FX の記事一覧
陳満咲杜流 FXプライスアクション
米ドル/円は不変の円安トレンド、豪ドル/円は押し目買いのタイミング
米ドル/円 日足 週間予想レンジ:135.50~139.00メインストラテジー:押し目買い・米ドル高は不変・上放れ寸前へ・上昇加速の...
吉田恒の為替ウイークリー
今週の米ドル/円予想は135~137円中心
先週は米ドル高の主役が対円から対ユーロなどに移行、ユーロ/米ドルは一気に1ユーロ=1米ドル「パリティ」目前に迫るユーロ安・米ドル高となった。
インフレと景気を両にらみしながら、米利上げ見通しを手掛かりにした展開が続きそう。今週の米ドル/円予想レンジは135~137円中心か。
吉田恒の為替デイリー
米「リセッション」と米ドルへの影響
米GDP予想の「早読み」で定評のあるGDPナウは8日、4~6月期成長率予想をマイナス1.2%と、1日発表のマイナス2.1%から上方修正した。
ただ2四半期連続のマイナス成長で「リセッション」の可能性が高まれば、米利上げシナリオが下方修正されることを通じ、米ドル相場にも影響しそうなだけに、引き続き要注意。
吉田恒の為替デイリー
ユーロ/米ドル「パリティ」後のシナリオ
52週MA、5年MAといった2つの移動平均線からのかい離率を参考にすると、1ユーロ=1米ドルといった「パリティ」を割れると、ユーロ「下がり過ぎ」懸念は強まる。
この局面で0.9米ドルまでユーロ安・米ドル高が続く可能性は基本的には低いだろう。
吉田恒の為替デイリー
【為替】米ドル高と金利、株との関係を再点検
最近にかけて、主要な通貨ペアと金利差とのかい離が目立った。
金利差からかい離した米ドル高・円安は、米国株安を受けた米国の投資家の外遊資金の引き揚げ「レパトリエーション」の影響などが考えられる。
吉田恒の為替デイリー
【為替】豪州大幅利上げでも豪ドル安の理由
RBAは6月5日、3ヶ月連続の利上げを決定したが、豪ドルはむしろ反落となった。
世界的な景気減速への懸念や、株安、リスクオフといった要因から、代表的な資源国通貨の豪ドルは売られやすくなっており、引き続き下落リスクは要注意か。
吉田恒の為替デイリー
ECB利上げ接近でもユーロ安の理由
ECBは7月に最初の利上げを行うと見られているが、その割にユーロ相場の反発は鈍かった。金利差からかい離したユーロ安・米ドル高は、米国株安と一定程度連動した結果。
今後のユーロ/米ドルの行方は、ECB利上げ以上に米国株の動向にも注目が必要か。
陳満咲杜流 FXプライスアクション
米ドル/円は強気変動の継続を有力視、豪ドル/円は米ドル全面高の「逆風」へ
米ドル/円 日足週間予想レンジ:133.50~137.50メインストラテジー:押し目買い・米ドル全面高ゆえに緩やか・一旦緩和でも上値...
