豪ドル の記事一覧
吉田恒の為替ウイークリー
2ヶ月ぶりユーロ安・米ドル高と株価の関係
先週の米ドル/円は104円割れ寸前から105円台後半へ反発。これは、ユーロなどに対する米ドル高に連れた可能性。為替と株の関係は、株高・米ドル安、株安・米ドル高が基本。
先週にかけての株急落で、短期的な「上がり過ぎ」は是正された。ただ中長期的なナスダック指数のNYダウに対する割高感は続く。為替のユーロ安、豪ドル安、米ドル高が続くかは、米国株中心に株安が続くかが鍵。
吉田恒の為替デイリー
豪ドルの「反落」メドを考える
豪ドルが反落している。上昇トレンドにおける一時的な下落なら、52週MAの73円前後、0.68米ドル前後までがせいぜいというのが経験則からの判断。
かりに、そんな52週MAの水準を大きく下回るようなら、下落の主因と考えられる株安が一時的ではなく、株安トレンドへ転換した可能性を意識する必要も出てくるだろう。
吉田恒の為替デイリー
資源国通貨・豪ドルの反落リスク
代表的な資源国通貨である豪ドルと、資源価格などの総合指標であるCRB指数のかい離が目立ってきた。
資源価格の下落傾向が続くようなら、それとのかい離を修正する形で豪ドルが反落するリスクは要注意だろう。
陳満咲杜流 FXプライスアクション
米ドル/円、菅首相誕生もFOMCも無風通過か
米ドル/円 日足週間予想レンジ:105.50~107.00メインストラテジー:レンジ取引・「安倍ショック」後、モメンタムに欠ける・...
陳満咲杜流 FXプライスアクション
米ドル/円は保ち合いの継続、豪ドル/円はブル基調維持、高値圏での推移
米ドル/円 日足週間予想レンジ:105.50~107.50メインストラテジー:押し目買い・「安倍ショック」は極めて限定的であった・...
吉田恒の為替デイリー
豪ドルの対米ドル、対円の「下値」メド
豪ドル/米ドルは先週高値更新の後に反落した。この間の豪ドル/米ドル上昇は株高と高い相関関係が続いてきただけに、反落のメドはどこまで株安になるかが鍵か。
NYダウが6月のように1割程度下がるなら、豪ドル/米ドルも0.7米ドルを大きく下回る可能性あり。その場合、豪ドル/円も75円を割り込む可能性あり。
吉田恒の為替デイリー
止まらない豪ドル高の「目標」と「死角」
豪ドル高が止まらない。過去の52週MAとの関係を参考にすると、この先さらに0.75米ドルを超えていく可能性は高そうだが、0.8米ドルを超えるのは簡単ではなさそう。
4月末以降の豪ドル高は、CRB指数と高い相関関係が続いてきた。そのCRB指数は、短期的な「上がり過ぎ」懸念が強まっており、その反動が入ることが豪ドルの反落リスクか。
陳満咲杜流 FXプライスアクション
「安倍ショック」による円高は限定的
米ドル/円 日足週間予想レンジ:104.50~106.50メインストラテジー:レンジ取引・全くの想定外ではなかった首相の辞任・円高...
吉田恒の為替デイリー
豪ドル「大幅高」の意味を考える
豪ドルは3月以降、対円で26%程度、対米ドルでは30%程度と大幅に上昇した。ただこれは5年MAとの関係から見ると、中長期的な「下がり過ぎ」修正の動きといえそう。
5年MAとの関係から、中長期的な「上がり過ぎ」を警戒する必要が出てくるのは、90円に接近する、0.8ドルを上回るといった段階ではないか。
陳満咲杜流 FXプライスアクション
今年は「夏の円高」ならぬ「夏の円安」か
米ドル/円 日足週間予想レンジ:106.00~108.00メインストラテジー:押し目買い・107円大台打診をもって底打ちを示唆・「夏...
