松本大のつぶやきの記事一覧

相場や金融についてはもちろん、大切な旧友のこと、大好きなお寿司のこと、嬉しかったこと、切ないこと、腹の立つこと、未来への希望、、、マネックス 松本大(まつもとおおき)がジャンルを問わず綴ります。マネックスみんなのつぶやきはこちらでお読みください。

毎週金曜日更新
松本大のつぶやき
大小
昨日のつぶやきに書いたように、アメリカの金融市場は少しずつ回復してくるように思えます。病気が治る時、一気に良くなる訳ではありませんが、或る時点から、三寒四温のような波を縫いながら、次第に快方に向かっていく。そんな転換ポイントがあるものですが、そのポイ...
反転か
金融市場の騒動は、ようやく落ち着くでしょうか?今迄サブプライムに関係する話では、基本的に「昨日より今日は値段が下がる」と云うのが常でしたが、JPモルガンによるベア・スターンズの買収価格が、1株当たり2ドルから10ドルに引き上げられました。もちろん、元...
靴の穴
私の靴には穴が空いています。正確には、穴が空きそうになっています。左足。中指の付け根から更に2-3センチ下がった、足の裏で一番出っ張ったところに呼応する部分が、常に削れてくるのです。どんな靴でも同じ結果になります。革靴の底は多重構造になっていて、先ず...
未来
アーサー・クラークが死んだそうです。享年90歳。アーサー・クラークと云えば、「2001年宇宙の旅」の原作者です。スタンリー・キューブリックが撮ったこの映画の主人公の名前はHAL。人間を超えた知能を持ったコンピューターです。HALはIBMのアルファベッ...
花の匂い
東京の街角に、様々な花が咲き始めました。週末に街を歩いていると、沈丁花の匂いが漂ってきました。私にとってもっとも鮮明に春を意識させる匂いです。沈丁花はその存在を匂いで強烈にアピールしますが、視覚的には何処にあるかも分からないほどに控えめです。一方椿は...
日銀総裁
このつぶやきを書いている時点で、未だ次期日銀総裁は決まっていません。流石に困ったものです。困ったのは日銀総裁が空席になるかも知れないという事実よりも、日銀総裁を決められない政治プロセスであることを、政治家の方々は認識しているのでしょうか?もし所謂”日...
卒業
ドルも、株価も大変です。しかしマーケットについて話すのは、日銀総裁も決まらない中で、且つ恐らく明日には決まる中で、怪力乱心を語るような風なので、一日控えておきます。たださはさりながらちょっとだけ話しておくと、この期に及んで決まっていないのは何とも情け...
バルコニー
マーケットの動揺が止まりません。次から次に悪い話も出てきて、それらに気が取られます。こう云う時は、様々なことが、悪い方にばかり振れがちです。いわゆる”負のサイクル”に入ってしまう訳です。早晩、このような状況は止まります。以前から何度も書いているように...
時間、再び
人が何かしらを生産する際のベースとなる”時間”とは、中々単純なようで複雑なものです。時間がなければ、何も生産することが出来ません。では時間があれば何か生産できるかというと、必ずしもそうではありません。しかし思うのですが、やはり時間を確保することが、何...
ストレッチ
私は毎日ストレッチや簡単な基礎トレーニングをします。これは体調管理のためで、自分なりにヴァージョン・アップを重ねてきており、坐骨神経痛の類の予防、体重管理などなど、様々な効果があります。年と共に重力に負けてくる部分のささやかな抵抗にも一役買っています...
ことば
言の葉と書いて言葉。なんとも洒落た命名だと思います。世界には色々な人がいて、様々な言葉を使っています。そして言葉が通じる時も、通じない時もあります。言葉は通じなくとも、笑顔と身振りで、意思疎通が出来ることもあります。この場合のからだの表情は、ある種の...
チームQ
私はアスリートではないので、陸上競技者の体と心のトレーニングの厳しさ、そして本番で力を発揮することの難しさを知りません。しかし傍観者として見ているだけでも、マラソン、特に女子マラソンのそれらは、私の想像を遙かに超えるものがあるように思えます。最近国内...
どこから見るか
昨日はとても楽しい晩でした。ドバイとシンガポールの運用会社から来た7人と、色々と話をしました。特にドバイからの4人は、全員が生まれて初めての日本で、私にとっても全員初対面の顔でした。一緒に投信商品説明会をし、更に一緒に飲む。新しい友人が一気に増えたよ...
西にトラベル
昼過ぎに中国から帰りましたが、今晩はシンガポールと中東ドバイからの客人達とイベント「中東・北アフリカ(MENA)/アジア株式ファンド発売記念セミナー」を催し、そのあとその彼らとディナーです。なんとも多彩な国籍のオンパレードです。ちょっと前だと考えられない...
本屋
初めて、中国の書店を覗いてみました。アメリカに行くと、よく本屋さんには行くのですが、何故か中国では今まで一度も寄ったことがありませんでした。本の中身が分からないので、無意識のうちに行き先の選択肢から除外していたのでしょう。日本でもアメリカでも、書店は...
一杯酒
中国にいると、漢詩を思い出し掛けます。しかし完全に思い出すのではなく、不完全に「思い出し掛ける」としか書けないのが残念です。小さい頃はレ点などが面白くて読み始め、そのうちヴィジュアルな情景を想起させるものを好むようになりました。いくつかの詩は憶えてい...
節供
今日は桃の節供です。本来ならばよもぎ餅を食べ、蛤のお吸い物を頂き、お雛様に託してお祓いをする日ですが、日本にいないため残念ながらそのどれも出来ません。昨日からまた北京にいるのです。1ヶ月少し前にも来たばかりですが、既にどこか変化している気がします。し...
ネクタイの色
服に大して興味がある訳でも、ネクタイに趣味がある訳でもないのですが、長いこと社会人をしていると、自然と持っているネクタイの数が増えて来ます。様々な柄や色。基本はその日の気分でスーツが先に決まり、そのスーツに合うようにネクタイを選びます。しかし実は、そ...
花粉症、再び
世間は花粉症の季節のようです。当社の中でもあちらこちらで発症者を見かけます。この花粉症、私はかつては全く関係なかったのですが、数年前に初めて発症しました。忙しさの所為か、食生活の所為か、或いは体質の変化の所為か?程度としては極めて軽微のものなのですが...
食べ物の悩み
毎晩、毎晩、仕事のディナーが入ります(もちろんそうでない時もありますが)。で、どこに行くかを悩むことになります。「毎晩だからもうどこでもいいじゃないか」、と云う考え方もあると思いますが、私は逆に、「毎晩だからこそ、どこに行くかが極めて重要である」と考...