あの有名な24時間耐久レースが今年もフランスで行われました。優勝はアウディ。しかも参戦2年目で、かつ1位から3位まで独占です。何か不思議ですね。自動車レースは大好きなのですが、今年は忙しくてニュースを追いかけていませんでした。そのため経緯は良く知りませんが、BMW、メルセデスなどの強豪が参戦していなかったようです。ポルシェもワークスは出ていなかったのでしょうか?アウディが本当に強かったのか、ライバルがいないから勝ってしまったのか、検証のしようもありません。ただ競争ごとは、やはり強いのがみんな参加して初めて面白くなりますよね。ではマーケット(市場)はどうでしょうか?MかNかとか・・。バラバラ分かれないで1つの方がいいでしょうか?私はそれはあまり重要ではないと思っています。そもそもマーケットは競争ではないし、特に現代のようにオンラインでウェブ上で簡単にトレードできる時代には、市場の違いというのは投資家(少なくとも個人投資家)はあまり意識しないのではないでしょうか。それより銘柄ですよね。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、その後代表執行役会長。2025年4月より会長(現任)。東京証券取引所の社外取締役を5年間務め、政府のガバナンス改革会議等に参加し、日本の資本市場の改善・改革に積極的に取り組んで来た。ヒューマン・ライツ・ウォッチの副会長を務め、現在は米国マスターカード・インコーポレイテッドの社外取締役。東京大学法学部卒業。