FX の記事一覧
大橋ひろこのなるほど!わかる!初めてのFX
2022年のゴールデンウィークは米ドル/円相場の急変に注意
「米ドル高」であり「円安」である米ドル/円上昇
「米ドル高」の要因である米ドル金利上昇はどこで一服するか
「円安」要因である日銀の金融緩和スタンスは変わらないのか
吉田恒の為替デイリー
米インフレ懸念一段落の見極め方
米CPIなど注目のインフレ指標発表後、米金利が低下に向かうと、「インフレのピークが近い」ためとの解説が増えた。
ただ米金利低下は、記録的な「上がり過ぎ」の修正が主因であり、そんな米金利低下が「インフレはピーク」との後講釈になった可能性あり。
吉田恒の為替デイリー
126円は「行き過ぎた円安」ではない可能性
米ドル/円は、2015年6月に記録した125.8円の米ドル高値を更新した。
約7年前に記録した水準より米ドル高になると、「行き過ぎ」を意識するのも分からなくない。ただし、2015年の125円と足元の125円の意味は、かなり違う。
米ドル/円の上昇は、短期的な「行き過ぎ」の反動が入る可能性はあるものの、絶対水準の印象ほどに中長期的な「上がり過ぎ」懸念は、決して強くないと言えそうだ。
吉田恒の為替デイリー
「止まらない円安」、1998年の例を振り返る
最近にかけて急ピッチで進む円安の日本経済への懸念が拡大しているようだ。
「止まらない円安」への懸念が拡大した代表例は1998年だったが、この時には一日で2兆円もの円買い介入に動いても円安は止まらなかった。
吉田恒の為替デイリー
「円資産のみ保有するリスク」の現実味
最近にかけての円安は、株価との関係変化など、これまでの円安との「違い」が目立ってきた。
まだ「無秩序の円安」ではなさそうだが、さらに円安が進むと、円資産のみを保有するリスクのヘッジとして外貨投資する意識が現実味を増す可能性が高まりそう。
陳満咲杜流 FXプライスアクション
米ドル/円は高値更新後に再度スピード調整か、豪ドル/円は引き続き強気ラリーの長期化を想定
米ドル/円 日足 週間予想レンジ:123.00~126.50メインストラテジー:押し目買い・高値圏での調整済・円安慣性は想定以上・20...
吉田恒の為替ウイークリー
米金利の「上がり過ぎ」が米ドル/円の行方を左右
先週は、米10年債利回りが2.7%まで上昇する中で、米ドル/円もそれに連れて一時、3月末に記録した米ドル高値125円に接近するなど上昇傾向が続いた。
ただ米10年債利回りは、短期的にも中長期的にも「上がり過ぎ」懸念がかなり強くなっている。約40年ぶりの本格的な米インフレ局面を迎えている中で、米金利「上がり過ぎ」がさらに続くか否かかが、米ドル/円の行方を左右しそう。
吉田恒の為替デイリー
RBA「タカ派」でも豪ドル反発一巡の理由
先週5日のRBA金融政策会合は、予想より「タカ派」とされ、直後は「豪州金利上昇=豪ドル高」となったものの、その後は豪ドル反落が広がった。
その中で、豪ドル/米ドルは日足、週足のチャートとも長い「上ヒゲ」が出現、テクニカルには最近にかけて続いてきた豪ドル反発が一巡した可能性が出てきた。
吉田恒の為替デイリー
究極の円安阻止策、「岸田ボンド」の可能性
円安の日本経済への悪影響を懸念する声が増えてきた。ただ、日本独自で円安を止めることはできるだろうか。
1980年代前半、インフレ対策をきっかけに広がった米ドル高・円安に対し、日本政府は、米国から究極の通貨安阻止策とされる外貨建て債券、「中曽根ボンド」発行を提案されるまで追い込まれた。
吉田恒の為替デイリー
豪ドル安トレンドは終わったのか?
