FX の記事一覧
陳満咲杜流 FXプライスアクション
米ドル/円は円売りポジションの整理が続く、豪ドル/円は下値リスクを警戒
米ドル/円 日足週間予想レンジ:112.50~114.00メインストラテジー:戻り売り・ポジション調整が続く・リスクオフの流れ・振れ...
吉田恒の為替ウイークリー
FOMCと米国株が鍵を握る為替
テクニカルに、米ドル下落リスク拡大の可能性。米ドルは、米金利上昇より米国株下落の影響が強まっている。
米国株下落のリード役は、歴史的なグロース株の割高修正。目先的には今週のFOMCが大きな分岐点になる可能性。
吉田恒の為替デイリー
ナスダック指数で考える米ドル/円
年明け以降、金利差からかい離した米ドル/円下落は、米国株、とくに年明けからの株安リード役となっているナスダック指数である程度の説明は可能。
そんなナスダック指数は短期的には「下がり過ぎ」懸念が拡大中、一方で中長期的には「上がり過ぎ」是正中。そういった中で最も印象的なのは、NYダウなどとの相対株価が、ITバブル以来の割高といった意味で、「バブル」懸念ありということ。
吉田恒の為替デイリー
「金利上昇=米ドル高」は終わったのか?
年明け以降、米金利上昇から米ドルのかい離が目立ってきた。米金利上昇を手掛かりとした米ドル高は終わったのか?
米ドルの「金利離れ」は、最近の米利上げ見通し加速が余りに急激で、株価が不安定になっていることが主因で、それが一段落すれば米金利上昇を手掛かりとした米ドル高は再開するのではないか。
吉田恒の為替デイリー
トルコリラ、当面の底打ち条件とは?
トルコの20日金融政策会合では、久しぶりに利下げは見送られる見通し。では、2021年9月の利下げ開始から、ほとんど「底割れ」となっていたリラも、ついに当面の底打ちを確認することになるか!?
経験的に、リラの当面の底打ちは、短期的な「下がり過ぎ」拡大に対し、通貨防衛的に利上げを行ったことがきっかけだったが、利上げがないまま「二番底」を確認できるかに注目。
吉田恒の為替デイリー
米ドル/円「2%レンジ」ブレークに注目
年明け後の米ドル/円は、米ドル高値更新後に急反落といった具合に、方向感が定まらない展開が続いている。
テクニカルからすると、米ドル/円は2021年10月以降、上方シフトする2%レンジ中心での上下動が続いてきた。このレンジは足元で114.5~117円弱なので、これを本格的にブレークした方向に大きく動く可能性に注目。
吉田恒の為替デイリー
インフレで急変したゴールドの相場見通し
金相場は、米インフレ懸念が強まる中で、米金利との関係が大きく変化し、「米金利上昇=金相場上昇」となった。
本格的なインフレの歴史であるオイル・ショック後の1980年前後、金相場は「爆騰」となった。インフレ状況次第では金相場が一段の「上がり過ぎ」拡大に向かう可能性も注目。
田嶋智太郎の外国為替攻略法
「米ドル高と円安の巻き戻し」もそろそろ一巡となる可能性
年明けの米ドル/円はやや波乱含みの展開
市場の勝手に期待、勝手に失望、に注意
米ドル/円は115円近辺がしばらく目安に
ユーロ/米ドルは戻り売りに押される形に
陳満咲杜流 FXプライスアクション
米ドル/円は波乱一服、豪ドル/円は調整波の拡大を示唆
米ドル/円 日足週間予想レンジ:114.00~116.00メインストラテジー:押し目買い・ポジション調整の先行・突っ込みの限界を確認...
吉田恒の為替ウイークリー
短期的な米ドル安リスクの可能性
米ドル/円は年明け直後の一段高から、先週は一転して急落。この中で、テクニカルには目先的な米ドル下落リスク拡大の示唆が増えた。
52週MAとの関係などからすると、米ドル安トレンドへの転換議論は時期尚早ながら、目先的な一定程度の米ドル下落リスクには要注意か!?
