ストラテジーレポートの記事一覧
チーフ・ストラテジスト 広木隆が、実践的な株式投資戦略をご提供します。
毎週金曜日に更新
「スーパーフェクタ」実現の米国株市場 米国小型株の魅力
大きく予想を外した。完敗である。株式相場の話ではない。昨日、東京競馬場で行われた第36回ジャパンカップである。自信満々で予想をブログに書いて、ツイッターやフェイスブックなどで拡散した...
日経平均1万8000円のその先
サンフランシスコからニューヨークに来た。日曜の夜にニューアーク空港に到着したとき雪が舞っていた。初雪である。昨日もマンハッタンの中を移動していたが1日中、粉雪が舞っていた。このレポ...
トランプ大統領と株式市場
僕は、月曜日に出演した日経CNBC「夜エクスプレス」やBSジャパン「日経プラス10」で、6月の英国国民投票で予想に反してBREXITが決まった時と似た状況になっている、世論調査はあてにならず大統...
米大統領選の結果が伝わる日本時間9日の焦点
本稿を執筆している7日10時現在、日経平均は大幅に反発し1万7000円の大台を回復している。日本時間の早朝に米連邦捜査局(FBI)が民主党候補のヒラリー・クリントン氏の訴追を求めない方針と...
日経平均1万7000円台固めの時期 決算・海外環境次第で1万7000円台半ばを超える場面も
先週、日経平均は一時9月高値を抜いて半年ぶりの水準に上昇した。下値を切り上げるペナント型三角保ち合いを上放れてきた。今週は1万7000円台をしっかり固める動きとなるだろう。海外情勢や決算...
円安を背景に日本株は堅調な展開を予想 中国指標警戒も日経平均は9月高値を試す場面も
先週は月曜日が祝日だったためメルマガ「新潮流」も休刊させていただき、「今週のマーケット展望」はストラテジーレポートとして配信した。そこではこう述べた。<週を通じてどこまでドル高円安...
今週のマーケット展望
いつもはメルマガ「新潮流」で今週のマーケット展望をお届けしているが、今週月曜日が祝日のため休刊だったので、「ストラテジーレポート」でフォローする。米国雇用統計の発表を過ぎた今週は材...
円買い要因のうち日銀緩和縮小という解釈は後退 ドル円トレンド転換の要所に
国債買い入れは減額なのか日本銀行は9月30日、当面の国債買い入れオペの運営方針を発表した。イールドカーブ・コントロールを軸とする、いわゆる「量から金利」へ金融緩和策をシフトして初めて...
強気相場は悲観のなかに生まれる 日経平均のゴールデンクロス(買いシグナル)
日経平均の週足チャートを見ると先週末時点で13週移動平均が26週移動平均を下から上に突き抜けるゴールデンクロス(GC)を達成した。短期の移動平均、例えば25日と75日などはダマシが多く、逆に...
株は幻想で動く - 日銀の金融緩和強化について
テレビで見ない日がないくらい、ひっぱりだこの林修先生の講演を聴く機会があった(どうでもいいことだが林先生と僕の誕生日は同じである)。講演のテーマはこどもの教育についてであったが、話...
今週の相場展望
「今週の相場展望」を、僕のブログDanceWithMarketでは毎週日曜日、メールマガジン新潮流では月曜日にお届けしている。月曜日の昼にはオンラインセミナーで当面の相場見通しにも触れている。週...
金利上昇は日本株にとって好材料
今朝のテレビの株価見通しでこう述べた。「NYは大幅反発ですが、日本株は円高が重石となって上値が重いでしょう。昨日、大幅安したあとだけに買戻しを期待したいところだが、反発力は弱いでしょ...
2つの200日移動平均超え
日経平均は1万7000円の大台に乗せ、200日移動平均も同時にクリアしてきた。25日移動平均が75日移動平均を上回るゴールデンクロスが示現したのが前回ザラ場高値の8月12日。その後、いったん押し...
バリュエーションの上昇による日経平均1万8000円の可能性
巷には、「長期的な株高には、自律的な景気拡大と企業の好業績による業績相場への転換が不可欠」という論調が目立つ。ごもっともな意見だが、逆にそんな世界はバラ色過ぎて高望みというものでは...
2016年末の日経平均株価の予想
このブログで、フィボナッチ・リトレースメントについて書いた。Bloombergはデフォルトで過去1年のチャートが表示されるので、日経平均の昨年12月高値の2万円から、今年の安値1万5000円割れまで...
日銀のETF買いとドル円相場
昨日の日本株相場を見て誰もが思ったことだろう。日銀のETF買い期待で右往左往する相場は情けないと。「日銀のETF買いで、市場の価格形成が歪められており、不健全だ」という声も聞かれる。僕は...
トランプ・リスクの後退 = リスクプレミアムの低下 = 株高の背景
トランプ人気の急落昨日の米国株式市場でダウ平均、S&P500、ナスダック総合の主要3指数ともそろって史上最高値を更新した。原油高、小売り決算の好調など米国株高の要因はいくつかある。もっと...
ファクターリターンの変化
2007年の8月に起きたパリバ・ショックから今日で丸9年が経つ。その時、市場で吹き荒れたファクターリターンの逆効き現象については、こちらのブログに詳しく書いたのでご参照いただきたい(Danc...
日銀の金融政策決定会合を受けて
1週間余り前にこう述べた。<日銀の金融政策決定会合でよほどの「サプライズ」が出ない限り、そこでラリーは終わりとなるだろう。「サプライズ」は予想できないから「サプライズ」なのであって...
電子部品株に妙味あり
本業に目を向け始めた株式相場前回のレポートでは、「円高で減益」になっても本業の好調さを評価して買われる銘柄があることを指摘して、相場の地合いが良くなってきたと述べた。この流れは週明...