新潮流の記事一覧

チーフ・ストラテジスト 広木隆が、投資戦略の考え方となる礎をご紹介していきます。

隔週月曜日に更新
新潮流
勝者総取り  
◆ちょうど去年のこの時期に人気アイドルグループAKB48の総選挙の話題を取り上げた(第4回「投票」)。今年も、『第9回AKB48選抜総選挙』が一昨日開票され、指原莉乃さんが24万票余りを獲得し、...
ゼロで割る 
◆『ブレードランナー』続編の監督に抜擢され注目を集めるドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の新作『メッセージ』を観た。ファーストコンタクトもののSF映画で、原作はテッド・チャンの短編小説「あなた...
子どもの名前
◆不確実なことの多いこの世の中で、かなりの確信度をもって断言できることがある。子どもの名前ランキングで「圭」が躍進するであろうということである。秋篠宮ご夫妻の長女眞子さまの婚約相手...
紙の価値
◆暗澹たる気持ちになる。フリマサイトに現金が出品された問題である。1万円札5枚に5万9500円という値段がついた。クレジットカードのショッピング枠を現金化する手口で、当座のおカネがほしい...
昭和は遠くなりにけり
◆AKB48の小嶋陽菜さん(29)が先週19日、東京・秋葉原のAKB48劇場でメンバーとして最後の公演を終え、グループを「卒業」した。僕が目にしたニュースには、「昭和生まれのメンバーがゼロに」と...
エア花見
◆桜坂にスペイン坂。アークヒルズ周辺には桜の名所が多い。オフィスがぐるりと桜に囲われているせいもあって今年は例年以上に桜の花を愛でる機会に恵まれた。開花してから寒冷な天気が続いたこ...
花に嵐
◆<花に嵐のたとえもあるぞ/さよならだけが人生だ> 井伏鱒二の名調子で知られる漢詩「勧酒」の原文は<花発多風雨/人生足別離>。そのまま読み下せば、<花発(ひら)けば風雨多し/人生、別...
アークヒルズの春  
◆前回、当社の引っ越しの話を書いた。5年過ごした麹町から六本木のアークヒルズにオフィスを移転した。麹町もそれなりの風情があって好きだが、やっぱりアークヒルズはいい。日本の金融センタ...
微笑み返し
◆先週の金曜日、関東地方に春一番が吹いた。気温もぐんぐん上昇し、4月中旬並みの陽気となった。僕もかなり汗をかいた。引っ越しの荷造りを1日がかりでおこなっていたからである。僕らは約5年...
「やればできる」
◆先日、同業者10人ほどで会食する機会があった。諸々事情があって会食のスタート時間はなんと夕方5時から。平日の話である。半ば世捨て人のような生活を送っている僕は別として、仮にも金融機...
香川県にうどん屋は何軒あるか 
◆先週土曜日は全国投資セミナーで香川県の高松に行った。香川といえばうどん県。香川の人は何についてもうどんを基準に考えるという。「急ぐからタクシーで行こうか」「冗談じゃない、バスで行...
超予測力
◆クリスマスも有馬記念も終わって、いよいよ今年も残すところあと1週間。おかげさまで大納会の30日まで仕事の予定がびっしりだ。仕事があるのは大変ありがたいことである。年始の4日も朝5時(...
上を向いて
◆今年の日経MJヒット商品番付は「ポケモンGO」と映画「君の名は。」を東西の横綱に選んだ。ともに世代と国境を超えて大ヒットした。文句なしの横綱であろう。それに対して理解できないのは、東...
寒さの理由
◆先週木曜日、東京で初雪が降った。平年より40日早く、11月の初雪は54年ぶり。11月の積雪となると1875年の統計開始以来初めてという。もちろん暦の上では立冬は過ぎているものの、11月下旬はま...
山羊の呪い
◆前回の小欄ではプロ野球の日本シリーズが熱いと書いたけど、海の向こう本場アメリカのワールドシリーズも大変な盛り上がりを見せた。第7戦の延長10回の死闘を制し、カブスが108年ぶりにワール...
一夜にしてならず
◆プロ野球日本シリーズが熱い。ブログでも書いた通り、横浜ベイスターズファンの僕は、クライマックスシリーズからおおいに楽しんでいる。ファイナルステージで敗れたのは残念だけど、相手が今...
光速 
◆2週続けて映画のネタで恐縮だが、映画を観るのは僕の数少ない楽しみのひとつなのでご容赦願いたい。『ある天文学者の恋文』という映画を観た。『ニューシネマパラダイス』を撮ったジュゼッペ...
リバイバル  
◆先日、JR九州の新規上場承認をきっかけに、あるメディアの記者から民営化企業についての取材を受けた。東証の時価総額ランク上位には、NTTグループ、JT、日本郵政グループなどが並ぶ。ランク...
マチネの終わりに  
◆昨日の日曜日は東京ジャズフェスティバルの最終日。東京国際フォーラムの昼の部(つまりマチネ)を聴きに行った。僕のお目当ては渡辺香津美と沖仁のギターセッション。これでも僕はギタリスト...
ファーバーレポート
◆今回から毎月1回、マーク・ファーバー博士のレポートを紹介する。ファーバー博士がどういう人物かについては、こちら(※)をご参照いただくとして、米国株セミナーでおなじみの広瀬隆雄さん...