お金を学び、マーケットを知り、未来を描く

新潮流 の記事一覧

チーフ・ストラテジスト 広木隆が、投資戦略の考え方となる礎をご紹介していきます。

新潮流
【新潮流】第206回 希望
【新潮流】第206回 希望
◆昨日の続きである。NHK朝の連続テレビ小説「まれ」の主人公・希(まれ)は、夢が嫌いな女の子。夢ばかり追って破産した父親を反面教師に、「地道にコツコツ」をモットーとしている。そんな父...
【新潮流】第205回 夢は悪くない
【新潮流】第205回 夢は悪くない
◆新しいNHK朝の連続テレビ小説「まれ」が始まったが、どうにもこうにも、主人公・希(まれ)に共感できないでいる。これまでは「ゲゲゲの女房」の松下奈緒、「梅ちゃん先生」の堀北真希、「花...
【新潮流】第204回 催花雨
【新潮流】第204回 催花雨
◆小欄が春休みをいただいていた間に、東京の桜は満開を迎え、早くも花の盛りは過ぎた。昨日の雨が花散らしの雨となったところもあるだろう。天気予報によれば、向こう一週間は、気圧の谷や湿っ...
【新潮流】第203回 旅立ちの春
【新潮流】第203回 旅立ちの春
◆元禄2年3月27日、松尾芭蕉は深川六間堀の庵を出て奥州へ向かう。千住大橋で、見送りの弟子たちに矢立の句を贈った。行く春や鳥啼き魚の目は泪「奥の細道」の旅立ちである。◆ある詩人の詩を、...
【新潮流】第202回 軽率な言動
【新潮流】第202回 軽率な言動
◆今日は犀星忌。詩人・室生犀星が亡くなった日である。室生犀星は私生児として生まれ、実の両親の顔を見ることもなく、生まれてすぐに養子に出された。この辛い出生の事実が彼の作品に後々まで...
【新潮流】第201回 名門校と投資教育
【新潮流】第201回 名門校と投資教育
◆東京で桜が開花した。「サクラサク」といえば大学の合格発表を伝える電報文。週刊誌は毎年、大学合格者ランキングの特集を組む。小欄の第197回では大学の後輩たちの活躍を讃え、自分が在籍し...
【新潮流】第200回 国家の経営者
【新潮流】第200回 国家の経営者
◆翻訳家をしている大学のクラスメートからその本が送られてきたのは、1年半前のことだ。当時はアベノミクスが始動して1年に満たないころ。成長戦略に対する期待は大きかったが、当然のように中...
【新潮流】第199回 得るは捨てる
【新潮流】第199回 得るは捨てる
◆日経新聞電子版のマネー欄に「わたしの投資論」という企画がある。学者やタレントなど幅広いひとに投資についての考え方や投資経験などを尋ねるもので、先週掲載された第30回では僕の「投資論...
【新潮流】第198回 春の彼岸
【新潮流】第198回 春の彼岸
◆父が他界したのは20年前の2月20日。突然死だった。夕方、外出から帰宅した母が布団の中で冷たくなっていた父を見つけた。その経験から当時の僕の死生観は、「ひとはあっけなく死ぬ」というも...
【新潮流】第197回 潮流、再び
【新潮流】第197回 潮流、再び
◆私事で恐縮だが - 小欄はほとんど私事なのでわざわざ断ることもないのだが - 大学の後輩たちが偉業を成し遂げてくれた。全日本学生ボードセーリング選手権大学対抗戦(インカレ団体戦)...
【新潮流】第196回 嘘
【新潮流】第196回 嘘
◆昔、一緒に暮らしていた男は「生きているものの中で、人間だけが嫌いなんだ」というのが口癖だった。小池真理子の新刊『千日のマリア』に収められている「常夜」という話である。読んだ時、僕...
【新潮流】第195回 まだはもうなり
【新潮流】第195回 まだはもうなり
◆僕は天邪鬼だから14日に開業した北陸新幹線の話題をあえて避けた。みんながその話題を取り上げるから自分は別な切り口で書いた。つまり「人の行く裏に道あり花の山」だ。と、いうのは嘘である...
【新潮流】第194回 北へ
【新潮流】第194回 北へ
◆この週末、世間の耳目は「北」に集まった。土曜日の新聞各紙1面コラムはそろって北陸新幹線開業の話題。だが、その土曜日、僕らはもうひとつの「北」、東北にいた。マネックス全国投資セミナ...
【新潮流】第193回 入りと出
【新潮流】第193回 入りと出
◆ちょうど1カ月前に、今年はバレンタインデーが土曜日だからチョコレートがひとつももらえないと書いた。「若い頃は俺だって...」と言っても虚しくなるだけだ。今は仕事絡みの義理チョコしかも...
【新潮流】第192回 スウェーデン・モデル
【新潮流】第192回 スウェーデン・モデル
◆僕が出演している朝のテレビ番組には、新聞記事にゲストがコメントするコーナーがある。今週月曜日は、職務発明の特許に関する記事が取り上げられた。仕事上の発明の特許を「会社のもの」とす...
【新潮流】第191回 春を恨んだりしない
【新潮流】第191回 春を恨んだりしない
◆「春の愁い」という言葉がある。春なのになぜかしら物憂い気持ちになることをいう。「春愁」は季語にもなっている。春愁のかぎりを躑躅(つつじ)燃えにけり (秋桜子)本来「春愁」とはわけも...
【新潮流】第190回 外交
【新潮流】第190回 外交
◆この前の週末、東京は土日とも寒い雨の休日となった。こんな日は映画に限る。渋谷の東急Bunkamuraル・シネマで『パリよ、永遠に』を観た。第二次世界大戦末期、ナチス・ドイツ占領下のフラン...
【新潮流】第189回 卒業
【新潮流】第189回 卒業
◆卒業式のシーズンである。僕らのころの卒業ソングの定番といえば3年B組金八先生の『贈る言葉』だった。いまどきの定番はレミオロメンの『3月9日』だという。実際、この時期カーラジオから流れ...
【新潮流】第188回 経営の法則と春の訪れ
【新潮流】第188回 経営の法則と春の訪れ
◆一橋大学大学院教授の楠木建先生が監訳された新著『道端の経営学』をご献本いただいた。原題は"RoadsideMBA"という。本の宣伝文句を引用しよう。<「戦略」は大企業だけのものではない。むし...
【新潮流】第187回 スターリン暴落
【新潮流】第187回 スターリン暴落
◆「バルトのシュテッティンからアドリアのトリエステまで、ヨーロッパ大陸を横切る鉄のカーテンが降ろされた。」 英国のウィンストン・チャーチルがトルーマン大統領に招かれて訪米し、ウエス...