FX の記事一覧
吉田恒の為替デイリー
【為替】大統領選挙でトルコリラはどうなる?
5月14日のトルコ大統領選挙では、大統領の交代が起こる可能性も注目されている。
トルコリラ/円は2014年から長期下落トレンドが続いてきたが、それには現職のエルドアン大統領の影響がかなり大きいと見られてきた。それだけに、選挙結果はトルコリラの行方も左右する可能性が高そうだ。
陳満咲杜流 FXプライスアクション
【為替】米ドル/円の上値志向は不変、豪ドル/円は上値を追う展開へ
米ドル/円週間予想レンジ:135.00~138.00メインストラテジー:押し目買い・波乱はコップの中の嵐・強いトレンドが維持される・...
吉田恒の為替ウイークリー
【為替】5/8~12の米ドル/円を予想する
先週の米ドル/円は、一時は年初来米ドル高値に接近した。しかし、その後は金融システム不安再燃、米債務上限問題への懸念などから米金利が大きく低下すると、それに連れて米ドル/円も急落するといった具合に上下に不安定な展開となった。
米債務上限問題について、金融市場は2011年の株・金利・米ドル「トリプル安」再現を警戒。今週~来週にかけてさらに注目が高まりそうだ。
米金利、米ドルの上値は重く、今週の予想レンジは132~137円を想定。
吉田恒の為替デイリー
【為替】対ユーロ「歴史的円安」の可能性を考える
ユーロ/円が一時、2014年に記録した高値を更新し注目を集めている。チャート的に見ると、その前に記録した高値、2008年の169円まで上昇余地が一気に拡大したようになったからだ。
似たようなことが起こったのが2022年の米ドル/円。米ドル/円は2015年に記録した125円という高値を4月に完全に上抜けると、その前に記録した高値をことごとく突破し、一気に1990年以来、約32年ぶりの150円を越える「歴史的円安」が実現した。
今度は対ユーロで「歴史的円安」に向かうことになるかについて考えてみる。
吉田恒の為替デイリー
FOMCで米金利はどう動くか?
5月3日にFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果が発表される。今回については、0.25%の利上げを継続するとの見方が一般的。その上で、利上げの「打ち止め」の可能性を示唆するかが焦点と位置付けられているのではないか。
そのようなFOMCの結果を受けて、米ドル/円にも影響の大きい米金利はどう動くかについて考えてみる。
陳満咲杜流 FXプライスアクション
【為替】米ドル/円は日銀会合に追い風、豪ドル/円は豪ドル次第だが底固い
米ドル/円週間予想レンジ:135.00~137.50メインストラテジー:押し目買い・日銀の政策維持で円売り・変動レンジの上方修正・リ...
吉田恒の為替ウイークリー
5月の米ドル/円を予想する
4月は米ドル反発、特に28日の日銀会合後は米ドル高・円安が急加速。ただ米金利からのかい離など、米ドル高・円安には「行き過ぎ」懸念あり。
5月FOMC控え、米金利はテクニカルに見るとトレンド転換巡る重要な攻防が続いている。
以上を踏まえ、5月米ドル/円の予想レンジは132~139円中心で想定。
吉田恒の為替デイリー
「大きく動く」米ドル/円は変わるのか
米ドル/円は、2022年に約30年ぶりの150円を越える米ドル高・円安となった。その中で年間の最大値幅は113~151円と38円もの大幅なものとなった。ただ、2023年はまだ3分の1過ぎた段階ではあるものの、127~137円と値幅は10円程度にとどまっている。
2023年が前年から打って変わり、値幅は大きく縮小するところとなるのか、それともこの後値幅が拡大すると仮定すればその鍵は何かについて考えてみる。
吉田恒の為替デイリー
【為替】日銀金融政策と米ドル/円の関係
4月28日は、植田総裁が就任して初めての日銀金融政策が発表される。注目されている10年債利回りの上限見直しについて、今回は見送られる可能性が高いのではないか。
10年債利回りの上限拡大や撤廃が見送られた場合、金利はどのように反応するかについて考えてみる。
吉田恒の為替デイリー
【為替】続・「行き過ぎた円安」は是正されるのか
4月26日付のコラムでも述べたように、米ドル/円は現在、日米消費者物価で計算した購買力平価を大幅に上回る状況が続いている。程度の差はあるが、これは1980年代前半の米インフレ局面以来のこと。
そんな1980年代の前半、米ドル/円が一時的に消費者物価購買力平価を割れるまで下落した局面があった。インフレ対策の高金利政策を受けて、米国が本格的なリセッションに転落した局面だ。今回はそれについて詳しく見てみたい。
吉田恒の為替デイリー
【為替】「行き過ぎた円安」は是正されるのか
米ドル/円は、約40年ぶりに日米消費者物価で計算した購買力平価を大幅に上回る状況が続いている。今回に共通しているのは、米インフレ対策が「行き過ぎた米ドル高・円安」をもたらしたということだろう。
約40年前は、プラザ合意の強硬策がとられるまで「行き過ぎた米ドル高・円安」は是正されなかった。今回はどうだろうか?
