相場一点喜怒哀楽の記事一覧

個人投資家の強い味方「トレーダーズ・ウェブ」を運営する(株)DZHフィナンシャルリサーチの日本株アナリスト、東野幸利氏の相場コラムです。

毎週火曜日に更新
相場一点喜怒哀楽
年末までの原油は縦・横の均衡点が重要
NY原油相場が堅調です。今年も6月からの調整かと思われましたが、もみ合い相場を経て早々に高値更新を試す勢いとなってきました。1/20安値(26.76ドル)から6/8高値(51.53ドル)までの上昇幅...
TOPIXは9月「三点同時」
東京株式市場は米国株式が不安定に推移するなかでも、為替市場でドル/円相場が1ドル=100円付近をサポートにできている以上、大きくリスク回避に傾くことはないとみています。下落する場面では...
今こそ、あの相場格言・・・
日経平均の17,000円超え維持は簡単ではありませんでした。前々回、年初から8月末までの東証1部の価格帯別累積売買代金(過去に売買が成立した売買代金を価格帯ごとに集計したもの)をご紹介した...
米国株の下値メド
米国市場が波乱の様相を呈してきました。金利上昇による世界的なリスク(債券バブルの巻き戻し)回避相場に警戒しておく必要もありそうです。さて、ダウ平均の新値10本足が陰転しました。最近は...
フシ突破で視界良好か!
日経平均は9月5日、約3カ月ぶりに17,000円台を回復しました。年初から8月末までの東証1部の価格帯別累積売買代金(過去に売買が成立した売買代金を価格帯ごとに集計したもの)をみると、15,500...
コポックは17,000円なら9月転換へ
5月19日の当コラム「コポックが予想する長期の買い場」のフォローアップをしたいと思います。図表1の青線は長期投資のタイミングをみる指標で、「コポック指標」といいます。「コポック指標」は...
半導体関連株は火付け役になれるか?
ジャクソンホール会合でのイエレンFRB議長の講演(26日)のあとも、来週は米国では8月雇用統計の発表を控え、市場は神経質な状況が続くことが予想されます。足元、米国では連銀総裁発言を通じて...
GCで4月高値超えあるか?
米国景気の強さが再認識され、米主要指数の史上最高値更新が投資家心理の改善につながっています。東京市場が順応する動きとしては、食品株など一部の内需優良株に変調(大幅安)が見られる反面...
8月相場はお盆で決まる?
東京株式市場は8月相場に入り、4日間が経過しました。今月はFOMC(連邦公開市場委員会)や日銀金融政策決定会合がないためなのでしょうか、何となく緊張感のない相場展開です。決算発表銘柄の動...
マザーズ市場の行方
マザーズ指数先物が上場しました。ご祝儀商いはあると期待していましたが、初日の寄り付きの商いは143枚程度。2日目の寄り付きは12枚に激減しました。三連休明けということもあったのでしょうが...
中期は強気、短期は弱気?
日経平均の11日の600円高は、米国発と国内発の好材料がきっかけとなりました。どちらの要因が強く作用したかは検証しようがないですが、筆者の感覚からいくと、米国発が70%、国内発が30%とい...
ダウと輸送株は真逆の立場
イギリスの代表的な株価指数であるFT100指数は、「Brexit」前の水準を早々に回復しました。年初来でもプラス圏に回復ということですから、「Brexit」による混乱はほぼ吸収したかたちとなりまし...
暴落に耐えた136銘柄
「英国の国民投票」が行われる前、第417回のこのコラムで「残留・離脱」どちらでも株高になるのでは、と言及しましたが、結果はご存知の通り。残念ながら外れてしまいました。どちらに転んでも...
マザーズの騰落株線
市場分析のテクニカル指標に「騰落株線」というものがあります。ある特定の日を起点に値上がり銘柄数をプラス、値下がり銘柄数をマイナスし、それを累計した値を日々つないだ線です。市場人気が...
「残留・離脱」どちらでも株高?
日経平均は英国の国民投票を前に、いったん下放れてしまいました。やはり、13日の下げが厳しかったです。4月25日高値から5月31日高値を通る右肩下がりの上値抵抗ラインAと、5月2日安値から6日安...
英国民投票で三角放れはどっちだ!
日経平均は2/12安値(14,865円)から少し上昇したあと、もみ合い(調整)相場が続いていますが、その理由のひとつに25日線と75日線の推移があります。移動平均線は傾きが重要です。上向きでな...
ドルと原油の順相関は続かない
日経平均株価の過去6月相場を振り返ると、1996年~2015年までの20年間における騰落は14勝6敗と大幅に勝ち越し。2015年は年間の高値を付けました。株式市場は売買代金の低迷が続いていますが、裁...
金利上昇は小型株に軍配?
米国の利上げ再開を見込んで、米国の債券利回りが上昇しています。今回は足元の米債券市場の変化を想定し、今後の米株式市場をイメージしたいと思います。図表1に掲載した、イールドスプレッド...
コポックが予想する長期の買い場
日経平均の昨年高値(20,868円)からの調整は来月で12カ月(1年)が経過しますが、あらためて株価位置を確認してみます(図表1)。アベノミクス相場ではバブル崩壊後に付けた戻り高値のうち、20...
夏場の撤退効果は?
米国では一般的に、5月最終月曜日の「メモリアルデー(戦没者追悼記念日)」が夏の始まり、9月初めの「レイバーデー(労働者の日)」が新学期のスタートでもあり、夏の終わりと認識されているよ...