いろいろなメディアから取材を受けますが、受ける質問の中には答えが分かるもの、分からないものなどいろいろあります。その中で答えがないことが明らかであるという質問が一つあります。それは「マネックスの3年後は?」というものです。今はとても流動的な時代であり、加えてインターネットとか、金融とか、日本において今もっとも流れの速い分野の一つにマネックスはいますので、さすがに3年後のことは分かりません。分かることは、3年後にもしマネックスが今のマネックスとまるっきり同じことをしていたら、もはや私たちの存在価値は極めて低くなっているだろうと言うことです。時間軸が短縮されている状況をよく「ドッグ・イヤー」と言いますが、日本におけるこの分野はむしろ「キャット・イヤー」あるいは更に短縮されて「マウス・イヤー」かも知れませんね。