吉田恒の為替デイリー
FRB「ビハインド・ザ・カーブ」の影響
FOMCの金融政策見通しは、2021年9月までは「利上げ開始は2023年に入ってから」が基本だったが、足元では「3月に利上げ開始、2022年中に3~4回の利上げ」といった具合に激変が続いている。
結果的には、インフレ率の急上昇を受け、政策判断が後手に回った。このツケ払いの金融政策の「激変」を金融市場の混乱が限定的で乗り切れるかは気になるところ。
吉田恒の為替デイリー
少し気になる米金利上昇の影響力低下
12日、2021年12月の米消費者物価指数が大きく上昇し、短中期の米金利が上昇したにもかかわらず米ドルはむしろ比較的大きく下落した。
インフレの影響などで、名目の米金利上昇ほど米ドル高をもたらしにくくなっている可能性があるとして、それが一時的か継続的かは、今後の米ドル相場の行方を考える重要テーマだろう。
吉田恒の為替デイリー
米ドル/円への影響をナスダック指数/NYダウで見る
年明け早々一段高となった米ドル/円だったが、その後は米国株急落などを受けて反落。この「米国株安=米ドル安」は一時的か否か。
NYダウ、ナスダック指数とも「バブル」というほど割高懸念はないものの、NYダウに対するナスダック指数の割高には「バブル」懸念あるだけに、それが破裂となった場合の影響は要注意!?
吉田恒の為替デイリー
米ドル/円「一時的下落」の考え方
2021年9月末以降、110円程度から米ドル高・円安が展開する中で、一時的な米ドル反落は基本的に90日MAから1%上回った水準までとなってきた。足元でそれは114円程度。
また経験的に、トレンドと逆行する動きは最大でも52週MA前後までがせいぜい。足元の米ドル/円の52週MAは110円程度。
陳満咲杜流 FXプライスアクション
米ドル/円は年明けから限定的なポジション調整へ、豪ドル/円は調整波の延長があっても中段保ち合いに留まるか
米ドル/円 日足週間予想レンジ:114.50~116.50メインストラテジー:押し目買い・ポジション調整は限定的・FRBの政策により米...
吉田恒の為替ウイークリー
118円へ米ドル一段高の2つの条件
2021年の2回の米ドル高加速局面に主に共通したのは、保合い放れといったテクニカルな要因と、そして「道先案内役」の米金利の一段の上昇だった。
前者では目先的に116円半ばが分岐点になりそう。後者、米金利は短期的な「上がり過ぎ」懸念の強い状況が続いている。
吉田恒の為替デイリー
米利上げ「目前」を示唆した失業率改善
米国の政策金利であるFFレートと失業率には一定の相関関係がある。「リーマン・ショック」後の最初の利上げは、失業率が過去10年の平均値、10年MAを2%近く下回るまで改善する中で行われた。
足元の10年MAは5.7%なので、2021年12月失業率が3.9%まで低下したことで、10年MAを2%近く下回ってきている。インフレ懸念は別にしても、利上げは目前に迫っている可能性がありそう。
吉田恒の為替デイリー
米国株下落の為替への影響は?
2021年11月の「テーパリング」開始で米超金融緩和見直しが始まってから、NYダウに対するナスダック指数の割高修正が急ピッチで進んでいる。
そもそも、2020年3月の「コロナ・ショック」を受けた米超金融緩和の中でNYダウに対するナスダック指数の割高が急拡大しただけに、金融政策の転換で逆の動きが広がっているのは気になるところ。
米金融緩和見直しに伴う米金利上昇は、基本的には米ドル高要因だが、それが株安拡大をもたらした場合の為替への影響は要注意か。
吉田恒の為替デイリー
米ドル一段高のテクニカルな分岐点
2021年からの米ドル/円上昇トレンドにおける米ドル一段高は、テクニカルには90日MAなど短期の移動平均線からのかい離率の保合い上放れでうまく説明できた。
これを参考にすると、目先的な焦点は114~116円半ばを、米金融政策のテーマなどを主な材料にブレークできるかということになる。