今週のマーケット展望の記事一覧
チーフ・ストラテジスト 広木隆が、週の初めに今週のマーケットのポイントと見通し、予想レンジ等をお伝えします。
週の第1営業日
米株市場の上昇を受け日本株も戻りを試すがドル円の鈍さと期末の売りが重石か
雇用統計を受けた先週金曜日の米国株式市場は大幅高となった。特にナスダック指数は6日続伸し、1月26日以来の過去最高値更新。つまり、前回の雇用統計を契機に始まった相場の急落分を完全に埋め...
重要イベント目白押し 激しい値動きが落ち着くか
今週は欧州の政治イベントへの反応から始まる。まずひとつは安心材料への反応。ドイツ第2党のドイツ社会民主党(SPD)は、メルケル首相が率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)との連立合...
パウエルFRB議長の議会証言、月初高のアノマリーにも注目
米国株の戻りが鮮明である。ちょうど1か月前につけた高値からの下げ幅に対して、ダウ平均、S&P500は半値戻しを達成している。ナスダック総合に至ってはフィボナッチの76.4%戻し、実に4分の3以上...
円高懸念と割安・出遅れ感の綱引き 2万2000円台回復を試すか
先週金曜日の日本株相場は105円台に進んだ円高にもかかわらず続伸した。日経平均は2万1000円と200日移動平均を割り込んだところで切り返し、その安値から700円超上昇したが、震源地・米国株に比...
落ち着きどころを探る展開 米国の消費者物価指数に注目
先週金曜日の米国株市場でダウ平均は500ドル安まで大幅安したあと急速に切り返し、反対に500ドル以上値上がりする場面もあった。結局、330ドル高で引けた。週明けの昨日もダウ平均は400ドル超の...
米国株の動揺が収まることを前提に日経平均2万3000円台前半を固める展開
今週の日本株相場は、当たり前だが、米国株次第である。米国株の動揺が収まるかを見守りたいところ。その意味では週明けの東京市場で大幅安は想定しにくい。①日経平均は米国株が崩れる前から円...
経済指標や一般教書演説で円高一服か 株式相場も堅調推移を見込む
先週末26日の米国株式市場でダウ平均は3日続伸し、223ドル高の2万6616ドルで終えた。ナスダック総合、S&P500の主要3指数がそろって過去最高値を更新した。ダウ平均は次の大台2万7000ドルを視野...
米政府機関閉鎖を受けて売り先行 日欧中銀総裁発言でドル買戻しなるか注目
今週の日本株相場はまず、米連邦予算が失効して政府機関の一部が閉鎖したことを受けての始まり方が注目される。予算の期限を迎えた19日、米上院は2月16日までの1カ月のつなぎ予算を可決しよう...
円高が懸念されるも2万3500円割れは押し目買いの好機
今週も円高の進行が懸念材料だが、株式相場は耐性がついてきたようだ。111円割れ目前までの急激な円高に対しても、下げ3日間の累計でわずか200円弱。しかもその前は3連騰で1085円上げている。10...
日経平均 2万4000円台到達なるか
今週の焦点は日経平均が2万4000円の大台を瞬間的にもつけるかどうかである。ふつうに考えれば、先週わずか2日で950円近く急騰しただけに、その反動で下げるという想定が一般的なシナリオだろう...
日経平均が2万3000円の大台に乗せて今年を終えることができるか
今週は今年最後の1週間。ここで日経平均が2万3000円の大台に乗せて終われるかが焦点だ。さらに言えば、11月9日のザラバ高値2万3382円を更新できるかどうか。「マーケット・スナップショット」で...
米国の税制改革法案成立と米国株市場の反応に注目
先週の日経平均は崩れかかる一歩手前でなんとか持ちこたえた。結果的に2万2500円の節目を意識するような動きとなった。週末の米国市場でダウ平均が最高値を再び更新したことは、日経平均がこの...
日経平均2万3000円の大台乗せで高値更新なるか
今週の焦点は、日経平均が終値で2万3000円の大台に乗せて年初来高値を更新するかどうかだ。日経平均は先週、今年最大の下落に見舞われた場面があったが、その後2営業日でそれぞれ300円超、合計...
荒い値動き続くもモメンタム株の調整はいいところまできた
米議会上院の税制改革法案可決という好材料とロシアゲート問題の再燃という悪材料が拮抗し見極めにくい。売り買い交錯して値動きが荒いというのがこのところの相場の特徴だが、今週もそのような...
もうしばらく調整局面だが、かなりこなれてきた
先週の日経平均は前の週に比べて150円余り上昇した。ボラティリティ・インデックスの低下に見られるように相場もだいぶ落ち着いてきたようだ。先々週は前日比で300円を超える変動が3日あったが...
押し目買い意欲の強さを確認する週 米国の税制改革の行方が引き続き波乱要因に
非常に荒っぽい相場になってきた。9日に2万3000円台をザラ場でつけて、その1週間後に当たる先週16日には2万2000円を割り込むところまで急速に売られる場面があった。しかし25日移動平均できれい...
材料出尽くしで調整局面入り 米国の税制改革の行方が波乱要因か
今週の基本シナリオは調整局面を想定している。先週末の日経平均は3日続落で終えた。3日連続で下げるのは、9月初旬以来、約2カ月ぶりだ。日経平均は最長記録となる16営業日続伸の起点となった10...
バブル崩壊後の戻り高値を試す その後は材料出尽くし感から上昇一服、日柄調整へ
今週の焦点は日経平均が1996年6月26日に付けたバブル崩壊後の戻り高値2万2666円を抜くかどうか。ここまでの強さからすれば、達成はじゅうぶん可能だろう。しかし、高値を更新した後は、目標達成...
決算発表佳境で好業績確認 堅調相場が継続
今週は月末月初で重要イベントが目白押しである。まず日米で金融当局の会合が開かれる。日本では30-31日に日銀金融政策決定会合が、続いて31日-11月1日にはFOMCがある。米国では12月の利上げが...
日経平均の連騰記録 過去最高を更新へ FRB議長人事とECB理事会に注目
先週末まで14日連騰で56年9カ月ぶりの最長記録に並んだ日経平均。週明け月曜日にも続伸して過去最高記録を塗り替えるだろう。どこまで連騰記録を伸ばせるかは米国株次第だ。米国株相場が大きく...