記事一覧

チーフ・ストラテジスト 広木隆が、投資戦略の考え方となる礎をご紹介していきます。

隔週月曜日に更新
新潮流
最後のとき
◆「最後のときが最後のときだとわかる人間は誰もいない。かならず手遅れになる。おまえだけじゃないさ。だからときに生きるのがすごくつらくなる」(S・A・コスビー『頬に哀しみを刻め』ハーパ...
おみくじ
◆元旦に初詣に行き、おみくじを引いたら一番くじの「大吉」だった。これは春から縁起がいい。「願望(ねがいごと)」は「思うままなり」。思わず頬を緩めたのも束の間、続きにこうあった。「さ...
今年の漢字
◆「今年の漢字」は「税」に決まった。選ばれた理由は、今年は増税議論が活発に行われたこと、一方で所得税減税の話もあり、インボイス制度やふるさと納税など、多岐にわたる税にまつわる話題が...
忙しい
◆先月の北米出張以来、この一月というもの、目が回るような忙しさだ。土曜日の夕方に米国から帰ってきて翌日の日曜には日経新聞社主催のセミナーで講演。その後も、モーサテ出演、札幌での講演...
ニューヨーク雑感
◆前回ニューヨークに行ったのは2019年の秋だった。その後、コロナ禍でしばらくご無沙汰したが今回丸4年ぶりにニューヨークを訪れた。シカゴに寄ってからニューヨークに行ったせいか、ニューヨ...
ロードショー
◆日経新聞「NIKKEIプラス1」の巻頭は「何でもランキング」である。今月の初めは「1000人が選んだ『もういちど紙で読みたい』あの名雑誌」という企画だった。第1位は「ぴあ」。まあ、順当だろ...
この夏の事件
◆世界の市場関係者が固唾を飲んで見守ったジャクソンホールでのパウエル議長講演は無難に終わった。それを受けた市場の波乱はなかった。古くはニクソン・ショック、イラクのクエート侵攻、ロシ...
五輪と車いす
◆殺人的な暑さである。ここまでの暑さは60年生きてきて経験したことがない。異常な高温は全世界的なもので、特に欧州が猛暑に襲われている。思い出すのはちょうど20年前、2003年のパリだ。その...
トランプ氏の置き土産
◆最近、立て続けに米国の大学を巡る司法判断のニュースが大きく報じられた。ハーバード大などの入学選考で黒人や中南米系を優遇するアファーマティブ・アクション(積極的差別是正措置)の是非...
記憶力
◆最近僕の周りで禁句になっている台詞がある。「33年前、何してた?」である。「やだ~、33年前なんて、まだ生まれてませんよ~!」とあっけらかんと笑って答えられるのはアラサーまで。妙齢の...
マイ・ウェイ
◆ポップスの巨匠、ポール・アンカが来日する。今月23日に東京ドームシティホールで15年ぶりの来日公演を開く。御年81歳が数々のヒット曲を披露する。当然、デビュー曲の「ダイアナ」も歌われる...
手足を動かせ
◆4月になった。新年度である。進級、入学、就職などで新しいスタートを切る若者に、僕からひとつアドバイスを贈ろう。とにかく「手足を動かす」ことを大切にしてほしい。キーボードを叩くので...
TIME FOR CHANGE(変化の時)
◆今日、3月6日は二十四節気の「啓蟄」である。大地が温まり、冬眠をしていた地中の虫が春の陽気に誘われて穴から出てくる頃だ。朝晩はまだ寒いが、関東では先週、春一番が吹いて暖かい日があっ...
「ホワイト過ぎても」
◆武田砂鉄の『わかりやすさの罪』に、こんな一節がある。「毎日豆腐を食べている人に、せんべいを差し出すと、毎日豆腐を食べているのでもっと柔らかいものを出してほしいと言われる」。わかり...
「舞いあがれ!」
◆NHKの連続テレビ小説「舞いあがれ!」を毎朝欠かさず観ている。時はリーマンショック直後、ヒロイン舞ちゃんの実家である東大阪のねじ工場も大ピンチを迎えている。そこに風来坊のお兄ちゃん...
言い訳
◆米国で「会社を休むための言い訳」の検索回数が急増しているそうだ。グーグルでの検索回数は200万回を超え、新型コロナウイルス流行前と比べて9倍になったという。試しにググってみると、「会...
知らんけど
◆今年の流行語大賞にもノミネートされた「知らんけど」。流行り言葉かと思いきや、関西では昔から普通に使われてきたという。NHKのWEBサイトで、関西出身の記者と関東出身のディレクターがこん...
人材の流動化
◆スポーツの秋たけなわである。この週末、お子さん、お孫さんの運動会に行かれた方も多かっただろう。青山学院大学ビジネススクールの教え子らとのゴルフコンペ、ABS広木杯も春に続いて先週第2...
世代交代
◆最近、エリザベス女王をはじめ偉大な人物の訃報に接することが多い。1週間前には映画監督のジャン・リュック・ゴダール氏が亡くなった。先月末にはゴルバチョフ元大統領、その少し前には京セ...
行き合いの空
◆この季節、空を見上げると、夏雲の積乱雲と秋雲のうろこ雲とを同時に見ることがある。行く夏の名残りと秋の訪れを目で確認できる。こういう空を「行き合いの空」という。夏と秋とが空で行き交...
前へ 1 2345678910 ... 次へ
広木 隆
マネックス証券 チーフ・ストラテジスト
上智大学外国語学部卒。神戸大学大学院・経済学研究科博士後期課程修了。博士(経済学)。社会構想大学院大学教授。国内銀行系投資顧問、外資系運用会社、ヘッジファンドなど様々な運用機関でファンドマネージャー等を歴任。2010年より現職。
テレビ東京「ニュースモーニングサテライト」、BSテレビ東京「日経プラス9」等のレギュラーコメンテーターを務めるなどメディアへの出演も多数。

著書:
『ストラテジストにさよならを 21世紀の株式投資論』(ゲーテビジネス新書)
『9割の負け組から脱出する投資の思考法』(ダイヤモンド社)
『勝てるROE投資術』(日本経済新聞出版社)
『ROEを超える企業価値創造』(日本経済新聞出版社)(共著)
『2021年相場の論点』(日本経済新聞出版社)
著書名のリンク先はアマゾン(Amazon)等、マネックス以外の他社のウェブサイトを表示します。