木曜日から4連休となり今週の立ち合い日は3日間だ。動きにくく、基本は模様眺めで一進一退の展開だろう。一方、21日に日本電産(6594)、ディスコ(6146)、22日にはオービック(4684)、サイバーエージェント(4751)といった序盤戦で注目銘柄の決算発表がある。いずれも好決算が期待できるだけに連休の谷間の市場は堅調だろう。思い起こせば、昨年のこの時期、第1四半期の決算発表で3四半期連続減益を発表した日本電産の株価は決算発表を受けて上昇した。悪材料出尽くしとの反応だった。おそらく今回の決算発表も同様の展開となるだろう。

ただ米国における感染者の再拡大が尋常ではないペースだ。ロング・ウィークエンド中にどんな事態になるかわからず連休前にポジションを建てる向きは少ないだろう。手仕舞うかヘッジが増加するだろう。相場は崩れはしないが、こうした売りで上値が重くなるだろう。

今週の予想レンジは2万2500円~2万2900円とする。