FX の記事一覧
吉田恒の為替デイリー
【為替】米ドル/円「CPI相場」の特徴とは?
2022年頃から歴史的なインフレが展開する中で、代表的なインフレ指標である米CPI(消費者物価指数)は、金融政策への影響の大きさなどから、その結果に対して為替など金融市場が最も敏感に反応する指標の1つとなってきた。
8月10日に予定されている7月米CPI発表を前にしてCPI発表後の為替相場、特に米ドル/円の反応、いわゆる「CPI相場」の特徴について確認してみたい。
吉田恒の為替デイリー
【為替】バフェットが米国債を買う理由
大手格付け会社の米国債格下げの決定に対して、著名投資家のウォーレン・バフェット氏が「心配していない」として米国債を購入していると語ったと報道された。
長期的に割安なものに対して投資する「バリュー投資家」の代表格として知られるバフェット氏が投資しているということは、米国債は長期的に割安なのかについて考えてみる。
陳満咲杜流 FXプライスアクション
【為替】米ドル/円は頭の重さを再確認、豪ドル/円は安値限界の再確認
米ドル/円週間予想レンジ:140.00~143.00メインストラテジー:レンジ取引・米ドル全体は頭が重い・円売りでもなし・保ち合いの...
吉田恒の為替デイリー
【為替】続・日銀サプライズで円高にならなかった理由
7月末の日銀の決定を受けて、日本の10年債利回りが大きく上昇した。同じようなことが2022年12月にあった際は急激な円高が起こったのに対し、今回はむしろ当初は円安となった。
なぜ同じような「日銀サプライズ」に対する円相場の反応が逆になったのか。今回はこの2回の会合後の日本の短中期金利の動きに注目してみた。
吉田恒の為替ウイークリー
【為替】8/7~11の米ドル/円を予想する
7月末の日銀会合以降の米ドル高・円安は144円手前まで続いた。ただその後は日米の株価下落や、米雇用統計発表後の米金利低下などを受けて142円割れへ米ドル/円反落。
今週は米インフレ指標発表や米国債入札を受けた米金利の動きに注目。
米国債ポジションなどから、米金利は「意外に上がらない」と想定。そうであれば、米ドル高・円安は限られそうだ。今週の米ドル/円は138~143円中心で予想。
吉田恒の為替デイリー
【為替】景気後退から過熱警戒へ一変の米景気
一時は景気後退、リセッションへの転落も警戒された米景気だったが、最近にかけて7~9月期のGDP成長率が年率4%近くへ大きく上昇。むしろ景気過熱を警戒するといった具合に一変してきた可能性もある。
吉田恒の為替デイリー
【為替】「始まり」と一致してきた雇用統計相場
本日8月4日は米7月雇用統計発表が予定されている。
雇用統計は、もともと注目度の高い米経済指標だが、最近の場合はこの発表が相場の転換点、特に新たな相場が始まるきっかけになることが多かっただけに、今回もそうした観点でも注目したい。
吉田恒の為替デイリー
【為替】7月に変化が出てきた為替ポジション
最近にかけて、為替市場のポジション動向に変化が出てきた。大きな変化の1つは、円の売り越し(ショート)の大幅な縮小。そしてもう1つの変化は、英ポンドなど欧州通貨買い越し(ロング)拡大に一巡の兆しが出てきたこと。
こうした中で先週、欧州通貨/円といったクロス円相場が一時急落する場面も見られた。
陳満咲杜流 FXプライスアクション
【為替】米ドル/円は円売りより米ドル買い、豪ドル/円は底打ちでも目先は頭が重い
米ドル/円週間予想レンジ:140.70~143.70メインストラテジー:レンジ取引・日銀会合後、米ドル高へ・円売りではなかった・頭の...
吉田恒の為替デイリー
【為替】円安145円更新の可能性を検証する
7月28日の日銀会合後から米ドル高・円安再燃となった
米ドル高・円安はどこまで広がるのか、この間の米ドル高値の145円更新の可能性について検証してみる
吉田恒の為替デイリー
【為替】日銀サプライズで円高にならなかった理由
日銀が7月28日、10年債利回りが0.5%の上限を一定程度超えることも容認するというYCC(イールドカーブ・コントロール)政策の修正を決めると、10年債利回りは0.5%を大きく上回り、31日には一時0.6%以上に上昇した。
このような日本の金利急騰を尻目に、米ドル/円は週明けの31日にはむしろYCC修正が決まる前より米ドル高・円安へ戻すところとなった。その理由とは?
吉田恒の為替ウイークリー
【為替】8月の米ドル/円を予想する
7月の米ドル/円は137~144円のレンジで上下に値動きの荒い展開が続きました。
FOMC、日銀金融政策決定会合という注目イベントを通過しましたが、特に日銀は一部政策の修正があったため、その影響の見極めが当面の行方を考える1つの焦点になりそうです。
8月の米ドル/円予想レンジは137~144円中心で想定します。
吉田恒の為替デイリー
【為替】日銀サプライズの「舞台裏」を考える
今回の日銀は、YCC(イールドカーブ・コントロール)修正というところが、結果的にはサプライズとされたが、個人的にはそれほど違和感のあるものではなかった。実際に、7月27日付けの「為替デイリー」などでも、0.5%の「連続指し値オペ」はいつやめてもおかしくないとの見方を示していた。
「連続指し値オペ」とは10年債利回りに上限を設定し、それを守るために無制限で10年債を購入する政策だが、植田総裁はこれに対して強い抵抗感があったのではないか。
吉田恒の為替デイリー
【為替】すぐ「早期利下げ」を予想する米金利の謎
2022年末頃から、米金利は大きく低下し「早期利下げ」の可能性を示唆する動きを繰り返してきたが、それはこれまでのところ全て「間違い」だった。
今回はこの背景について考えてみる。
吉田恒の為替デイリー
【為替】日銀「連続指し値オペ」の使命は終わりか
FOMC(米連邦公開市場委員会)終了を受けて、次の注目は7月28日の日銀金融政策決定会合に移る。この会合で最大の焦点と見られているのは、2022年4月から行ってきた10年債利回りの上限設定政策の扱い。
これまでのところ、今回の会合でこの政策の変更はないとの見方が有力になっている。ただ、この上限設定政策は、すでに目的を達成しつつある可能性があるため、いつ止めてもおかしくないのではないか。
吉田恒の為替デイリー
【為替】FOMCで金利と為替はどうなる?
7月26日(現地時間)にFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果が発表される。では、今回のFOMCは「タカ派」、「ハト派」のどちらの評価になりそうか。そしてそれは、特に米金利にどのように影響するかについて考えてみる。
吉田恒の為替デイリー
【為替】欧州通貨「買われ過ぎ」修正に注目
ユーロや英ポンドといった欧州通貨の買いが急拡大、一部のデータでは、「買われ過ぎ」も懸念されてきた。背景には、金融政策転換期特有の要因などがあるのではないか。
先週発表された英国のインフレ指標を受けて、利上げシナリオが下方修正される見通しとなった。欧州通貨の「買われ過ぎ」修正への影響も注目される。
陳満咲杜流 FXプライスアクション
【為替】米ドル/円は日銀政策維持を織り込み、豪ドル/円は底割れ回避で上値志向
米ドル/円週間予想レンジ:140.00~144.30メインストラテジー:レンジ取引・日銀会合待ちも噂が先行・調整波の位置付けは不変・...

