日本とアメリカの重要な経済指標を分かりやすく解説の記事一覧
相場動向を左右し、個人投資家の方にはぜひ押さえていただきたい、重要な経済指標を分かりやすく解説します。
【米国】消費者信頼感指数、10月は108.7に大幅改善―労働市場に関する評価も回復
【1】結果:現況指数、期待指数いずれも上昇し消費者マインドの改善を示す
【2】内容・注目点:労働市場の評価は改善し、大型購入計画者も増加
【3】所感:個人消費の緩やかな拡大に期待、労働市場は消費者信頼感指数とJOLTS求人件数で相反する状況を示し次の焦点は雇用統計へ
【日本】東京コアCPIは伸びが縮小し、前年比1.8% 企業向けサービス価格も縮小傾向が見られる
【1】結果:東京コアCPIは前年比1.8%上昇、企業向けサービス価格は同2.6%
【2】内容・注目点:東京サービスCPIは0.2ポイント拡大も、一部弱さが見られる
【3】所感:足元のサービス動向を日銀がどう評価するか
【日本】コアCPIは5ヶ月ぶりに伸びが鈍化し前年比2.4%
【1】結果:ヘッドライン、コアともにエネルギーの低下が寄与
【2】内容・注目点:コアCPIはエネルギー以外の寄与は変わらず
【3】所感:基調的な物価は鈍化傾向、10月の価格改定で底打ちとなるか
【米国】米小売売上高9月は0.4%増で市場予想を上振れ、米消費の想定以上の強さの裏には貯蓄率の上方修正
【1】結果:米消費の底堅さを示し、第3四半期の米GDP推定値は3.4%に上方修正
【2】内容・注目点:生活必需品を中心に幅広い品目で売上増、耐久財は引き続き伸び悩む
【3】所感:底堅い米消費の背景には貯蓄率の上方修正があり、今後の指標次第では11月FOMCで金利据え置きの可能性も浮上か
【米国】消費者物価指数(CPI)、9月は前年同月比+2.4%に鈍化も市場予想を上振れ、コア指数は前月比0.3%上昇
【1】結果:総合指数は市場予想を上振れも前月比で鈍化、コア指数は高止まり
【2】内容・注目点:家賃は伸び鈍化もスーパーコアは伸び加速
【3】所感:物価上振れ懸念と労働市場悪化懸念の綱引き状態、次の焦点は個人消費動向へ
【日本】国内企業物価指数は前年比2.8%増、輸出入物価は前年比マイナスに
【1】結果:国内企業物価指数は前年比2.8%と堅調に推移
【2】内容・注目点:輸入物価は下落基調であるが、足元の中東情勢で再燃リスク
【3】所感:交易条件からみる輸出入物価
【日本】実質賃金は前年比0.6%減、所定内給与は3%と大幅上昇
【1】結果:実質賃金は3ヶ月ぶりマイナスへ
【2】内容・注目点:先行きの実質賃金はプラス転換を予想
【3】所感:2025年の賃上げも期待ができる?
