ストラテジーレポートの記事一覧

チーフ・ストラテジスト 広木隆が、実践的な株式投資戦略をご提供します。

毎週金曜日に更新
ストラテジーレポート
大相場ではテクニカルは無益
一貫性というのは、想像力を欠いた人間の最後のよりどころである。(オスカー・ワイルド)不発に終わったセル・イン・メイ今日から6月相場入りである。さんざん「セル・イン・メイ(5月に売れ)...
日本株 10連騰 堅調さの背景
日本株が堅調である。日経平均は今日で10連騰。80年代後半のバブル相場真っ只中の88年2月以来、27年ぶりの記録である。つい先日は東証1部の時価総額が89年末のバブル期の水準を超えて過去最高...
明明白白なこと - 銀行株と保険株が強い理由
銀行株、保険株をはじめとする金融セクターのパフォーマンスが良好である。東証33業種の年初来上昇率ランキング(グラフ1)を見ると、トップは「その他製品」。これは「その他製品」指数に37%...
米国の長期金利は上昇するか?
ジョンブル(イギリス人のこと)は、たいていのことは我慢するが、2分の利子率には我慢できない (ジョン・メイナード・ケインズ)雇用統計で遠のく利上げ観測先週金曜日、日本時間の夜9時30分...
ユーロ安に一服の兆し
自動車株が冴えない。先週、日経平均は15年ぶりに2万円の大台を回復したが、そのけん引役は金融株である。月初来の業種別リターンを見ると、金融業が上位に並ぶ一方で、自動車や機械などはワー...
銀行株 グローバルな比較優位
昨日、日経平均が終値で2万円を回復して引けた。そのことに関してレポートを書かないのか?と複数の筋から聞かれたが、答えは14日付けのレポートで述べた通りである。<日経平均2万円台回復とい...
ここから何を買うか
上げ相場についていけない。押したら(調整したら)買おう、と思っていても、「押し目待ちに押し目なし」の展開が続いていた。ところが、いざ相場が下がると、今度は悪材料ばかり目につくように...
日経平均2万円台回復 この先の展望は
テレビのニュース番組に出演した。日経平均が2万円をつけたので、てっきり拡大版の株の見通し特集が組まれるものだと思っていた。前回、1万5000円をつけた翌日に出演した時がそうだったので、て...
デジャヴュではない
以前も「デジャヴュ」というタイトルでレポートを書いたことがある(2011年8月22日付けストラテジーレポート)。デジャヴュ=既視感(きしかん)とは、実際は一度も体験したことがないのに、す...
割のいい賭け - ダウンサイド・リスクは少ない
将棋でも碁でも柔道でも相撲でも、勝負事はすべて、「得意の型」に持ち込むまでが勝負である。「得意の型」に持ち込んでしまえば、勝敗は決したようなものである。逆説的だが、「得意の型」とは...
自惚れ
誠に面目ない限りである。日経平均ダービーの3月末予想の件である。「締めるところは締める」などとあれだけ大見えを切っておいて、大外れだった。面目ない ― と、述べたが、べつに謝罪して...
ストラテジスト紀行Vol.2 オータム・イン・ニューヨーク
6年ぶりに訪れたニューヨークは、まったく変わっていないように思えた。街は相変わらず活気にあふれ、どこに行っても多くの人で賑わっていた。前回来たのはリーマン危機の前だから、その時の景...
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