松本大のつぶやきの記事一覧
相場や金融についてはもちろん、大切な旧友のこと、大好きなお寿司のこと、嬉しかったこと、切ないこと、腹の立つこと、未来への希望、、、マネックス 松本大(まつもとおおき)がジャンルを問わず綴ります。マネックスみんなのつぶやきはこちらでお読みください。
毎週金曜日更新
先生
或る小学校で、先生が生徒をずっと立たせていて問題となったそうです。先生と生徒の関係は、一体どのようになっているのでしょうか。私は極めて落ち着きのない子で、小学校5年生の頃はほぼ一年中、毎日立たされていました。立たされてもまだうるさいので廊下に出される...
国民年金
社会保険庁が今日発表した所によると、自営業者や20歳以上の学生らが加入する国民年金の未納率は、昨年から更に8.1ポイント上昇(悪化)して何と37.2%に達したそうです。国民皆年金と言いながらのこの未納率は、あまりにも建前と現実のギャップが大き過ぎると...
人民元
台湾の中央銀行が、『中国政府は年内に人民元を切り上げる可能性が極めて高い』とする研究をまとめたらしい。これは台湾最大の経済紙である工商時報が昨日の新聞の一面で報じたとする毎日新聞の記事を読んだものです。伝聞情報ですし、そもそも台湾による中国研究という...
債券ベア
お待たせしました。多くの御要望に応えて、債券ベアファンド(DKA債券ベアオープン)を本日からコールセンターで取り扱いを始めました。これは、簡単に言うと長期金利が上昇すると基準価格が上がる投信です。先週の金曜日時点での基準価格は1904円ということです...
統計
統計というものは大変興味深く、読みようによっては色々な動きが分かります。私がいつもチェックしているいくつかの統計の中の1つに、国際収支動向(財務省発表)があります。これは毎月発表されるのですが、その中で特に注意してみているのは資本収支です。5月の資本...
経済的多様性
日本の多様性のなさは、しばしば指摘されてきました。しかし多様性がないといえば、社会主義国家なども同様です。北朝鮮もキューバも、一般に考えられる多様性のなさに於いては、日本よりも強烈でしょう。しかし日本の方が或る意味に於いてはより多様でないとも言えると...
ミャウリンガル
タカラが大ヒット作「バウリンガル」に続いて、何と「ミャウリンガル」を11月に発売するそうです。読んで字の如く、今回は猫後翻訳機です。ペットとのコミュニケーション商品ですが、ちょっと考えれば次に来そうなことが分かりそうですが、少なくとも私にとっては全く...
遠近感
マスコミなどに於ける遠近感の問題は今までに何度もつぶやきで触れてきました。しかし、やはりまた、このことについて話したいと思います。私の懸念は、マスコミがあまりにもあらゆることを報道するので、情報の受け手側で遠近感を失ってしまっているのではないかという...
民間閣僚
「外交、景気、教育という大事な分野を担当しているのはすべて民間閣僚だ。議院内閣制では国会議員が内閣を占めるべきだ。」との発言が自民党の青木参院幹事長からあったようです。この件については去年の10月2日のつぶやきに書きましたが(マネックスのトップページ...
産業医
当社には月に一回、産業医が来ます。50人以上社員がいる事業所には義務づけられており(労働安全衛生法)、当社はまだ50人弱なのですが毎月来ます。社員の相談を受けたり、社員全員に対してSARSの話であるとか、色々と御講話なるものを話してくれたりします。実...
利食いと損切り
利食いと損切りのタイミングは、トレーダーにとっての永遠のテーマです。私も何度かつぶやきの中で話してきました。この永遠のテーマにつき、或る程度の答えというか考え方のフレームワークを提供したのが、昨年ノーベル経済学賞を取ったダニエル・カーネマン教授の行動...
壁
人は様々な壁を無意識のうちに立てています。などと言うと養老孟司さんの本のようですが、ちょっと違う話です(しかしその本はまだ読んだことがないので、もしかしたら重なっているかも知れません)。高橋尚子さんが女子マラソンで2時間20分を切ると、忽ち他の選手も...
マーケット
マーケットのことはマーケットに聞けと言いますが、正にその通りです。一般に連想される結果と、マーケットの反応は違うこともままあります。しかしマーケットの動きにはちゃんと理由があり、それが変わることはありません。一般に流動性に関しては誤解されがちだと思い...
変化
変化は色々な所に起きているのかも知れません。或いは実態は変わっていなくとも、観測者の心理状態によって変化しているように見えることもあります。いずれにしろ、最近の日本は何かが変化しているように感じられます。最初に変化の兆しがあると言ったのは、スノー財務...
ヒト
ふと、変なことを考えてみました。地球上のヒトを全部集めたらどれくらいの体積になるでしょうか?平均体重を60キロ、比重を1、世界人口を60億人と仮定すると、計算間違いをしていなければ0.36立方キロメートル、711メートルを一辺とする立方体、或いは半径...
手口
今週から東証における手口が非公開化されました。このことには果たしてどのような効果があるでしょう。今年の2月5日につぶやきに書きましたが(同日の編集長の独り言にも書かれています)、匿名性が担保されることによって流動性の向上に繋がるのではないかという仮説...
熊本
生まれて初めて熊本に来ました。日帰りの出張ですが、短い時間でもそれなりの発見はあるものです。気になったのは熊本城を造った加藤清正の加藤家の紋所と、その後封ぜられた細川家の紋所が似ていることです。加藤家は蛇の目紋、単純なドーナツ型です。細川家は九曜の紋...
夏
マーケットが熱い。債券から株式へ、デフレ資産からインフレ資産へ、お金の流れが変わりつつあるのでしょうか。今日の竹中大臣の発言も、そのような流れを追認しているようです。まだ言い切るには時期尚早ですが、何かが変わりつつある、或いは何かが変わった可能性は十...
人工衛星
今晩、小さな小さな人工衛星が打ち上げられます。CubeSatと呼ばれるこの衛星は、何と一辺が10センチの立方体で、各国の大学などが開発し、通常の人工衛星の打ち上げをする際に便乗して宇宙に連れてってもらうという企画で、1999年から進められてきました。...
錯覚
いろいろな錯覚があるものです。昔から違和感を持っているのは、空港を離着陸するジェット旅客機の目に映る速さです。都心、銀座の近くから羽田の方を見ると、ジャンポジェットがお台場の先をゆっくりと飛んでいます。近くを飛ぶ飛行機ほど速く見えます。これは飛行機の...