【米国株式市場】ニューヨーク市場
NYダウ: 50,115.67 △1,206.95 (2/6)
NASDAQ: 23,031.21 △490.63 (2/6)
1.概況
米国市場は主要3指数が揃って反発となりました。週を通して弱含んでいたソフトウェア銘柄への売りが一服したことで、投資家心理が改善し幅広い銘柄に買いが入りました。
ダウ平均は反発して取引を開始すると、終始堅調な推移となりました。幅広いセクターに買いが入る中で、半導体関連が好調に推移し、終盤には史上初の5万ドルをつけ、最終的には1,206ドル高の50,115ドルと大幅反発で取引を終えました。
ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は490ポイント高の23,031ポイント、S&P500株価指数は133ポイント高の6,932ポイントとなり、2指数はともに4営業日ぶりに反発となりました。
2.経済指標等
2月のミシガン大学消費者信頼感指数は57.3と市場予想(55.0)を上回りました。
3.業種別動向
S&P500の業種別株価指数では、全11業種のうち9業種が上昇しました。情報技術が4.1%高と大きく反発となりました。また資本財・サービスが2.8%高、エネルギーが1.9%高、金融・不動産・ヘルスケア・素材の4業種が1.8%高となりました。一方でコミュニケーション・サービスが1.5%安、一般消費財・サービスが0.7%安となりました。
4.個別銘柄動向
ダウ平均構成銘柄は30銘柄中28銘柄が上昇しました。エヌビディア[NVDA]が7.9%高で大きく上昇したほか、キャタピラー[CAT]が7.1%高、スリーエム[MMM]が4.6%高、アムジェン[AMGN]が4.5%高となりました。一方で、5日に決算を発表したアマゾン・ドットコム[AMZN]が設備投資を大幅に積み増す計画が懸念材料となり、5.6%安、ベライゾン・コミュニケーションズ[VZ]が1.7%安となりました。
ダウ平均構成銘柄以外では、半導体銘柄が堅調でブロードコム[AVGO]が7.2%高、半導体製造装置のラム・リサーチ[LRCX]が8.3%高となりました。また、ビットコインの下落も一服したことでロビンフッド・マーケッツ[HOOD]が14.0%高、コインベース・グローバル[COIN]が13.0%高となりました。一方で、公的医療保険のメディケイドに関するソリューションを提供するモリーナ・ヘルスケア[MOH]は、直近四半期決算が予想外の赤字となったことで25.5%安の大幅安となりました。
5.為替・金利等
長期金利は前日比0.02%高い4.20%となりました。9日朝のドル円は157円台前半で推移しています。
VIEW POINT: 今日の視点
先週末の米国市場は主要3指数が揃って大幅高となりました。また、2月8日に投開票を迎えた衆議院総選挙は自民党が単独で定数の3分の2超を獲得したと伝わっており、ドル円は一時157円台後半まで円安が進行しています。与党の大勝となった選挙結果を受けて、本日の日本市場は急伸してのスタートが見込まれるでしょう。国内では、2025年12月分の実質賃金が発表されるほか、日中には川崎重工業(7012)や大林組(1802)、エーザイ(4523)などの決算発表が予定されています。
(マネックス証券 フィナンシャル・インテリジェンス部 山口 慧太)
