原油 の記事一覧
吉田恒の為替デイリー
【為替】ユーロ高・米ドル安が復活した理由
一時1.04米ドル台まで下落したユーロ/米ドルだったが、最近にかけて1.1米ドル近くまで反発してきた。ユーロ高・米ドル安が「復活」した理由と、今後の見通しについて考えてみる。
12:50
ストックボイス
【米国株】第3四半期決算発表 マイナス予想のところ現状1.84%増益
・第3四半期の決算発表が開始。S&P500社のうち92社が決算発表を終了した時点で前年比1.84%の増益。事前予想がマイナス1%程度だ...
吉田恒の為替デイリー
【為替】分岐点を迎えた対ユーロの米ドル高
ユーロ/米ドルは先週まで10週連続の陰線(米ドル陽線)。今週末終値が1.064米ドルを下回ったら、連続陰線は11週とさらに延びることになるが、経験的にはいつ一段落してもおかしくない。
ユーロ安・米ドル高は、金利差からはかい離、また影響の大きいと見られる原油高も、そもそも「行き過ぎ」懸念がある。
吉田恒の為替デイリー
米インフレへの原油の影響を再考する
米インフレにピークアウトの可能性が出てきたのは、原油など資源・穀物相場急落の影響が大きかったと推測。
原油相場は、足元で「下げ渋り」が目立っているが、あくまで短期的な「下がり過ぎ」によるもので、中長期的には逆になお「上がり過ぎ」修正の途上、景気との関係でも「上がり過ぎ」修正の可能性が大きそうだ。
吉田恒の為替デイリー
インフレ対策と米ドル高が終わる可能性
米ドル高・円安は、2022年以降インフレ対策の米利上げ見通しと連動してきた。
そのインフレに影響する原油価格が、最近にかけて急落した。「行き過ぎた原油高」の修正の可能性があり、そうであればインフレ対策と米利上げ、その影響を受ける米ドル高も曲がり角を迎えている可能性がある。
吉田恒の為替ウイークリー
米ドル高・円安の「限界」確認の可能性
米ドル/円は、過去2週間の大荒れ相場を経て、先週末は135円まで米ドル高・円安に戻してきた。
米景気への懸念後退、米大幅利上げ予想再燃などから、米ドル高トライが先行しそうだが、その中で少し気になることが最近にかけての原油価格の急落。
米ドル高トライの限界を確認すると想定して、今週は133.5~137.5円中心での展開を予想。
吉田恒の為替デイリー
原油急落は「インフレ→景気減速」の前兆か
世界的な資源・穀物の供給先であるロシアとウクライナの軍事的衝突をきっかけに、供給不安から原油など資源・穀物相場は高騰したが、6月以降急落した。
ウクライナ情勢に大きな変化がない中での原油価格などの急落が、世界景気の減速に伴う需要縮小の影響だとすると、世界経済のテーマは今後インフレから景気減速に変化する可能性もありそうだ。
吉田恒の為替デイリー
豪ドル安トレンドは終わったのか?
豪ドル/米ドルは約1年ぶりの水準まで反発してきた。すでに豪ドルは底を打ったのか、それとも飽くまで一時的反発に過ぎないのか。
52週MAとの経験を参考にすると、このまま来週末以降も足元で0.74米ドル程度の52週MAを「長く」上回るか、または0.78米ドル以上と「大きく」上回るかに注目。
吉田恒の為替デイリー
「トランプ・ラリー」米ドル高値の更新
3月16日のFOMCは0.25%の利上げを決定するなど、ほぼ事前の予想通りの結果となった。
為替相場の米ドル買いも限定的にとどまったものの、米ドル/円はテクニカルに注目された「トランプ・ラリー」の米ドル高値を更新したことから、120円の大台が次の目標となった。
吉田恒の為替デイリー
「異常値」続出の原油相場などで強まる「上がり過ぎ」懸念
90日MA、5年MAなどとの関係で見ると、原油相場などは短期、中長期的とも記録的な「上がり過ぎ」懸念が強くなっている。
似たような状況だった2008年には、原油相場などで急騰から暴落への大転換が起こった。
吉田恒の為替デイリー
「リーマン・ショック前」原油高との類似
代表的な資源国通貨と代表的な資源価格である原油相場は、基本的に高い相関関係があるが、最近両者のかい離が大きく拡大している。
似たようなことが、2008年のリーマン・ショック前にもあったが、当時原油相場が下落に転じると、ほんの半年程度で最大8割もの暴落が起こった。当時と最近との類似点などを検証する。
吉田恒の為替デイリー
大荒れ原油、金利「ウクライナ相場」の考え方
「ウクライナ・ショック」で最も大きな動きとなったのは原油などエネルギー相場。WTIは100米ドルを大きく上回ってきたが、経験的には110米ドル前後で目先的なクライマックスを迎える可能性あり。
もう1つの注目は米金利の大幅な低下。異常なほどの短期的な「上がり過ぎ」反動といった意味では、さらに続くと考えられる。
吉田恒の為替デイリー
トルコリラと金融政策、原油との関係
トルコリラは年明け以降、トルコ利下げ中断で底固い展開が続いている。ただ、基本的に逆相関関係にある原油相場が一段高となる中でもトルコリラ下げ止まりはなぜか?
この間のトルコリラ下げ止まりは、記録的な短期的「下がり過ぎ」反動の影響が基本ではないか。
吉田恒の為替デイリー
原油高でも豪ドル高が限られる理由
ウクライナ情勢の緊迫化なども後押しする形で、原油相場の上昇が一段と広がり、WTIは100米ドルの大台も視界に入ってきた。ところがそんな原油高に豪ドルなど資源国通貨が追随せず、両者のかい離が異例なほどの拡大となっている。
資源国通貨にとって、資源価格上昇はプラス要因だが、一方でインフレや地政学リスクに伴う株安といったマイナスの影響も大きくなっている可能性あり。
吉田恒の為替デイリー
ウクライナ「地政学リスク」の影響を考える
「地政学リスク」懸念への反応は、リスク資産売り、安全資産買いが基本。90日MAからのかい離率などを参考にすると、株売り再燃、金利低下拡大は要注意か。
リスクオフは円買い、米ドル買いとの指摘もあるが、足元の円と米ドルのポジションは対照的な可能性あり。円の買い戻し余力の大きさに注目か。