FX の記事一覧
吉田恒の為替デイリー
米長期金利の「大幅上昇リスク」
米長期金利、10年債利回りが年明け以降1%を上回り急騰した。ところで、米金利は代表的な景気指標の1つ、ISM製造業景況指数と一定の相関関係が続いてきた。それによると、米10年債利回りは3%へ向かう可能性すらありそう。
米金利の一段の上昇は、為替相場では米ドル買い要因だが、米株にとっては下落リスクの可能性も。FRBも、米金利急騰回避が、当面の重要課題になる可能性あり!?
陳満咲杜流 FXプライスアクション
米ドル/円は103円後半で小動き、豪ドル/円は反落もブル基調を維持
米ドル/円週間予想レンジ:103.50~105.00メインストラテジー:押し目買い・ドル指数との連動・米長期金利との連動・モメンタム...
田嶋智太郎の外国為替攻略法
ドル・ショートの解消続き、ユーロ/米ドルに一段の下値リスク?
「ユーロ安・米ドル高」の背景
欧州経済の先行き不安の高まりによるユーロ売り
次期米財務長官のイエレン氏の発言に注目
吉田恒の為替ウイークリー
ユーロ/米ドル下落が示す「コロナ後」相場の変化
先週米ドル/円は方向感乏しい展開だったが、ユーロ/米ドルはほぼ一本調子で下落。昨年3月「コロナ・ショック」で発生した金利差とのかい離が是正され、米金利上昇へ素直に米ドル買いで反応しやすくなった可能性。
「コロナ・ショック」で発生した金利差からかい離した高過ぎる米ドルの是正が、「リスクオンの米ドル売り」の本質で、それは終了した可能性。米ドルは「売られ過ぎ」懸念が強くなっているため、買い戻し材料に反応しやすくなる可能性も注目。
吉田恒の為替デイリー
豪ドル高の限界、そして反落のリスク
先週、ユーロ/米ドル反落に対し、豪ドル/米ドルは「高止まり」。これは、原油などコモディティー相場上昇の影響か。ただそのコモディティー相場も「上がり過ぎ」懸念が拡大。
年明け以降、豪ドル/米ドルは金利差との関係が逆転。金利差との関係からすると、0.75米ドル割れへ反落するリスクあり!?
吉田恒の為替デイリー
102円半ば~104円半ば、どちらに抜ける?
米ドル/円は、過去半年以上90日MAを上限、それを2%下回った水準を下限としたレンジ中心の上下動が続いてきた。足元のこのレンジは102.4~104.5円。
年明け以降の米ドル/円は下値トライが先行、その後急反発。ただ、これまでのところ上述のレンジ内での上下動にとどまっている。レンジ・ブレークが、当面のトレンドを決める可能性も注目。
吉田恒の為替デイリー
ユーロ安・米ドル高にふれやすい理由
昨年3月「コロナ・ショック」一段落の後から、ユーロ高・米ドル安が続いてきた。ただその中で、ユーロはかなり「買われ過ぎ」懸念が強くなっている。
加えて、昨年末頃から金利差よりユーロ高・米ドル安に転換した可能性がある。以上のように見ると、ポジションに金利差の要因も重なり、きっかけ次第でユーロ安・米ドル高にふれやすくなっている可能性あり!?
吉田恒の為替デイリー
米ドル・キャリー逆流で米ドル高・株安?