豪ドル/米ドルは約1年ぶりの水準まで反発してきた。すでに豪ドルは底を打ったのか、それとも飽くまで一時的反発に過ぎないのか。
52週MAとの経験を参考にすると、このまま来週末以降も足元で0.74米ドル程度の52週MAを「長く」上回るか、または0.78米ドル以上と「大きく」上回るかに注目。
吉田恒の為替デイリー
米ドル/円「上ヒゲ」が示す「意外なシナリオ」
先週の米ドル/円は2円以上の長い「上ヒゲ」となった。2016年以降でこれを上回る長大な「ヒゲ」の記録は、「Brexitショック」、「トランプ・ラリー」、「アップル・ショック」、「コロナ・ショック」などいずれも代表的な大相場。
大相場における長大な「ヒゲ」出現の後は、高安値更新まで長い時間がかかっただけに、今回も米ドル高値更新には予想以上の時間がかかる可能性もありうる!?
陳満咲杜流 FXプライスアクション
米ドル/円は介入を誘う円安へ、豪ドル/円は強気ラリーの継続を有力視
米ドル/円 日足 週間予想レンジ:121.00~126.00メインストラテジー:押し目買い・円安は「行き過ぎ」でも継続・当局介入まで...
吉田恒の為替ウイークリー
4月の米ドル/円を予想する
3月の米ドル/円は一気に約10円もの急騰となった。ただ、月足チャートの長い「上ヒゲ」は、「怒涛の米ドル高・円安」も一息つく可能性があることを示唆。
一方、最近の米ドル/円は株安でも下落リスクが限定的。米金利は「上がり過ぎ」修正の低下リスクがあるものの、インフレ対策の利上げにもかかわらず景気回復に著変ない中では、「米金利低下=米ドル安」も限られそう。4月の予想レンジは、120~125円中心か。
吉田恒の為替デイリー
円安の短期的「行き過ぎ」を点検する
米ドル高・円安は3月、一気に10円も進んだ。この中でいくつかの指標では、とくに円安について、中長期トレンドとは別に、短期的な「行き過ぎ」への懸念が拡大している。
今回は、ポジションと90日MAかい離率で、短期的な「行き過ぎた円安」の可能性を点検した。
吉田恒の為替デイリー
「一休み」の可能性がある怒涛の円安
3月の米ドル/円は一気に約10円もの急騰となった。これにより、かなり米ドル買い・円売りのエネルギーを消費したと考えられる。
その上でも、4月さらに米ドル高・円安が一段と進むだけのエネルギーが残っているかについて、月足チャートの「ヒゲ」を参考に考えてみる。
吉田恒の為替デイリー
125円「黒田シーリング」を巡る変化
2015年にかけて展開した米ドル高・円安は、黒田日銀総裁の発言をきっかけに125円で終了した。このため、125円に再接近してきた中で、黒田総裁の動向が注目されている。
ただ2015年と最近では、円相場や黒田総裁を巡る環境で「違い」も多い。
吉田恒の為替デイリー
円安の短期的「行き過ぎ」の目安とは?
円安が記録的なピッチで展開してきた。そこで、短期的な「行き過ぎ」により、円安が一段落する目安について、90日MAかい離率、金利差との関係、ポジションなどについて再確認してみた。
吉田恒の為替デイリー
日銀が円安より金利上昇を警戒する理由
世界的な金利上昇の中で、日銀は28日、金利上昇を容認しない「指し値オペ」に出動、これが円一段安のきっかけとなった。日銀が円安より、金利上昇にこだわる理由とは?
1998年冬に、日本の長期金利暴騰が大問題になった。巨額の財政赤字などから、日本では国債暴落、利回り暴騰への懸念がかねてからあった。
賛否両論の中でリフレ政策を主導した黒田総裁には、そういった国債暴落、利回り暴騰への懸念がより強い可能性あり。

