言の葉と書いて言葉。なんとも洒落た命名だと思います。世界には色々な人がいて、様々な言葉を使っています。そして言葉が通じる時も、通じない時もあります。言葉は通じなくとも、笑顔と身振りで、意思疎通が出来ることもあります。この場合のからだの表情は、ある種の言葉なのかも知れません。同じ国の中では、人は同じ言葉を使います。でもだからと云って、必ずしも言葉がいつも通じる訳ではありません。同じ国の中や、身近な人ほど、言葉は通じない時もあるものです。
外国の人と話していて、最近ふと思ったのは、言葉は正しいか正しくないかではなく、通じるか通じないかだと云うことです。一事が万事、プロセスに拘り始めると、結果の大切さを見失いがちになります。人は通じたいものだから、ちゃんと通じる努力をしなければいけない。ちゃんと通じる言葉を使わないといけない。そんなことを今更ながら、ふと思ったりしました。