田嶋智太郎の外国為替攻略法
見逃せない、米消費のセンチメント低下
大きなサプライズとなった5月の米CPI
米CBも米PCEも低水準で推移
FRBの金融引き締めは今後どうなるか
米ドル/円、ユーロ/米ドルの動きで懸念されるリスク
吉田恒の為替ウイークリー
7月の米ドル/円を予想する
米ドル高・円安は、5月の一服を経て、6月は早速再燃し、一時137円近辺を記録した。ただ6月15日のFOMC以降は低下傾向となっている米金利とのかい離が目立っている。
最近の米金利低下は、FFレート引き上げが3%以下にとどまるといった米利上げ見通しの下方修正の可能性あり。7月末FOMCに向けてそういった見方が強まるようなら、「米金利上昇=米ドル高」からの転換も注目されそう。7月予想レンジは132~137円中心か。
吉田恒の為替デイリー
有事は「円買い→米ドル買い」へ変化
株安、リスクオフ局面では安全資産として円が選好される「有事の円買い」が2022年に入りほぼ消えた。株安ではむしろ米ドル高・円安との相関性が高まり、その意味では「有事の米ドル買い」が優勢になった。
「有事の米ドル買い」といったリスクオフの米ドル買いが続く中では、株安は米ドル高・円安をサポートする一因とも言えるだろう。
吉田恒の為替デイリー
【新興国通貨】歴史的円安で広がる外貨の割高懸念
約24年ぶりの米ドル高・円安という歴史的円安が展開する中で、新興国通貨、資源国通貨など中心に外貨の割高懸念が広がっている。
割高が懸念される中での外貨投資は、中長期保有には慎重さが必要。投資額を抑制した上でストップ・ロスや小まめな利益確定など短期売買の意識が不可欠ではないか。
吉田恒の為替デイリー
【為替】「未体験の円安」というほどではない
米ドル高・円安は1998年以来、約24年ぶりの水準に達している。ではこの円安は、ウクライナ危機や世界的なインフレを受けた「未体験の円安」なのか。
円の総合力を示す実質実効レートの分析によると、少なくともここまでは過去に経験した範囲内の円安であり、経験的には円安最終局面の可能性あり。
吉田恒の為替デイリー
【為替】40年前の「米インフレ下の円安」に学ぶ
米ドル高・円安局面はこれまでも何度かあった。その中で、米インフレ対策を受けた米金利の大幅な上昇に連れた米ドル高・円安という点では、今から約40年前、1980年代前半のケースこそが、今回に最も近いものだったと思われる。
そこで今後の米ドル/円の行方を考える上で、改めて1980年代前半の米ドル高・円安について振り返ってみたい。
吉田恒の為替デイリー
「今から外貨投資を始めて大丈夫か?」不安の妥当性を検証
米ドルなど外貨は対円でかなり「割高」になっており、その意味では新たな外貨買いは慎重さが必要になっている。少なくともリスクのコントロールが不可欠だろう。
一方、過去の米インフレ局面での米ドル高では、インフレ鎮静化に時間がかかることから、利下げへの転換を経て改めて利上げに向かうまでさほど時間がかからなかった。今回も米インフレ対策に伴う「米金利上昇=米ドル高」の反転も長続きしない可能性あり!?
陳満咲杜流 FXプライスアクション
米ドル/円はクロス円主導の円安となるか、豪ドル/円は強気基調を維持しつつ、上昇モメンタムは強化されるのか
米ドル/円 日足週間予想レンジ:134.00~137.50メインストラテジー:押し目買い&高値追い・円売り本流はなお継続・勢いは一旦...
吉田恒の為替ウイークリー
今週の米ドル/円予想は133.5~136.5円
先週の米ドル/円は米ドル高値更新後、米金利低下に連れて反落。予想通り、上下に振れの大きい展開となった。
先週の米金利低下は、米利上げ見通し下方修正示唆の可能性あり。そうであれば、140円への米ドル一段高の可能性は低下か。
予想レンジは133.5~136.5円中心となるだろう。今週も、インフレ指標や金融政策キーマン達の発言などを受けて、主に米利上げ見通しがどのように推移するかが焦点。
吉田恒の為替デイリー
日銀緩和不変でも円安は終わる
この間の米ドル高・円安は、ほとんど米金利上昇に連れた結果であり、円金利は基本的に無関係。
その意味では、日銀の緩和方針不変でも、米金融政策を受けた米金利上昇が米金利低下に転換すると、円安から円高へ転換する可能性があるだろう。
吉田恒の為替デイリー
円安が140円未満で終わる「条件」とは?
この間の米ドル/円上昇は、米金利上昇が手掛かりになってきた。さらに米ドル/円が140円以上に上昇するためには、米2年債利回りの場合なら4%以上への上昇が必要になりそうだ。
米2年債利回りはFFレートと連動する。このため米2年債利回りの4%以上の上昇には、FFレートが4%以上に引き上げられるといった見通しが必要になるため、それが140円を超えられるか否かの「条件」か。
吉田恒の為替デイリー
FRB議長証言の米金利・米ドルへの影響
6月22日にパウエルFRB議長の議会証言があったが、その中で米金利は軒並み大きく低下、金融政策を反映する米2年債利回りも3%割れ近くに接近した。
これが米景気先行き懸念を受けた米利上げ見通しの下方修正に向かう動きなら、今後米ドルの下落リスクを試すことにつながる可能性もあるだけに注目。