FX の記事一覧
吉田恒の為替デイリー
「リスクオンの米ドル売り」の変化
今年3月の「コロナ・ショック」後、伝統的な為替相場と金利差との関係は大きく崩れ、株高・米ドル安が基本として展開してきた。これは「リスクオン(株高)の米ドル売り」とされた。
この「リスクオンの米ドル売り」の本質は、異常事態「コロナ・ショック」で起こった金利差からかい離した「行き過ぎた米ドル高」の是正ではないか。対円以外では、金利差との関係がほぼ正常化してきたことから、今後の為替は株より金利との連動を回復しそう。
陳満咲杜流 FXプライスアクション
米ドル/円はブレイク待ち、豪ドル/円は年末年始でも高値圏の推移
米ドル/円 日足週間予想レンジ:102.50~104.50メインストラテジー:レンジ取引・年末年始で薄商い・動意欠け、値動きは限定...
吉田恒の為替ウイークリー
年末年始で米ドル/円の方向が決まる可能性
米ドル/円は年末年始に大きく動く傾向がある。米ドル/円は過去半年以上も2円レンジの上下動が続いてきたが、そのレンジをブレークし、当面の方向が決まる可能性も注目。
「コロナ・ショック」後の米国株高・米ドル安の相関関係がこの先も続くなら、レンジ・ブレークの方向は、株高なら米ドル安・円高、株安なら米ドル高・円安が基本か。
吉田恒の為替デイリー
「合意なき離脱」回避の英ポンドを考える
英国のEUからの「合意なき離脱」は回避された。では英ポンド反発は続くだろうか。
近年、英ポンドの大幅な反発は、「売られ過ぎ」の反動によってもたらされることが基本だった。その観点でいえば、足元の英ポンドには「売られ過ぎ」懸念もないため、反発は限定的にとどまるのではないか。
吉田恒の為替デイリー
米ドル/円が動き出す2つの鍵
「コロナ後」、株高が展開する中で、米ドル/円は約2円のレンジを上下動しながら緩やかな下落トレンドが続いてきた。
そんな米ドル/円の流れに変化が出る鍵は、株高に変化が出るか、そして足元で102.8~104.9円のレンジをブレークするかに注目。
陳満咲杜流 FXプライスアクション
米ドル/円は年末ムードで下値限定か、豪ドル/円は続伸のモメンタムを維持
米ドル/円 日足週間予想レンジ:102.50~104.50メインストラテジー:レンジ取引・米ドル全面安の流れが続く・受動的な円高圧...
吉田恒の為替デイリー
2021年の新興国通貨を予想する~予想中心はメキシコペソ4.5~5.6円、ランド6.1~7.6円~
メキシコペソ/円の上下限は、これまでは購買力平価や5年MAが参考になってきた。それを前提にすると、来年にかけては4.5~5.6円中心の展開が予想される。
南アフリカランド/円は、5年MAを上限、それを2割下回った水準を下限としたレンジ中心での推移が続いてきた。それを参考にすると、来年にかけて6.1~7.6円が予想の中心。
吉田恒の為替デイリー
2021年のユーロと豪ドルを予想する~ユーロ高、豪ドル高とも反転する可能性~
「コロナ後」ユーロ高・米ドル安となったのは、「コロナ・ショック」を受けた金利差からの米ドル割高是正が主因の可能性。
その米ドル割高はほぼ是正された可能性。そして52週MAとの関係からすると、「コロナ後」ユーロ高・米ドル安は終盤で、1.25米ドル前後がせいぜいか。
豪ドル/米ドルもユーロ/米ドルとほぼ同様の構図。2021年にかけて、豪ドル高・米ドル安は0.75~0.8米ドルで一巡する見通しか。
吉田恒の為替デイリー
2021年の米ドル/円を予想する ~「超円高」という可能性 ~
「コロナ後」米ドル全面安となった。その一因は、金利差とかい離した米ドル高の是正。それは円以外の通貨に対してはほぼ終わりつつあるが、対円ではなお続く可能性あり。
金利差との関係からすると、2021年にかけて100円割れ、いわゆる「超円高」の可能性あり。52週MAとの関係参考にすると、米ドル/円「下がり過ぎ」の可能性出てくるのは90~95円からか。
陳満咲杜流 FXプライスアクション
米ドル/円はブレイクのタイミング!?豪ドル/円は年初来高値更新、上昇モメンタムの一段加速も
米ドル/円 日足週間予想レンジ:103.00~105.00メインストラテジー:レンジ取引・コップの中の嵐が続く・米ドル安の継続が焦...
