフレが減退するゆえにサービスインフレがより重要に
【日本】2024年6月の景気動向指数、基調は変わらず「下げ止まり」
【1】結果:景気動向指数は3指数そろって下降 【2】内容・注目点:生産・出荷の低下が景気動向指数に寄与 【3】所感:8月15日発表のGDPにて、景気の上向きを確認できるかが鍵
【米国】ISM非製造業景気指数、7月は51.4を記録し景気後退懸念を一部払拭
【1】結果:市場予想・前回結果いずれも上回りサービス業の回復を示す 【2】内容・注目点: 需要は堅調で生産・雇用は安定を示す。夏季の季節性にも注目 【3】所感:急速な景気後退懸念が和らぐまずまずの結果
【日本】実質賃金は27ヶ月ぶりにプラスに転換
【1】結果:春闘、ボーナスの結果をうけて高水準の賃金上昇 【2】内容・注目点:基本給も右肩上がりであるものの、物価は高止まり 【3】所感:先行きの実質賃金は、伸び鈍化も上昇基調は続くと予想
【米雇用統計】7月の非農業部門雇用者数は11.4万人増で市場予想下振れ、失業率は4.3%に上昇しサーム・ルールが発動
【1】結果:非農業部門雇用者数は11.4万人増で予想下振れ、失業率は4.3%に上昇 【2】内容・注目点:サーム・ルールが発動「This Time Is Different?」 【3】所感:9月利下げは確定的、問題はいつするかではなく利下げ幅
【米国】ISM製造業景気指数、7月は46.8に低下 雇用低下で景気後退懸念浮上
【1】結果: 製造業景気指数は4ヶ月連続で景気縮小圏に 【2】内容・注目点: 金融政策や選挙の不透明性から企業は投資に消極的に 【3】所感:景気後退局面で注目のセクターは?景気サイクルを意識した物色の広がりに注目
【米国】7月の消費者信頼感指数は100.3に改善、労働市場の評価は軟化しJOLTS求人にも注目
【1】結果:現況指数は下落も、期待指数の回復が総合指数の上昇に寄与 【2】内容:注目点:消費者マインドは健全ながら労働市場の評価は軟化 【3】所感:消費者マインドは問題なし、労働市場は需給の均衡に向け「緩和」しているのか
【米国】6月のPCE価格指数概ね予想通り、9月の利下げ観測強まる
【1】結果:物価指数は概ね市場予想通り、個人消費支出は底堅さを示す 【2】内容・注目点:インフレ目標まであと一歩、個人消費支出は堅調も不透明性あり 【3】所感:インフレは順調に鈍化で9月利下げに期待、次の焦点は労働市場の状況へ