吉田恒の為替デイリー
【為替】米金利上昇トレンドはまだ終わらない
米ドル/円の行方は、米金利の影響を大きく受けてきた。その米金利は、3月に金融システム不安が浮上したことをきっかけに大きく低下した。では米金利はさらに低下するのか、それとも再び上昇に向かうのか。
実は、テクニカルに見ると重要な分岐点を巡る攻防が続いているものの、まだ米金利上昇トレンドが転換したわけではなさそうだ。
陳満咲杜流 FXプライスアクション
【為替】米ドル/円は上値志向の再確認、豪ドル/円は90関門定着の有無が焦点
米ドル/円週間予想レンジ:133.50~136.50メインストラテジー:押し目買い・日銀会合は無風通過の公算が大きい・上値は一旦重く...
吉田恒の為替ウイークリー
【為替】4/24~28の米ドル/円を予想する
先週の米ドル/円は一時135円台に乗せたものの、その後は米経済指標の弱い結果を受けて反落するなど、米経済指標の結果に一喜一憂する展開が続いた。
今週は28日に日銀の金融政策が発表される。過去3回の日銀金融政策発表日の米ドル/円は3~7円程度に値幅が拡大するなど荒れた値動きになってきたので、今回も要注意。
今週の米ドル/円は132~136円中心での展開を想定。
吉田恒の為替デイリー
【為替】ユーロ/円と米ドル/円の「違い」とは?
ユーロ/円が2022年10月に記録したこの間の高値(10月21日、148.399円)に目前まで迫ってきた。米ドル/円が、同じく2022年10月に記録した高値(10月21日、151.942円)をまだ1割以上も下回った水準で推移していることを考えると、両者はかなり「差」が開いたと言えるだろう。今回は、この背景について考えてみる。
大橋ひろこのなるほど!わかる!初めてのFX
【為替】膠着の米ドル/円相場、トレンドが発生すると考えられる2つの要因とは
揺れる米国の利上げ局面、方向感を失う米ドル/円相場
相場に影響を与える、トレンド発生に関わる2つの要因
吉田恒の為替デイリー
【為替】米金利が鍵になりそうな日銀政策判断
3月以降、金融システム不安の浮上を受けて大きく低下した米金利だったが、最近は低下が一巡、反発が目立ってきた。
日銀は4月28日に、植田新総裁が出席する最初の金融政策決定会合を予定しているが、米金利上昇リスクへの懸念が残るようなら、10年債利回り上限の拡大など、金融緩和見直しは見送る可能性があるのではないか。
吉田恒の為替デイリー
【為替】メキシコペソ「最強通貨」終了の見極め方
代表的な高金利通貨であるメキシコペソは、対円で過去3年間に最大8割もの大幅高を演じた「最強通貨」だが、この半年ほどは2度の急落も起こるなど値動きが上下に荒くなってきた。
「最強通貨」メキシコペソの下落リスクと、上昇トレンド終了の見極め方などについて考えてみる。