相場一点喜怒哀楽の記事一覧

個人投資家の強い味方「トレーダーズ・ウェブ」を運営する(株)DZHフィナンシャルリサーチの日本株アナリスト、東野幸利氏の相場コラムです。

毎週火曜日に更新
相場一点喜怒哀楽
連続マドは典型的な二番底サイン
産油国によるドーハ会合は増産凍結で合意に至らずでしたが、原油相場は思った以上に下げませんでした。ドル/円相場も直近安値1ドル=107.63円(2014年10月1日の高値110.09円と2014年10月15日安...
ミニデカップリングか?
前回の第408回「日本株の出遅れ解消は米株の調整後か?」のなかで、TS倍率(TOPIX÷S&P500)が次に上昇に向かうとした場合、短期的にはTOPIX(日本株)の上昇よりもS&P500(米国株)の下落によ...
日本株の出遅れ解消は米株の調整後か?
図表1は、TS倍率の52週線からのかい離率を示したものです。TS倍率はTOPIX(東証株価指数)を米国のS&P500で割った相対指数。そのTS倍率が52週(およそ1年間)の平均からどれだけ離れているかを...
日経平均は18,900円も想定可能か?
あすは経済イベントが盛りだくさんです。東京株式市場が始まる直前には3月調査の日銀短観、取引時間中には中国3月製造業PMI(政府発表)、財新中国3月製造業PMI(民間発表)、取引終了後、日本...
あすの投資戦略
 来週28日に向けては、3月本決算銘柄への権利・配当取り目的の駆け込み買いの発生が予想されます。と同時に、この時期になると話題になるし、筆者も毎回話題にするのが「配当再投資の買い」で...
米株は200日線をトライ!
「第402回昨年と今年の急落後の違い」の中で、米国のS&P500は短期的には1970Pぐらいまでしかいかない、といった話をしましたが、既に2000Pを上回り、200日移動平均線(以下、200日線)に突っか...
全人代のあとはなぜか動くぞ
日経平均の最近の上値の重さを踏まえて。戻り高値をつけた昨年12月1日からの下落過程でみると、17,000-18,000円は過去の売買代金が多かった価格帯で、17,000円は出来高分析上ではいったん上値...
どうなる資源関連株の行方?
コマツ(6301)の日足のチャートをご覧ください(マネックス証券に口座をお持ちのお客様はログイン後の「投資情報」または「株式取引」メニュー等からチャートをご覧ください)。移動平均線やオ...
昨年と今年の急落後の違い
米国のダウ平均とS&P500のチャート上に少し変化がありました。2月22日の取引で、1月29日に付けた戻り高値を更新したことです。これは短期的なトレンドが転換するひとつのサインになりえる動きで...
期末前に文句なしの買い場か?
国内の長期金利の低下が著しく、2月9日には10年国債利回りが初のマイナス圏に低下しました。その過程で株式の配当利回りと長期金利の差が大きく開いています。図表は、TOPIX(東証株価指数)の...
第400回 悲観の中で生まれる底入れ
日経平均が終値ベースで1月25日高値(17,110円)を上回り、ひとまず下方へのリスクが和らぎました。メガバンク株の戻りの鈍さをみると、再び底割れがあるような気にもなりますが、そういう「疑...
第399回 満月も仮需もバロメータ
来週から国内企業の第3四半期決算の発表が本格化することもあってか、東京株式市場は週初から業績が悪くなさそうな内需株(以前に好業績内需株の位置づけで買われたことがある)の下値を拾う動...
第398回 ダメ押しが本物の安値?
1月7日のマネックス証券オンラインセミナーではお世話になりました。ご質問に対する十分な回答時間が取れなくて反省しております。次回このような機会がありましたら、最初にお客様からのご質問...
第397回 「年前半はT→Sへ?」の前兆
明けましておめでとうございます。今年も「相場一点喜怒哀楽」をよろしくお願いいたします。さて、2015年の先進国の株式市場は、日本株とドイツ株の米国株に対する優位性が際立つかたちとなりま...
第396回 「申酉(さるとり)騒ぐ」の前兆
日経平均は12/18、日銀による異次元緩和の補完措置の導入が発表され、取引時間中には25日線(図表の緑線)を上回り19,869円まで上昇する場面がありました。しかし、25日線がすでに下落基調に転...
第395回 逆張りは「陰陽」の数が決め手?
個別銘柄の買いと売りの取引を同時に仕掛け、相場下落時でも絶対収益を狙うヘッジファンドの古典的な投資戦略は有名です。2つの投資対象の間で、割安な方を買うと同時に割高な方を売り、その価...
第394回 「投資に使えるテクニカル分析」
今年も早いもので1カ月を切りました。私がボランティアで活動しているNPO法人日本テクニカルアナリスト協会絡みでは、今年はIFTA(国際テクニカルアナリスト連盟)東京大会というビッグイベント...
第393回 「相場がわからない」
日本郵政(6178)が高値をとってきました。再び上昇基調を強める可能性が高く、郵政3社の株価が相場全体をけん引するシナリオは捨て切れません。ただ、上海総合指数が急に大きく下げたり、米国...
第392回 「テクニカルの強弱」
日経平均は「押し目待ちの押し目なし」の状況が続いています。11/19の上昇でE計算値19,975円(9/29安値から10/9高値までの上昇幅を10/9高値に加えた水準)のターゲットを達成したあとは伸び...
第391回 「700円の壁を突破!」
フランス同時テロによる株式市場への悪影響が警戒されましたが、週初16日の日経平均の200円安も先週末の欧米株の下落で説明がつく範囲でした。欧米市場ともに影響は限定的でした。というか、米...