相場一点喜怒哀楽の記事一覧

個人投資家の強い味方「トレーダーズ・ウェブ」を運営する(株)DZHフィナンシャルリサーチの日本株アナリスト、東野幸利氏の相場コラムです。

毎週火曜日に更新
相場一点喜怒哀楽
第351回 「水素(H)で勝負!」
年初からリスク回避が続くマーケットですが、NY原油先物が1バレル45ドルの節目を意識できるかが注目です。ドル/円相場も1/14のNY時間で1ドル116円すれすれまで円高が進む場面がありましたが、...
第350回 「株、60年前は誰が買った?」
今年の干支は「乙未(きのとひつじ)」です。過去の「未」年は、1955年(乙未、神武景気の拡大)、1967年(丁未、いざなぎ景気、ポンドショック)、1979年(己未、第二次オイルショック、資源株...
第349回 「経験則は倍返しか?」
「掉尾の一振」が始まったのか?イエレンFRB(連邦準備制度理事会)議長の表明を受け、ダウ平均や日経平均は見事な戻りを演じている。筆者も過去にあまり経験したことがない勢いだ。10/31の日銀...
第348回 「トンビとハザマ」
ダウ平均は直近高値からあっさりと700ドルを超える下落幅になってきました。12/5高値(17,958ドル)から770ドル程度(7/16高値からの下落幅相当)は簡単に下げる試算はあったのですが、とりあ...
第347回 「重要ファクターは円からアジアへ」
中国本土市場は再び株式ブームに沸いています。上海総合指数は9日に乱高下し、終値ベースは5.4%(前日比)の下落となりましたが、利下げを好感して急上昇した反動と割り切れば当然の動きでしょ...
第346回 「地銀株と建設株」
2015年の注目業界・銘柄を教えて下さい!この時期の取材などでよく尋ねられます。株高による消費力底上げを背景に、百貨店株へ注目した時期もありました。ただ、景気のバロメーターにはなるけど...
第345回 「700ドル程度の下げも・・・」
日経平均の17500円は予想以上に重いです。「普賢と文殊」が効いているのでしょうか?個人的には気持ちは上放れなのですが、ズドーンと陰線を引きそうな雰囲気もありますね。いずれにしても、米...
第344回 「GDPショック一巡後の注目株」
17日の日経平均は今年二番目の下げ幅を記録。25日線とのかい離率は14日時点で10.0%まで広がり、昨年6月にかけて急落する直前高値の水準まで過熱していました。同時に示現したローソク足の「首...
第343回 「175は普賢と文殊」
「下げない相場は高い」「買いにくい相場は高い」「売りやすい相場は高い」、身に覚えないでしょうか?日経平均は17,500円まであと一歩に迫ってきました。前回、お伝えいたしました主要なフシ目...
第342回 「株、歴史的なフシ目」
日経平均はスパイクボトムのような切り返しの強さです。直近安値を付けた10/17に向けては相場の崩れを気にする向きが多かったようですが、長期の基本波動は裏切らなかった。2013年6月安値を起...
第341回 「視界が晴れる」
米国株の戻りが凄まじいです。今度こそは戻らない、といった見方が10月前半は多かったようですが、10/28現在、ダウ平均は9/19高値から-1.6%程度の水準まで戻しています。もっと凄いのはNASD...
第340回 「戻る局面の銘柄選び」
ダウ平均の9/19高値17,279ドルは、昨年11月高値(16,067ドル)からもみ合い期間の最大値幅1,204ドルを上げた17,271ドルの水準です。7/16高値17,138ドルは、12月高値と2月安値の中値(15,974ド...
第339回 「全体では微調整」
10月7日、「4夜連続・日本株オンラインセミナー」に講師として参加いたしました。ご聴講いただきました皆様、心よりお礼申し上げます。翌日の8日の朝、私はテクニカル分析の研究のため、ロンド...
第338回 「加速以外に上値余地なし」
ドル/円はどこまで「発散」が続くのか?9月相場は2013年5月高値を起点とする上値抵抗線(現在は下値支持線)を上方にブレークし、1ドル=110円に迫る場面がありました。一方、2002年1月高値を...
第337回 「単なるきやすめ」
3月本決算企業の中間配当に伴う権利落ち日があすに迫りました。この時期になると毎年話題になるのが「配当再投資の買い」です。「配当再投資の買い」とは、年金資金などを配当込みベースで運用...
第336回 「中堅電炉の株価位置」
日経平均は昨年来高値(16,320円)が視野に入ってきました。売買代金の増加が伴えば、上昇が加速する展開もありえるでしょう。昨年来高値の手前で考えられる上値メドは、7月高値と8月安値の中間...
第335回 「自動車ならこれ」
TOPIXは年初来高値更新、一言で表すと「アベノミクス相場(私はこの表現は好きではありません)」は続いているということです。日経平均も連続陰線が続きましたが、それでも下げなければ上げる...
第334回 「鉄建の株価」
鉄建(1815)株が急騰しました。建設株だけでなく、この手のパターンはたくさんありそうな感じです。建設株では、不動テトラ(1813)がどうか、というところでしょう。決算発表がネガティブに受...
第333回 「収斂から発散へ」
ドル/円は日柄調整によって蓄積されたエネルギーの発散局面か?第326回「7月に入ればガラッと・・・」(http://lounge.monex.co.jp/pro/tandcfr/2014/06/26.html)でお話した流れに続きますが...
第332回 「お盆の週は変化週」
8月相場の過去15年間(99~13年)は日経平均株価の騰落実績で6勝9敗と負け越し。相場の上昇局面では良好な企業業績・景気指標、政治や金融政策の好転を背景に海外投資家の買いが入るという構図...