【米雇用統計】9月の非農業部門雇用者数は25.4万人増で市場予想を大きく上振れ 失業率は4.1%に低下し、11月大幅利下げ観測が後退
【1】結果:非農業部門雇用者数は25.4万人増で予想を大きく上振れ、失業率は4.1%に低下
【2】内容・注目点:民間主導で雇用増加、サーム・ルールは消灯間近
【3】所感:ソフトランディング期待を高める良いサプライズ、11月の利下げ幅を左右するCPI・PPIに注目
【米国】ISM非製造業景気指数、9月は54.9を記録 サービス業は活況ながら雇用状況に関する懸念残る
【1】結果:市場予想・前回結果いずれも上回りサービス業の活況ぶりを示す
【2】内容・注目点: 需要は好調ながら雇用は再び縮小圏に
【3】所感:景気後退懸念は和らぐも、不確実な要素は多くあり。雇用指数の軟化が続く中、注目は雇用統計へ
【米国】ISM製造業景気指数、9月は47.2で前月から横ばい 雇用指数低下で労働市場懸念続く
【1】結果:製造業景気指数は6ヶ月連続で景気縮小圏に
【2】内容・注目点:受注-在庫バランスが改善し生産は回復した一方、雇用の低下は引き続き
【3】所感: 在庫-受注バランスと利下げの効果に期待 10月4日(金)の雇用統計に注目
【日本】7-9月期の日銀短観、全産業の業況感は改善、大企業では横ばい
【1】結果:全産業の業況感は2%ポイント上昇
【2】内容・注目点:雇用は引き続き不足、中小企業の価格転嫁に期待
【3】所感:設備要旨は横ばい、政治関連の不確実性が影響か
【米国】8月のPCE価格指数前年比+2.2%に鈍化、インフレ目標2%に近づく
【1】結果:物価指数は概ね市場予想通りに鈍化、個人消費支出は底堅さを示す
【2】内容・注目点:全体として順調なインフレ鈍化を示すも粘り強いスーパーコア
【3】所感:9月利下げを正当化する順調なインフレ鈍化、貯蓄率の上方修正に注目
【日本】東京CPI総合指数は市場予想通りの前年比2.2%の結果に
【1】結果:東京コアCPIは節目の2%に
【2】内容・注目点:思っているほどに食料関連のインフレは顕著ではない
【3】所感:9月全国CPIも低下が見込まれる
【米国】消費者信頼感指数、9月は98.7に大幅低下 - 労働市場懸念、引き続き
【1】結果:現況指数、期待指数いずれも低下し消費者マインドの落ち込みを示す
【2】内容・注目点:労働市場の評価は軟化傾向継続
【3】所感:個人消費の減速が懸念されるが消費者心理の水準は依然として健全、来月以降は利下げの影響にも注目
【日本】2024年8月の企業向けサービス価格指数は前年比2.7%増
【1】結果:市場予想をわずかに上回るも、前年比は横ばいの2.7%増
【2】内容・注目点:構成系列間でまちまちな内容
【3】所感:低人件費サービスは輸入物価の落ち着きを経て、鈍化か
【日本】コアCPIは4ヶ月連続の上昇で前年比2.8%
【1】結果:コアコアCPIは2%に回復、8月は食料が押し上げ
【2】内容・注目点:輸入物価は鈍化、CPIへの波及は6ヶ月程度で先行きは緩やかに縮小が見込まれる
【3】所感:サービスCPIは横ばい、下落品目の増加傾向が懸念点
【米国】米小売売上高8月は0.1%増で市場予想を上振れも中身は強弱まちまち
【1】結果:市場予想を上回る結果で、米消費の底堅さを依然として示す
【2】内容・注目点:無店舗小売に支えられる小売売上高、食事に関する消費動向にも注目
【3】所感:米国の消費は堅調か?対面サービスの労働需要減少を懸念
【米国】米PPI(8月)は前年比+1.7%と市場予想通りに鈍化、コア指数はやや上振れつつもPCE構成項目は総じて良好
【1】結果: 前年比はいずれも市場予想通り、前月比は前回7月の下方修正を受け市場予想を上回る伸び
【2】内容・注目点:流通業のマージン手数料が回復、PCE構成項目も総じて良好
【3】所感:9月FOMCでは50bps利下げの選択肢もあるか?利下げ幅だけでなく今後の利下げペースの見通しにも注目
【米国】消費者物価指数(CPI)、8月は前年同月比+2.5%に鈍化も、コアCPIは伸び加速―9月利下げは25bpsか
【1】結果:総合指数は2021年2月以来の低水準に急低下も、コア指数の粘着性が意識される結果
【2】内容・注目点:エネルギー価格が総合指数を下押し、懸念はサービスインフレ
【3】所感:インフレ2%目標に向けた「ラストワンマイル」が遠い状況 9月利下げは25bpsか
【米雇用統計】8月の非農業部門雇用者数は14.2万人増で市場予想下振れ、失業率は4.2%に低下もサーム・ルールは引き続き点灯
【1】結果:非農業部門雇用者数は14.2万人増で予想下振れ、失業率は4.2%に低下
【2】内容・注目点: サーム・ルールは引き続き点灯も過去の景気後退期とは異なる点もあり
【3】所感: 急速な労働市場の悪化を回避したことで、9月FOMCは25bpの利下げか