「コロナ後」の米ドル安・株高は、米ドル・キャリー取引、米ドル売り・株買いが一因の可能性があった。
そうであれば、先週からの米金利上昇、米ドル高で、米ドル・キャリー取引が逆流することで、株高から株安へ転換する可能性も注目か。
吉田恒の為替ウイークリー
「コロナ後」米ドル安に変化の可能性
先週後半、米ドルは注目のNFPが予想より悪かったことなどにもかかわらず反発。これは米金利の大幅上昇に連れた結果とみられる。「コロナ後」の株高・米ドル安に変化の可能性がある。
「コロナ後」株高・米ドル安が続いてきたことを考えると、米ドル高に転換した場合、株高にも株安へ転換の可能性が出てくるか注目。
吉田恒の為替デイリー
米ドルが買い戻される「もう1つの理由」
先週後半から米ドル反発が目立ってきたが、これには米ドルの「売られ過ぎ」懸念が強く、買い戻し材料に反応しやすくなっている影響もあるだろう。
円ポジションも記録的な買い越し(米ドル売り越し)となっていることから、全体的な米ドル買い戻しに連れやすくなっている可能性あり。
吉田恒の為替デイリー
豪ドル高の理由、そしてそのリスク
豪ドル/米ドルは高値更新が続いてきたが、それは米国株高と連動してきた。「コロナ・ショック」で起こった金利差からかい離した高過ぎる米ドルの修正が基本か。
株高と連動した豪ドル高・米ドル安により、金利差とのかい離は昨年末までにほぼ是正された。今後株安、米金利上昇などをきっかけに、米ドル安の修正(米ドル高・豪ドル安)となるリスクも要注意か。
吉田恒の為替デイリー
ユーロ高・米ドル安の理由と今後の行方
ユーロ/米ドルの高値更新が続いている。これはユーロが買われているというより、米ドル全面安の結果と考えることが基本だろう。
昨年3月「コロナ・ショック」でのパニック的米ドル買いで、金利差から大きくかい離したユーロ安・米ドル高となった。最近にかけてのユーロ高・米ドル安は、金利差で正当化できる水準への回帰が基本だったのではないか。
吉田恒の為替デイリー
米ドル安、対豪ドルは警戒域か
年末年始で米ドル安が拡大したが、どの通貨を対象とするかによって「評価」にはかなり差がありそうだ。
たとえば、52週MAとの関係で見ると、対円での米ドルはとくに「下がり過ぎ」ではなさそうだが、対豪ドルでは「下がり過ぎ」警戒域に入っているといった具合。
吉田恒の為替デイリー
「コロナ後」株高・米ドル安の変化に注目
「コロナ後」一般化した「リスクオンの米ドル売り」。これは、「コロナ・ショック」で起こった金利差からかい離した高過ぎる米ドルの修正が基本で、それはほぼ一巡した可能性。
株高を口実とした米ドル売り、「リスクオンの米ドル売り」に限界が出てきたなら、それに株安拡大も重なった場合は米ドル安の調整が大きくなるリスクも要注意か。
田嶋智太郎の外国為替攻略法
2021年は時代のフェーズが一変し、ビッグ・チャンスが巡ってくるか
年明け後の調整リスクに警戒
年内に時代のフェーズが「コロナ後」に一変する
中央銀行の政策方針の変化に注目
陳満咲杜流 FXプライスアクション
米ドル/円は「リスクオフの円高」が試される!?豪ドル/円は堅調な推移
米ドル/円 日足週間予想レンジ:102.50~104.50メインストラテジー:レンジ取引・「リスクオフの円高」が試される・ブレイク...
吉田恒の為替ウイークリー
1月の為替を予想する
1月の米ドル/円は大きく動く傾向があるため、過去半年以上も続いてきた2円レンジ(足元では102.6~104.7円)での緩やかな下落トレンドが変わる可能性も注目される。
米ドル/円が大きく動き出すなら、「コロナ」後の米ドル売り「成功体験」からも、まずは米ドル売りトライの機運が強そう。ただ米ドル「売られ過ぎ」懸念も強まっている点は要注意。
吉田恒の為替デイリー
「コロナ後最強通貨」豪ドルの上昇は続くのか
「コロナ後」、豪ドルは対米ドルで4割も上昇、その意味では「コロナ後最強通貨」。
ただ「コロナ後」豪ドル高の株や金利差との関係を考察すると、今後は豪ドルのさらなる上昇も限られるようになっていくのではないか。52週MAとの関係でも、すでに「上がり過ぎ」懸念が強くなってきた可能性あり
吉田恒の為替デイリー
為替の「低ボラ化」を否定した2020年
昨年は、主要通貨の年間変動率が軒並み10%を大きく下回り、為替相場全体が構造変化により「低ボラ化」したとの見方すら浮上してきた。
ただ今年は豪ドル/米ドルを筆頭に年間変動率が軒並み10%を大きく上回り、「低ボラ化」は否定された。これが「コロナ・ショック」などの影響による一過性の結果に過ぎないかが、2021年に改めて問われることになる。