松本大のつぶやきの記事一覧

相場や金融についてはもちろん、大切な旧友のこと、大好きなお寿司のこと、嬉しかったこと、切ないこと、腹の立つこと、未来への希望、、、マネックス 松本大(まつもとおおき)がジャンルを問わず綴ります。マネックスみんなのつぶやきはこちらでお読みください。

毎週金曜日更新
松本大のつぶやき
クローズド・ファンド
一昨日証券化商品について皆さんのお考えを聞かせていただきました。コンテンツの証券化商品にも御興味があるか、或いは証券化商品にはあまり御興味はなく、あってもせいぜい不動産の証券化商品程度であるかというものです。結果は、前者が、後者の3倍を上回りました。...
漢字
漢字は表意文字ですので、通常はその字を見るだけで意味が分かり、それを元にイメージを浮かべることができます。但し中にはその読み方によって意味が違ってくるものもあります。常々その最たる例だなと思っているのが「人間至る所青山あり」という漢詩です。これは「ニ...
証券化
証券化という言葉をよく聞きますが、要はこれから収益を生むもの(資産)を1つの箱に入れて、その資産と収益に対する権利を分割して、大勢の投資家が買えるように小さな額面の権利書のようなものにすることです。証券化される資産としては、銀行の貸出債権、クレジット...
投票率
昨日の総選挙の投票率は62.5%、投票時間の2時間の延長にも関わらず、戦後2番目に低い衆議院議員選挙でした。不在者投票の要件の緩和によって不在者投票数は大幅に増えたようですから、インターネットでも投票できるようにしたら(それも投票時間を大幅に延ばして...
スタイル
今日は久しぶりのマネックス・メール・スペシャルです。「何か特別なことを書かなくては」とずっと悩んでいたのですが、昨晩聴いたライブの感動があまりにも強すぎるので、今日はやはりそのことを書かせて下さい。昨日の晩、東大の伊藤元重先生と私の無二の親友など、数...
文化
文化は余剰の部分に育つものでしょうか、それとも基本的な部分に棲んでいるものでしょうか?これはいろいろなアスペクトで論じることができます。貴族の食べ物と庶民の食べ物、どちらがよりその国の文化を現しているか?高級な日本画と漫画、どちらがより日本的か?窮地...
つぶやき大作
毎日つぶやくのも中々大変です。今日だけ若干端折らせて頂いて、私の本について紹介させて下さい。実は2月頃に、週末を使って丸々2日間、TBSの経済部長の武田信二さんという方を前につぶやかせて頂きました。恥ずかしながら私がウォール・ストリートの出店で働いて...
夏至
今日は夏至です。太陽が一番高く、昼が一番長い日です。英語では First Day of Summer と言います。確かにこれから夏って言う雰囲気ですよね。東京では朝顔市、七夕、ほおずき市と言った夏の風物詩がそろそろ始まる季節です。ところが日本語で立夏...
ニュー・エコノミー
最近ニュー・エコノミーという言葉をよく聞きます。ネットベンチャーなどを軸とする新しい企業群や経済を表現する言葉です。先日受けたニュー・エコノミー絡みの取材の中で、5年後の日本はやはりニュー・エコノミーによって塗り替えられているでしょうかという質問があ...
ル・マン
あの有名な24時間耐久レースが今年もフランスで行われました。優勝はアウディ。しかも参戦2年目で、かつ1位から3位まで独占です。何か不思議ですね。自動車レースは大好きなのですが、今年は忙しくてニュースを追いかけていませんでした。そのため経緯は良く知りま...
ザ・ファンド
昨日「ザ・ファンド@マネックス」の記者発表会で、ある記者の方が風変わりな質問をされました。「『ザ』の付いた投信って今までありましたか?」THEは定冠詞です。THE SUN とか、THE SEA とか、本来世の中に1つしかないものに付ける冠詞です。興味...
全米1位
1963年の今日、坂本九の「上を向いて歩こう」はスキヤキ・ソングとして全米1位に輝きました。前にも後にもただ1つの日本製全米1位が、アメリカ市場用に作られたものではなくて、そのまま日本語で歌われていたというのは興味深いことです。旋律も、言葉もそのまま...
中吊り広告
私の好きなものの一つに中吊り広告があります。それも雑誌などの広告が一番です。いろいろと工夫されていて、狭い場所に多くの情報が、それぞれの強調したい度合い、遠近感を伴って、てんこ盛りになっています。前から好きだったのですが、最近特にその傾向が強まってい...
デジタル・デバイド
電話ベンチャーという言葉がないように、ネットベンチャーという言葉もいずれ使われなくなるだろうというつぶやきを以前にしたことがありますが、近頃よく聞くデジタル・デバイドという言葉も早晩聞かなくなるでしょう。日本においては人口の約30%を超えてあるものが...
秋葉原
週末にまた秋葉原を彷徨しておりました。OSを1つ買い、他にソフトをいろいろと物色しました。取り敢えず驚きの発見はなくて、残念なようで実は一安心。次にPCを見ました。いつもノートブックばかり見ているのですが、久しぶりにデスクトップも覗いてみるとなかなか...
3年後
いろいろなメディアから取材を受けますが、受ける質問の中には答えが分かるもの、分からないものなどいろいろあります。その中で答えがないことが明らかであるという質問が一つあります。それは「マネックスの3年後は?」というものです。今はとても流動的な時代であり...
寿司ネタ
何度かつぶやきで書いているように、私は寿司が大好きですが、やはり寿司は初夏から秋にかけてがもっとも楽しい時期だと思います。稚魚がだんだん成長してくるので、小さい魚が次から次へと変わりばんこに登場してきて舌を喜ばせてくれます。基本的に寿司は冷たい食べ物...
買うか売るか
大体のものは、作るなり買うなりして、まず手元に持っていないと売ることも出来ませんが、金融商品(マーケット)は持っていなくともいきなり売ることが出来ます。勿論これは誰でも出来るわけではありませんが、プロのトレーダーに至っては売りから入らずにはいられない...
マーケット
先日、青学講堂で開かれたビット・バレー・アソシエーション主催のフォーラムで、伊藤穣一さん、作家の田中康夫さんとパネル・ディスカッションをしました。その時の議論の一つにNPO的な形の、例えば寄付という形の出資的行為の是非がありました。現状のベンチャー・...
くらげ
くらげは海月とも水母とも書きます。あの白く寒天のようにプカプカ浮く姿は、何とも言えない雰囲気があります。古事記にも、国がまだ幼くて頼りなさそうにある姿を、「海月なす漂へる時」と記述しており、古代より日本人には馴染みのある生き物だったのでしょう。また、...