FX の記事一覧

吉田恒の為替デイリー 【為替】4ヶ月で急転換した投機米ドル買い戦略
CFTC統計の投機筋の米ドル・ポジションは、4月末にはほぼ過去最大の買い越しとなったが、先週は売り越しに転換した。 記録的な米ドル買いから、比較的短期間に米ドル売りに急転換した背景と、今後の動きについて考えてみる。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】米ドル/円のレイバー・デー「アノマリー」
先週までの2週間、米ドル/円は143円半ば~146円半ば中心の方向感のない一進一退が続いた。この時期にこのような米ドル/円の方向感の乏しい小動きが続くのは、むしろ「よくあること」。 ところが、9月初めの米国のレイバー・デーが明けると一変し、一方向に大きく動くようになるのが基本。
吉田 恒
陳満咲杜流 FXプライスアクション 【為替】米ドル/円は戻りの限界を果たすか、豪ドル/円は保ち合い先行でも頭重い
米ドル/円は再反落の見通し週間予想レンジ:142.00~148.00先週(8月26日週)は切り返し、スピード調整の範疇先週の米ドル/円...
陳 満咲杜
吉田恒の為替ウイークリー 【為替】9月の米ドル/円を予想する
8月の米ドル/円は一時141円台まで暴落。投機円売り「バブル破裂」の影響か。 テクニカルに見ると、円高へトレンド転換した可能性。そうであるなら円安への戻りは限られ、9月FOMCをにらみながらこの間の米ドル安値141円の更新に注目。 9月の米ドル/円は140~148円で予想。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】9月から米「連続利下げ」が始まるのか?
9月FOMCでの利下げはほぼ確実視されているが、米ドル/円への影響は、日米金利差の大幅縮小に向かう連続利下げの始まりとなるかが重要だろう。 9月利下げが単発になるか、連続利下げの始まりになるかの1つの鍵は、米国株の動向ではないか。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】実質実効レートで考える円高シナリオ
円の総合力を示す実質実効レートは、8月にかけてサイクルボトムを付けた可能性が高くなってきた。円が総合的に反発局面に入った場合、米ドル/円、クロス円はそれぞれどこまで円高に向かうかについて、実質実効レートの過去のパターンを参考に考えてみる。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】メキシコペソ/円、25%「暴落」の示唆とは?
メキシコペソ/円は2割以上と大きく下落したが、この主因は異常なほどの「上がり過ぎ」の反動と考えられた。 メキシコペソ/円ほどではないものの、多くのクロス円は軒並み記録的「上がり過ぎ」となったが、その本質は「行き過ぎた円安」だっただろう。「行き過ぎた円安」修正に伴うクロス円の下落は今後一段と広がる可能性が高いのではないか。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】FRB利下げと円高の関係を考える
9月からの米利下げ開始がほぼ確実になってきた。今後の米利下げ見通しを受けた日米金利差縮小と米ドル安・円高の関係について考えてみる。
吉田 恒
13:17
ストックボイス 【為替】トレンドは米ドル安・円高に転換の可能性
・8月の波乱のマーケットもようやく落ち着きを見せた。7月初めは1米ドル160円を突破したがその後1ヶ月で20円も暴落。過去最高の2...
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】2007年との類似が続く米ドル/円
投機円売りの記録的な拡大が、9月からの米利下げ開始の可能性が高まる中であっという間に消滅し、急激に円高へ戻るという最近の現象は、2007年ととても似たものだった。 2007年との類似の理由と、その類似がこの先も続いた場合のシナリオについて考えてみる。
吉田 恒
陳満咲杜流 FXプライスアクション 米ドル/円はここから安値更新か、豪ドル/円は反落の方向へ値幅拡大も視野に
米ドル/円は続落の見通し週間予想レンジ:141.00~144.00先週(8月19日週)は反落、ベアトレンドへ復帰先週の米ドル/円は反落...
陳 満咲杜
吉田恒の為替ウイークリー 【為替】8/26~8/30の米ドル/円を予想する
先週の米ドル/円は、ジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の発言などから、9月FOMCでの利下げがほぼ確実視されたことで144円割れ寸前まで続落した。 目先的には米金利に「下がり過ぎ」懸念もあるため、このまま一気にこの間の安値の141円台更新に向かうのは難しそう。ただ、円高トレンドへ転換した可能性が高まる中で、米ドル反発も限られるのではないか。 今週の米ドル/円は142.5~146.5円のレンジで予想する。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】「デジタル赤字」で円高にならないのか?
2022年以降、150円を大きく越える円安が繰り返される中で、貿易・サービス収支の赤字化など、日本経済の構造変化の影響も注目されるようになった。 この構造変化によって、かつてより円高になりにくくなっている影響はあるだろうが、一方で循環的に円安が止まらなくなる影響とは別ではないか。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】円高トレンドの基本シナリオ
円安から円高へトレンド転換の可能性が高くなってきた。円高トレンドへ転換した場合の今後の平均的なイメージ、その中での有効なトレード戦略について考えてみる。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】「間違い」も多かった円売りの理由
「歴史的円安」が展開する中で「円売りの理由」とされたものの中には、都合の良い後付けで「間違い」と思われるものも少なくなかった。円安一段落を受けて、再確認してみる。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】161円の円安とは何だったのか?(後編)
前編では、161円までの歴史的円安が投機円売りの主導で起こった可能性があることを見てきた。 後編では、161円からたった1ヶ月で141円まで米ドル/円が急反転した背景を考えてみる。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】161円の円安とは何だったのか?(前編)
米ドル/円は2024年になると、2022、2023年と2年連続で記録した高値の151円を大きく超えて、7月初めには1986年以来となる161円まで一段高となった。それはまさに「歴史的円安」と呼ばれる動きだった。 ただし、その後はたった1ヶ月で141円まで約20円もの米ドル/円暴落が起こった。歴史的円安とその後の急激な円高への戻りの背景について、前後編2回にわたり考えてみる。
吉田 恒
陳満咲杜流 FXプライスアクション 米ドル/円は戻り切れない公算、豪ドル/円は変動率拡大でも頭の重い展開か
米ドル/円は戻り切れない見通し週間予想レンジ:144.00~149.00先週(8月12日週)は切り返し、速度調整を果たした先週の米ドル...
陳 満咲杜
吉田恒の為替ウイークリー 【為替】8/19~8/23の米ドル/円を予想する
先週は、8月15日に発表された米小売売上高の予想より強い結果などから米景気への懸念が後退、米金利が上昇すると、米ドル/円も149円台まで反発した。 ただ8月16日には147円台へ反落するなど、「米金利上昇=米ドル高・円安」も伸び悩む結果となった。 テクニカル的に見ると、米金利は金利低下トレンドへ転換した可能性が高くなってきた。その意味では「米金利上昇=米ドル高・円安」は限られそうだ。今週の米ドル/円は144~150円で予想。
吉田 恒
吉田恒の為替デイリー 【為替】転換点を迎えた可能性のある投機円売り
先週、CFTC統計の投機筋のポジションが約3年5ヶ月ぶりに買い越しに転換した。長く続いてきた投機筋円売り戦略が大きな転換点を迎えた可能性がありそうだ。 ただ、投機筋が円買い戦略拡大に動くことはまだ当面考えにくい。そのためには、金利差円劣位の一段の縮小などが必要だろう。
吉田 恒