吉田恒の為替デイリーの記事一覧
チーフ・FXコンサルタントの吉田恒が独自の視点から日々のマーケット情報や注目材料などをお伝えします。
毎営業日更新

【為替】米失業率で10月FOMCを予想する
10月3日発表の米9月雇用統計は、10月FOMCが9月に続き連続利下げを行うかを判断する上で最も重要な材料となりそうだ。
今回は雇用統計の中でも特に失業率に注目し、10月FOMCの行方を考えてみる。
【為替】記憶に残る為替などの「10月暴落」
先週9月23日のパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長による株価への言及は、FRB議長としては異例だと注目された。ではそのFRB議長も懸念している「10月暴落」はあるのだろうか。
10月は、1987年の「暗黒の月曜日」、1929年の「暗黒の木曜日」など有名な株暴落があったが、為替にも1998年と2008年など記憶に残る「10月暴落」があった。改めて過去の代表例を振り返ってみる。
【為替】円高は4月の139円で終わったのか?
この数ヶ月、日米金利差米ドル優位・円劣位縮小などの米ドル安・円高要因への反応の鈍さが目立っている。
米ドル安・円高は4月に139円を記録したが、あれが米ドル安・円高の終わりだったのか、考えてみる。
【為替】40周年の「プラザ合意」を振り返る
1985年9月22日に、日米欧の先進5ヶ国、G5の財務相および中央銀行総裁会議が緊急発表した為替合意は、会議が行われたNYプラザ・ホテルから「プラザ合意」と呼ばれた。
2025年9月22日は、その「プラザ合意」から40周年になる。歴史的な多国間による為替調整合意であるこの「プラザ合意」について振り返ってみる。
【為替】「小泉・円高」、「高市・円安」なのか?
日銀の今後の利上げ見通しは、自民党総裁選の結果で大きく変わる可能性があるのではないか。
有力2候補、高市氏と小泉氏では日銀利上げ見通しがどう変わるかを考えてみる。
【為替】米ドル/円「FOMC相場」を考える
9月17日のFOMC(米連邦公開市場委員会)では利下げはほぼ確実視されているものの、利下げ幅や今後の利下げ見通しなどについてはまだ見方が分かれている。
このFOMCの結果が、米ドル/円の今後の行方にどのように影響するかを考えてみる。
【為替】通貨安誘導封じを確認した日米共同声明
9月12日公表された日米財務相共同声明では、過度な通貨安誘導を封じる考え方が繰り返された。これまでの経緯から、ベッセント財務長官主導の印象がある。
その意味では過度な円安誘導封じとともに、自民党総裁選を意識したアベノミクス再来へのけん制という狙いもあったかもしれない。
【為替】金利差からかい離広がる「円安の謎」
ここ数ヶ月で、米ドル/円、ユーロ/米ドルとも金利差との関係が大きく崩れた。前者は金利差ほどに円高にならず、後者は逆に金利差以上にユーロ高になっている。この背景で何が起こっているかを考えてみる。
【為替】円安許容上限、2つの「Bシーリング」
1990年代の米クリントン政権は円高誘導策を進める中で円安の許容上限も設定、それは「ベンツェン・シーリング」とされた。
トランプ政権が円高誘導策を行う中でも、円安許容上限「ベッセント・シーリング」が150円程度に設定されている可能性があるのではないか
【為替】トランプ通貨政策のポスト石破への影響
ベッセント財務長官は以前、「トランプ政権は、米国との不均衡な貿易関係を助長するマクロ経済政策をもはや容認しないと貿易相手国・地域に警告してきた」と述べた。
「米国との不均衡な貿易関係を助長するマクロ経済政策」とは、普通に考えたら「過度な通貨安をもたらす金融、財政政策」という意味だろう。では、それが「ポスト石破」政権の経済政策にどう影響するか考えてみる。
【為替】続・「石破退陣」は為替にどう影響するか?
石破総理が退陣することを表明した。私は7月24日付け「『石破退陣』は為替にどう影響するか」というレポートを書いたが、その時の考え方と今でもあまり変わりはない。
鍵は野党との連立で焦点になる消費税減税を「財政赤字拡大=円売り」要因とする見方がどこまで持続するかではないか。
【為替】米雇用統計、失業率4.3%なら0.5%利下げの可能性
9月5日発表予定の米8月雇用統計は、失業率が前回の4.2%から4.3%へ上昇、そしてNFP(非農業部門雇用者数)は前回並みの7.5万人の増加にとどまるとの予想が基本のようだ。
予想通りに失業率が4.3%に上昇した場合、これまでの政策金利、FFレートとの相関関係を参考にすると9月FOMC(米連邦公開市場委員会)では0.5%の大幅利下げの可能性が出てくるのではないか。
【為替】石破・植田会談の目的は円安けん制か
日銀の植田総裁は9月3日、2月以来とされる石破総理との会談を行い、その中で為替についても話題になったことを明らかにした。この石破・植田会談の目的は、やはり円安けん制の可能性が高いのではないか。
【為替】基軸通貨米ドルが試されているのか
トランプ政権となった2025年、ユーロ/米ドルは2021年以来の1.2米ドル近くまで上昇した。実勢レートでみると、せいぜい4年ぶりのユーロ高・米ドル安でしかないが、テクニカルにみると、基軸通貨米ドルが試されている重大な転換点を迎えているようにも見えなくない。
【為替】ヘッジファンドは円売りを止めたのか?
日米金利差(米ドル優位・円劣位)縮小の割に、米ドル/円の「下げ渋り」が続いた。
その一因として、空前の規模まで拡大したヘッジファンド(ヘッジF)の円買いポジションの損失回避のための処分に伴う円売りがあるとみられた。
しかしそのヘッジFの円売りに変化の兆しがある。
【為替】米ドル/円「レーバーデイ・アノマリー」
米ドル/円は過去4週間、146円半ば~148円半ば中心の方向感のない一進一退が続いた。この時期にこのような米ドル/円の方向感の乏しい小動きが続くのは、むしろ「よくあること」だ。
ところが、9月初めの米国のレーバーデイ明けから一変、一方向に大きく動くようになることが多い。