吉田恒の為替デイリー
豪ドル安リスク、対円と対米ドルの違い
豪ドルは対米ドルで先週にかけ7週連続陽線。経験的には、一本調子の豪ドル高の調整局面入りの可能性がありそう。では、豪ドル安リスクは、対米ドル、対円で同じか?
豪ドルの対米ドルと対円では、金利差との関係に大きな違いがある。前者は豪ドル高に違和感ないが、後者は70円程度まで下落してもおかしくない。
吉田恒の為替デイリー
急騰する豪ドル/米ドルのボラティリティー
今年は為替相場のボラティリティーが軒並み急上昇となっている。とくに豪ドル/米ドルは、足元までの段階でもすでに2010年以降の最高となっている。
近年、「動かない為替相場」が続いてきたが、今年は「よく動く為替相場」に変わっていることへ、頭の切り替えが必要だろう。
吉田恒の為替デイリー
豪ドル/円はどこまで下がるのか?
米ドル/円が下落する中で、米ドル安傾向が続く中でもクロス円の下落が目立ってきた。では、米ドル/円の下落がこの先も続いた場合、代表的なクロス円、豪ドル/円はどこまで下がるのか?
金利差との関係からすると、豪ドル/円は70円を割れる可能性もある。ただ52週MAとの関係から考えると、下がっても72円半ば前後がせいぜいの可能性がある。
吉田恒の為替デイリー
豪ドルの「下値メド」を考える
豪ドルは、52週MAなどを参考にすると上昇トレンドが展開している可能性が高まっている。ではその中での一時的な下落のメドとは?
今年の豪ドルは「よく動く」ことが特徴。その意味で、ボラティリティーを参考に「下値メド」を計算すると、対米ドルでは0.67米ドル、対円では72円前後か!?
吉田恒の為替デイリー
豪ドルを決めるのは中国株ではない
豪ドルは中国株よりCRB指数の影響が大きい。
CRB指数も短期的に「上がり過ぎ」懸念が強くなっていることから、豪ドルも上げ渋りとなっている。CRB指数の「上がり過ぎ」は上昇トレンドで起こることが基本だったので、その影響を受けるなら豪ドルも上昇トレンドが続く可能性が高いのではないか。
吉田恒の為替デイリー
カナダドル/円でクロス円をヘッジする
豪ドル/円、ユーロ/円などが52週MAを長く上回り、上昇トレンドへの転換の可能性が高くなってきたのに対し、カナダドル/円はなお52週MAを下回って推移している。
このような値動きからすると、カナダドル/円はなお下落トレンド継続中の可能性があるため、基本は売り。豪ドル/円などの買いポジションのヘッジに活用できる可能性あり!?
吉田恒の為替デイリー
72~80円の「豪ドル高シナリオ」
豪ドル/円は先週にかけて6週連続で52週MA(移動平均線)を上回った。経験的には、一時的ではない、上昇トレンドとしての豪ドル高が展開している可能性が高くなっている。
52週MAを参考にすると、72~80円のレンジ中心の豪ドル高といったイメージか。
吉田恒の為替デイリー
豪ドルは「1ヶ月で5%以上動く」
米ドル/円は「コロナ・ショック」以外では昨年並みの小動きに戻っているが、豪ドルは対米ドル、対円ともに変動率が昨年より急上昇、基本的に月5%以上が続いた。
「1ヶ月で5%以上の変動率になる豪ドル」が、今月も続くなら、高安値メドは豪ドル/米ドルは0.72ドル、0.67ドル、豪ドル/円は77円、71円といった計算になる。
吉田恒の為替デイリー
豪ドル等資源国通貨の「買い遅れ」!?
「コロナ後」米ドル売り拡大となっているのは、「リーマン・ショック後」米ドル売り拡大となった構図と似ている。ただその対価での「買い」には大きな違いがある。
「リーマン後」の買いの主役は豪ドルなど資源国通貨。このまま米ドル売りが続いた場合、豪ドル等資源国通貨の「買い遅れ」が注目される可能性もある!?