相場一点喜怒哀楽の記事一覧
個人投資家の強い味方「トレーダーズ・ウェブ」を運営する(株)DZHフィナンシャルリサーチの日本株アナリスト、東野幸利氏の相場コラムです。
毎週火曜日に更新

全人代のあとはなぜか動くぞ
日経平均の最近の上値の重さを踏まえて。戻り高値をつけた昨年12月1日からの下落過程でみると、17,000-18,000円は過去の売買代金が多かった価格帯で、17,000円は出来高分析上ではいったん上値...
どうなる資源関連株の行方?
コマツ(6301)の日足のチャートをご覧ください(マネックス証券に口座をお持ちのお客様はログイン後の「投資情報」または「株式取引」メニュー等からチャートをご覧ください)。移動平均線やオ...
昨年と今年の急落後の違い
米国のダウ平均とS&P500のチャート上に少し変化がありました。2月22日の取引で、1月29日に付けた戻り高値を更新したことです。これは短期的なトレンドが転換するひとつのサインになりえる動きで...
期末前に文句なしの買い場か?
国内の長期金利の低下が著しく、2月9日には10年国債利回りが初のマイナス圏に低下しました。その過程で株式の配当利回りと長期金利の差が大きく開いています。図表は、TOPIX(東証株価指数)の...
第400回 悲観の中で生まれる底入れ
日経平均が終値ベースで1月25日高値(17,110円)を上回り、ひとまず下方へのリスクが和らぎました。メガバンク株の戻りの鈍さをみると、再び底割れがあるような気にもなりますが、そういう「疑...
第399回 満月も仮需もバロメータ
来週から国内企業の第3四半期決算の発表が本格化することもあってか、東京株式市場は週初から業績が悪くなさそうな内需株(以前に好業績内需株の位置づけで買われたことがある)の下値を拾う動...
第398回 ダメ押しが本物の安値?
1月7日のマネックス証券オンラインセミナーではお世話になりました。ご質問に対する十分な回答時間が取れなくて反省しております。次回このような機会がありましたら、最初にお客様からのご質問...
第397回 「年前半はT→Sへ?」の前兆
明けましておめでとうございます。今年も「相場一点喜怒哀楽」をよろしくお願いいたします。さて、2015年の先進国の株式市場は、日本株とドイツ株の米国株に対する優位性が際立つかたちとなりま...
第396回 「申酉(さるとり)騒ぐ」の前兆
日経平均は12/18、日銀による異次元緩和の補完措置の導入が発表され、取引時間中には25日線(図表の緑線)を上回り19,869円まで上昇する場面がありました。しかし、25日線がすでに下落基調に転...
第395回 逆張りは「陰陽」の数が決め手?
個別銘柄の買いと売りの取引を同時に仕掛け、相場下落時でも絶対収益を狙うヘッジファンドの古典的な投資戦略は有名です。2つの投資対象の間で、割安な方を買うと同時に割高な方を売り、その価...
第394回 「投資に使えるテクニカル分析」
今年も早いもので1カ月を切りました。私がボランティアで活動しているNPO法人日本テクニカルアナリスト協会絡みでは、今年はIFTA(国際テクニカルアナリスト連盟)東京大会というビッグイベント...
第393回 「相場がわからない」
日本郵政(6178)が高値をとってきました。再び上昇基調を強める可能性が高く、郵政3社の株価が相場全体をけん引するシナリオは捨て切れません。ただ、上海総合指数が急に大きく下げたり、米国...
第392回 「テクニカルの強弱」
日経平均は「押し目待ちの押し目なし」の状況が続いています。11/19の上昇でE計算値19,975円(9/29安値から10/9高値までの上昇幅を10/9高値に加えた水準)のターゲットを達成したあとは伸び...
第391回 「700円の壁を突破!」
フランス同時テロによる株式市場への悪影響が警戒されましたが、週初16日の日経平均の200円安も先週末の欧米株の下落で説明がつく範囲でした。欧米市場ともに影響は限定的でした。というか、米...
第390回 「短期と中期と長期」
ドル円相場は8/28に付けた戻り高値(121.75円)を上回り、8月急落後の下値固めが完了。円安方向に一段と騰勢を強める公算が大きいようです。一方、短期的には8/12安値(123.79円)前後が上値...
第389回 「雲抜けなら2万円のフシが・・・」
発表される国内企業決算(主に3月本決算企業の第2四半期)への反応は短期売買によって振れ幅が大きくなっているものの、内容的には通期下方修正への懸念は幾分和らいでおり、12月に向けては好業...
第388回 「ダウは年内の高値更新あるか?」
ダウ平均は10月23日、200日移動平均線(以下、200日線)を上回りました。短期的には原油安を理由にしたエネルギー関連株の下げが下押し要因となる可能性はありますが、200日線を超えたことで強...
第387回 「株、ドル/円とも2月ごろまでボックスか?」
FOMC(連邦公開市場委員会)や日銀政策決定会合を来週に控えるなか、東京市場は国内企業の決算発表(主に第2四半期)にポジティブに反応しています。業績絡みの材料に新日鉄住金や東京製鉄、安...
第386回 「ここから米株投資で負けない秘訣」
米国では主力企業の7-9月期(第3四半期)の決算発表が始まりました。相場全体に影響を与えうるようなサプライズはありませんが、すでに発表を終えたジョンソン&ジョンソンの決算をみていると...
第385回 「18800円を超えれば何が変わる?」
日経平均は9月29日の安値(16901円)から反発に転じ、5日には18000円台を回復しました。チャート上では、一般的に株価のフシとして意識されやすい25日移動平均線(17991円、7日現在)を上回る強...