当社には月に一回、産業医が来ます。50人以上社員がいる事業所には義務づけられており(労働安全衛生法)、当社はまだ50人弱なのですが毎月来ます。社員の相談を受けたり、社員全員に対してSARSの話であるとか、色々と御講話なるものを話してくれたりします。実は彼は私の中学時代からの親友で、今は埼玉県の入間で開業しています。月に一回、大手を振って(仕事ですから)都心に出てきて、仕事が終わったあとに私と一緒に食事に出掛けます。
とにかく食べるのが好きで、大概一食では済まず、食べ物屋を梯子することになります。昨晩は寿司屋のあとに焼鳥屋に行きました。一度ステーキ屋でステーキを食べたあとに、デザート代わりにもう一枚ステーキを食べたこともあります。気の置けない仲とはまさにこんな仲を言うのでしょうか、お互いの仕事の悩みなどを話すこともありますが、特に話さず、ボソッボソッと野球や政治のことなど、答えを期待するでもなくつぶやきながら、静かに食べて飲んでいるだけの時もあります。そして最後は、産業医代よりも高いタクシー代を自分で払って、夜中に帰っていくことになります。古くからの友人は、本当にいいものですね。