ドルも、株価も大変です。しかしマーケットについて話すのは、日銀総裁も決まらない中で、且つ恐らく明日には決まる中で、怪力乱心を語るような風なので、一日控えておきます。

たださはさりながらちょっとだけ話しておくと、この期に及んで決まっていないのは何とも情けない話ですが、マーケットは呆れはするものの、実質的に大きく心配しているようには見えず、即ちそれ程の大事とも思っていないようなので、政治家達の独り相撲のような感もあります。もっと世界で何が起きているかを、真摯に見ないといけないと思いますけどね。

あ、話し過ぎました。

今日の本題は卒業です。毎年当社でアルバイトをしている大学生、通称”つくし”が、今年もまた卒業していきました。今日、卒業する5人が全員で挨拶に来たのですが、5人とも名だたる一流大企業に就職していきます。それは喜ばしいことなのですが、ひとつ気になる現象が。4年ほど前のつくし達は、自らベンチャー企業を立ち上げた者が数名いました。或いはジャーナリスト(志望)になったり。この4年間で、随分指向が変わったものだと思います。そして思うのは、大学生の就職先は、ちょっとあまりにもその時その時の時勢に影響を受けすぎているのではないかと云うことです。マーケットで云えば高値掴みとか底値売りみたいな。しかしこの現象は昔から綿々と続いてきたとなのでしょう。

当社を卒業していったつくし達には、どんな環境であれ、大いに頑張って羽ばたいていって貰いたいと思います。グッド・ラック!