吉田恒の為替ウイークリー
ユーロ、豪ドル「上放れ」と今後の行方
先週にかけて、ユーロ/米ドル、豪ドル/米ドルなどがこれまでのレンジを大きく上放れてきた。これが米大統領選挙後に一方向への大きな動きが広がるといった「アノマリー」が一因なら、短期間にユーロ/米ドルは1.25米ドル、豪ドル/米ドルは0.76米ドルを目指す見通し。
これは、選挙前の小動きで溜まったエネルギーが、選挙後の「無敵の株高」というテーマを受けたリスクオンの米ドル売りとして発散された可能性。
吉田恒の為替デイリー
米ドル/円が「今週大きく動く」理由
12月の米ドル/円は、経験的にはよく動き、とくに4年に一度の米大統領選挙年の12月は大幅なレンジとなってきた。
先週までの米ドル/円は小動きが続いているが、上述の経験を参考にすると、クリスマス前最後の大きなイベントになる今週のFOMC前後の動きには期待したい。
吉田恒の為替デイリー
中豪関係悪化でも豪ドル高の理由
豪州の貿易で圧倒的に高い割合となっている中国との関係が急悪化しているが、それを尻目に対米ドルでは豪ドルが年初来高値更新となっている。
豪ドルは米大統領選挙前のレンジを、選挙後に上放れてきた。経験的に、選挙後には一方向への大相場になりやすい。そんな経験則からすると、悪材料尻目に豪ドルは0.76米ドルへ一段高に向かう可能性も!?
吉田恒の為替デイリー
「上がり過ぎ」という新興国通貨のリスク
株高、リスクオンが続く中で、メキシコペソや南アフリカランドなどの新興国通貨の上昇が続き、90日MAとの関係で見ると「上がり過ぎ」懸念が強くなっている。
新興国通貨はボラティリティーが高いだけに、下落に転じると一転して「上がり過ぎ」の反動がより下落リスクを高めるリスクがある。
吉田恒の為替デイリー
金利とかい離、株と連動した米ドル/円
米ドル/円は、8月頃から金利とかい離し、米国などの株価と逆相関関係、つまり「米国株高=米ドル安・円高」で展開してきた。
要するに、「コロナ後」の米ドル/円は、金利より株で決まってきたわけだが、それがこの先どう変化するかも注目。
吉田恒の為替デイリー
米大統領選挙後大相場の「息継ぎ」パターン
ユーロ/米ドルなどは、先週から一段高となった。これは、米大統領選挙後に一方向への大相場が展開するプライス・パターンなのか。
米大統領選挙後大相場においても「息継ぎ」はあったが、それは逆方向の日足が小幅にとどまるものだった。選挙後ユーロ高大相場の今後の行方を考える上でも参考にしたい。
田嶋智太郎の外国為替攻略法
問われる「リスクオンでドル売り」の持続性
ユーロ/米ドルが一時強気の展開
強気トレンドがなおも継続する?
「リスクオンでドル売り」に持続性があるのか
相場変動パターンが一気に変化する可能性も
陳満咲杜流 FXプライスアクション
米ドル/円は「円高ではなくドル安」、豪ドル/円は年初来高値が射程圏に
米ドル/円 日足週間予想レンジ:103.00~105.00メインストラテジー:レンジ取引・米ドル全面安でも円高になり切れず・円高で...